はじめに
2019年2月にヤマノート「登山用カメラバッグを少しの工夫で使いやすく」を載せた。
いままではCanonのフルサイズ一眼とAPS-Cミラーレスを使っており少し手を加えて使っていた。↓
いままではCanonのフルサイズ一眼とAPS-Cミラーレスを使っており少し手を加えて使っていた。↓
あれから1年半以上たちカメラバッグも買い足していき、最近ミラーレスカメラをSony製に新調。
フルサイズカメラにこだわっていたが、最近の技術の進歩によりAPS-Cでも十分な画質となり、今後は軽量のAPS-Cサイズのミラーレスを中心に山行に持っていくことになるだろう。
また、Sony製としたことで、もともと昔使っていて防湿庫に眠っていたMINOLTA製の数あるAマウントレンズも使える様になった(E-Aマウント変換アダプタ使用)ため、これらの交換レンズも山へ持っていきたいとの気持ちが大きくなった。
今回のヤマノートでは前回からの改善点に加え、交換レンズを併用するために登山用カメラバッグもさらなる改善をしたので紹介する。
<注意点>
強度などは使ってみての感想で書いています。組み合わせるものや場合によってはザックやカメラが壊れるかもしれないので自己責任でお願いします。
また、急な岩場や滑落の危険がある場所などではカメラバッグが邪魔をして転倒、滑落などの危険があるので必ずザックにしまって行動してください。
フルサイズカメラにこだわっていたが、最近の技術の進歩によりAPS-Cでも十分な画質となり、今後は軽量のAPS-Cサイズのミラーレスを中心に山行に持っていくことになるだろう。
また、Sony製としたことで、もともと昔使っていて防湿庫に眠っていたMINOLTA製の数あるAマウントレンズも使える様になった(E-Aマウント変換アダプタ使用)ため、これらの交換レンズも山へ持っていきたいとの気持ちが大きくなった。
今回のヤマノートでは前回からの改善点に加え、交換レンズを併用するために登山用カメラバッグもさらなる改善をしたので紹介する。
<注意点>
強度などは使ってみての感想で書いています。組み合わせるものや場合によってはザックやカメラが壊れるかもしれないので自己責任でお願いします。
また、急な岩場や滑落の危険がある場所などではカメラバッグが邪魔をして転倒、滑落などの危険があるので必ずザックにしまって行動してください。
1.チェストバッグ
カメラをベルト等に取り付けるカメラホルスターなども試したが、岩場等はぶつける危険があり結局チェストバッグに落ち着いた。チェストバッグはポケットもあり小物(替えの電池やフィルター)も入れれるので便利である。
(1)フルサイズ一眼用バッグ
昨年のヤマノートで紹介したが市販のカメラバッグで付属のウェストベルトに加え百均のキーホルダー(取り付け方法は前回のヤマノート参照)をつけてザックにぶら下げて併用、すぐに取り出せる様にしている。
昨年のヤマノートで紹介したが市販のカメラバッグで付属のウェストベルトに加え百均のキーホルダー(取り付け方法は前回のヤマノート参照)をつけてザックにぶら下げて併用、すぐに取り出せる様にしている。
(2)望遠レンズ用バッグ
望遠は重いのだが、違う景色が取れるのが魅力で、ここぞの山行では持っていく。
昨年のヤマノートでは完全手作りのものを紹介したが、その後ハクバ製のGW-PROシリーズを購入。
(1)と同様にウェストベルトとザックにぶら下げるためのベルトが付属されており、併用している(市販品をそのまま使用)。このベルトは取り外し可能で他のチェストバッグにも使える。
望遠は重いのだが、違う景色が取れるのが魅力で、ここぞの山行では持っていく。
昨年のヤマノートでは完全手作りのものを紹介したが、その後ハクバ製のGW-PROシリーズを購入。
(1)と同様にウェストベルトとザックにぶら下げるためのベルトが付属されており、併用している(市販品をそのまま使用)。このベルトは取り外し可能で他のチェストバッグにも使える。
(3)ミラーレス一眼用バッグ
市販のカメラカバーにハトメパンチで穴を空けカタビラをつけて使っていたが、強度に問題があり破れてきた為、(2)と同じくハクバ製のGW-PROシリーズを購入して使っている。
このチェストバッグはウェストベルトはついていないため、(1)と同様百均のキーホルダーを使い2点止めでザックにぶら下げているがミラーレスは重量が軽いので強度は十分である。
今回Canon製→Sony製に買い替えたがぎりぎり入ったので同じものが使っている。
市販のカメラカバーにハトメパンチで穴を空けカタビラをつけて使っていたが、強度に問題があり破れてきた為、(2)と同じくハクバ製のGW-PROシリーズを購入して使っている。
このチェストバッグはウェストベルトはついていないため、(1)と同様百均のキーホルダーを使い2点止めでザックにぶら下げているがミラーレスは重量が軽いので強度は十分である。
今回Canon製→Sony製に買い替えたがぎりぎり入ったので同じものが使っている。
(4)コンデジ
コンデジは24-720mmの超望遠を購入。記録用写真や遠くの山などを目一杯拡大したい場合、頂上で誰かに記念写真を撮ってもらう場合、雨で一眼を取り出したくない場合などに使っている。重量が240g程度でストレスなく持っていけるため、一眼やミラーレスと併用している。
市販のカメラケースを購入してザックの肩ベルトにカメラケースのホック式ベルトで取り付けてすぐに取り出せる様にしている。
コンデジは24-720mmの超望遠を購入。記録用写真や遠くの山などを目一杯拡大したい場合、頂上で誰かに記念写真を撮ってもらう場合、雨で一眼を取り出したくない場合などに使っている。重量が240g程度でストレスなく持っていけるため、一眼やミラーレスと併用している。
市販のカメラケースを購入してザックの肩ベルトにカメラケースのホック式ベルトで取り付けてすぐに取り出せる様にしている。
2.レンズ用ポーチ
Sony製のミラーレスは18-105mm(フルサイズ換算27-157mm)F4.0のレンズと一緒に購入したのでズーム幅はフルサイズで使っていた24-105mmよりは広くなったが、せっかくF1.4の明るい単焦点やF2.8の中望遠ズームのAマウントレンズが使える様になったので山行でもここぞのところで使いたい。
交換レンズをザックに入れて持っていくと交換の度にザックを一度降ろす必要がありいちいち手間なのと時間ロスになる。何とかチェストバッグ同様に手に届くところに配置できないかと考え、レンズポーチでぶら下げれないか検討した。
交換レンズをザックに入れて持っていくと交換の度にザックを一度降ろす必要がありいちいち手間なのと時間ロスになる。何とかチェストバッグ同様に手に届くところに配置できないかと考え、レンズポーチでぶら下げれないか検討した。
(1)単焦点レンズ用ポーチ
50mmF1.4と85mmF1.4レンズ用にレンズポーチをネットで見つけ購入。
Mサイズ:内径サイズが直径9cm×高さ13cm
Lサイズ:同直径10cmm×高さ17cm
高弾力クッション(耐衝撃)+防水でベルト等にぶら下げるためのハンドルもついている。↓
50mmF1.4と85mmF1.4レンズ用にレンズポーチをネットで見つけ購入。
Mサイズ:内径サイズが直径9cm×高さ13cm
Lサイズ:同直径10cmm×高さ17cm
高弾力クッション(耐衝撃)+防水でベルト等にぶら下げるためのハンドルもついている。↓
ポーチのハンドルににチェストバッグのウェストベルトを通したいがミラーレス用チェストバッグはウェストベルトがないため、バックル式ベルトをこれまたネットで見つけ購入、チェストバッグのベルト穴に通しこのベルトにポーチのハンドルも通す。↓
そして今までの様にザックにぶら下げればポーチも手に届く斜め前に取り付けができる。これでザックをいちいち降ろさなくてもレンズ交換が可能となった。
なおレンズポーチにも百均のキーホルダーを取り付け、揺れ防止+2点止めで強度を強化。↓
なおレンズポーチにも百均のキーホルダーを取り付け、揺れ防止+2点止めで強度を強化。↓
(2)中望遠ズームレンズ
80-200mmF2.8の中望遠レンズは重く、大きいため同じポーチのXLサイズを使えば入るには入るが、強度を考え望遠用チェストバッグに収納。↓
80-200mmF2.8の中望遠レンズは重く、大きいため同じポーチのXLサイズを使えば入るには入るが、強度を考え望遠用チェストバッグに収納。↓
このチェストバッグには中敷きクッションがあるのでクッションを上に配置↓
中敷きクッションの上にミラーレスカメラがレンズ付きでぎりぎり収納できたのでこのパターンで行くこととした。↓
カメラに中望遠レンズを取り付けたままにしたい場合には、もともと付けていた18-105mmレンズを収納できる様に(1)で紹介したLサイズポーチを(1)と同様に望遠用チェストバッグのウェストベルト(または購入したバックルベルト)に通し、↓
同様にザックにぶら下げれば完成。↓
これでザックをいちいち降ろさなくてもレンズ交換が行える様になった。
このパターンで先日御嶽山に登り、望遠ならではの景色が撮れ大満足。
このパターンで先日御嶽山に登り、望遠ならではの景色が撮れ大満足。
3.落下防止対策
(1)一眼、ミラーレスカメラ用
カメラの落下防止対策として一眼、ミラーレスにはヤマレコユーザさんに紹介してもらった落下防止ストラップをつけた。ストラップのカラビナはモンベル製に付け替えてモンベル製品っぽくして見た目を改善。このカラビナをザックの上の方に取り付ければつけたまま撮影ができもしもの時の落下防止となる。
また、このストラップをつけることによりネックストラップを外せたので、チェストバッグ収納時にストレスなく収納ができる。
カメラの落下防止対策として一眼、ミラーレスにはヤマレコユーザさんに紹介してもらった落下防止ストラップをつけた。ストラップのカラビナはモンベル製に付け替えてモンベル製品っぽくして見た目を改善。このカラビナをザックの上の方に取り付ければつけたまま撮影ができもしもの時の落下防止となる。
また、このストラップをつけることによりネックストラップを外せたので、チェストバッグ収納時にストレスなく収納ができる。
(2)コンデジ用
コンデジは百均のばね型ストラップを使用。頂上で記念撮影をお願いする時などはすぐに取り外して渡せる様にフック式とした。
コンデジは百均のばね型ストラップを使用。頂上で記念撮影をお願いする時などはすぐに取り外して渡せる様にフック式とした。
4.雨対策(防水)
(1)一眼用チェストバッグ、望遠用チェストバッグ
GW-PROシリーズに防水カバーが付属されていたのでこれを使用。
大は小を兼ねるため一眼用チェストバッグにも同じカバーが使える。カバーはチェストバックのポケットに収納できる。↓
GW-PROシリーズに防水カバーが付属されていたのでこれを使用。
大は小を兼ねるため一眼用チェストバッグにも同じカバーが使える。カバーはチェストバックのポケットに収納できる。↓
(2)ミラーレス用チェストバッグ
こちらは防水カバーが付属されていなかったので、百均の自転車用サドルカバーを購入。
これががすっぽりジャストフィットするためこれを使用。同じくチェストバッグのポケットに入れて携行。↓
こちらは防水カバーが付属されていなかったので、百均の自転車用サドルカバーを購入。
これががすっぽりジャストフィットするためこれを使用。同じくチェストバッグのポケットに入れて携行。↓
(3)コンデジ
こちらはカバーなし。小さいので雨が降った場合にはズボンのベルトに付け替えてレインウェアで隠すことができる。↓
こちらはカバーなし。小さいので雨が降った場合にはズボンのベルトに付け替えてレインウェアで隠すことができる。↓
(4)レンズ用ポーチ
先に書いたが防水性のためこのまま使える。↓
先に書いたが防水性のためこのまま使える。↓
(5)レインウェア
モンベルのバックラップレインコートを購入。
ザックの上から着れるレインコートで大きめのLサイズを購入。見た目はアレだが、チェストバッグも中に入るのでチェストバッグやポーチごと雨から守ってくれる。大雨の時はこれを着て大事なカメラやレンズへの浸水を防ぐ。(まだ使う機会には遭遇していないが)
ウェストを締めるゴムベルトを引っ張ると下の方が拡がらない機構もついている。↓
モンベルのバックラップレインコートを購入。
ザックの上から着れるレインコートで大きめのLサイズを購入。見た目はアレだが、チェストバッグも中に入るのでチェストバッグやポーチごと雨から守ってくれる。大雨の時はこれを着て大事なカメラやレンズへの浸水を防ぐ。(まだ使う機会には遭遇していないが)
ウェストを締めるゴムベルトを引っ張ると下の方が拡がらない機構もついている。↓
5.最後に注意点
・百均グッズを使っている部分もあり強度は保証しません。
あくまでも使ってみての感想なので、組み合わせによっては破損したりする可能性があります。また、百均製品などは部品は定期的に取り換えてください。
・カメラバッグやレンズポーチを取り付けるとお腹のあたりに突起物ができることになります。
急な岩場や滑落・転倒の危険がある場所ではカメラバッグやポーチごとザックにしまって行動してください。
長文失礼しました。お付き合いいただきありがとうございます。
皆様の登山の思い出を残す写真。楽しく安全に撮れることを願っています。
以上
あくまでも使ってみての感想なので、組み合わせによっては破損したりする可能性があります。また、百均製品などは部品は定期的に取り換えてください。
・カメラバッグやレンズポーチを取り付けるとお腹のあたりに突起物ができることになります。
急な岩場や滑落・転倒の危険がある場所ではカメラバッグやポーチごとザックにしまって行動してください。
長文失礼しました。お付き合いいただきありがとうございます。
皆様の登山の思い出を残す写真。楽しく安全に撮れることを願っています。
以上
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
Gen★chanさんの記事一覧
- 野鳥撮影のコツ教えます(その2)−鳥撮の鏡(ちょうさつのレンズ)飛翔編− 66 更新日:2023年09月25日
- 野鳥撮影のコツ教えます−鳥撮の鏡(ちょうさつのレンズ)− 164 更新日:2021年10月19日
- ヤマレコMAPの設定とGPS精度の関係 123 更新日:2020年12月29日
※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
どなたでも、山に関する知識や技術などのノウハウを簡単に残して共有できます。
ぜひご協力ください!
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する