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更新日:2021年08月31日 訪問者数:1523
クライミング/沢登り 山道具・装備
草付き/泥壁用アイスハンマー流用の考察と改造
桃奈々
今迄愛用していたハンマーはこの二つです。
かなり年代物のピック無しは、514gと軽量でシャフトも短いですが、ウッドシャフトなので重量の殆どがヘッド部の為、打撃力は高く使い勝手も良いです。
残念ながら経年劣化でシャフトとの結合部にガタが出てしまい針金でごまかしています。
一方のイタリア CAMP製のピック付は、ピックは短いものの幅が広いので柔い泥壁でも保持力はある程度有り、ウッドシャフトとの連結はピッケルと同様の構造で頑丈だし、シャフトが長いので打撃力もあります。そしてなによりそのスタイルがお気に入りです。
重量は620g位有りましたが、グラインダーで軽量加工して593gまで落としています。
昨年、K君が沢登り/藪壁用バイルが高いのなんのと言っていたので、中古のアイスバイルを改造したらと提案しましたが、中々納得しない・・
仕方が無いので私が落札して、実際に改造して見ることにしました。
選んだのはハーフチューブピックLow HOMMINGBIRDです。ハーフチューブは柔い泥壁でも保持力がありそうだからです。
シャフトが長いのと全体重量が有りそうなので、ヘッドを取り外しシャフトをカットして短くし軽量化する予定でした。
LOWハミングバードは\3000位の安値で落札出来ましたが、重量は680g位有り、ずっしり重いです。

その上、バランスはシャフトの4/5辺りで、グリップの重さがかなりあります。逆にヘッド部の重量はウッドシャフトのより軽いかも・・

軽量化にはスチール製のヘッド部を削るのが最も効果的ですが、ヘッド部を軽量化したら打撃力が不足しそうです。
予定通りシャフトのカットを行う事にしました。

経験上、ヘッドの重量は450g位は無いと、極小リスにクロモリを無理やりぶち込む時や、ジャンピングでボルト穴を作る時は厳しいと思っています。
また、打撃面も小さいと、頻繁に打つ場合はストレスを感じます。
ヘッドとシャフトを固定してあるピンは簡単に抜けましたが、シャフト自体が焼嵌め圧入して有る様で、バーナーであぶろうが何をしようが抜けません。
方針を変え、グリップを抜いてみました。
バンド通し用の銅パイプ、カシメをドリルで取れば、抜けました。
ピック付ウッドシャフトのハンマーと同じ長さにになる様、シャフトをカットしグリップを再取付。
銅パイプは再使用不可能だったので、適当に転がっていたアルミパイプを突っ込みました。

鉄パイプのシャフトは少しくらいカットしても大した軽量化にはなりませんでした。
それに対し、ゴム製のグリップはかなり重く130g位あったので、上部を4cm位カットしました。
シャフトカットとグリップのカット、ヘッド部を少し研磨して、重量は608gとなりました。
シャフトが短くなったので、相対的にピックが長く感じるので、使用してみて短くカットするかもしれません。ピックをカットすれば、600gを切る事が出来そうです。
実際使用してみて、ハーフパイプビックの柔い泥土壁に対する支持力は抜群でした。
南牧村立岩南壁で、ホールドが無く泥壁に打ち込んだピックに全体重をかけて這い上がる場面を経験しましたが、不安は有りませんでした。
ショートピック/ウッドシャフトより明らかに保持力は上です。
ハーケンも打ってみましたが、打撃力は充分で、心配された打撃面が少なめというのも気になりませんでした。
新しめのアイスバイルやアイスハンマーのピックは薄歯が多く、柔い泥壁だと切ってしまい保持力がいまいちです。
それに対しハーフパイプピックは、形状と幅が有効に作用して保持力が高くお勧めです。

後日のK君が購入したアルミシャフト/ハーフパイプビックのバイルは、石突が付いていたので石突をカットしたら全体の軽量化とバランスの改善が出来たとの事でした。
これはアイスクライミングで良質なスクリューハーケンが登場する以前、主流はスナーグという打ち込みパイプのアイスハーケンでした。その頃に改造したバイルの打撃ヘッドです。打撃面が小さくて使いにくかったので、溶接肉盛りしてグラインダーで仕上げました。
打撃力不足や打撃面を確保する改造、逆にヘッド側の軽量化も容易です。

総重量の軽量化は、ヘッド部の軽量化では打撃力が落ちてしまいますので、シャフト側の軽量化をしたいものです。しかしシャフト側の軽量化は困難な場合が多いです。
なのでウッドシャフトの出物が無いかと思っています。
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