Google マップで山行ログを3D表示したり、経路を GPX ファイルにしてヤマレコアプリや地図ロイド、ジオグラフィカ、その他で使用する方法です。
基本的にはパソコンでの作業になりますが、ログの3D表示は Google Earth がインストールしてあればスマホやタブレットでもできます。
マイマップもスマホやタブレットでも使えますが、スマホ版では Google Earth を起動するリンクは無いようです。
(このノートの画像は2023/04/06現在のもので、Google Map や Earth の仕様変更で変わる事があります)
基本的にはパソコンでの作業になりますが、ログの3D表示は Google Earth がインストールしてあればスマホやタブレットでもできます。
マイマップもスマホやタブレットでも使えますが、スマホ版では Google Earth を起動するリンクは無いようです。
(このノートの画像は2023/04/06現在のもので、Google Map や Earth の仕様変更で変わる事があります)
1-1.ログの3D表示(パソコン)
Google Earthがインストールしてあればログを3Dで見られますが、インストールしてなくてもGoogle マップで見られます。
山行記録からログをダウンロードしたり、手書きで作成したGPXファイルを用意してマイマップを開きます。
マイマップの開き方が分からない場合は以下を参照してください。
山行記録からログをダウンロードしたり、手書きで作成したGPXファイルを用意してマイマップを開きます。
マイマップの開き方が分からない場合は以下を参照してください。
マイマップが開いたら「無題のレイヤ」の「インポート」をクリックするとファイルの入力画面になり、そこにログファイルをドラッグ&ドロップするか「デバイスのファイルを選択」でログを入力します。
ログが大きかったり、GPXファイルの形式によっては読み込まれない時がありますがKMLファイルに変換すれば読込まれます。
GPXファイルからKMLファイルの変換は、ヤマノートに上げている「GPX→KML変換」(GPX2KML)で出来ます。
ログが大きかったり、GPXファイルの形式によっては読み込まれない時がありますがKMLファイルに変換すれば読込まれます。
GPXファイルからKMLファイルの変換は、ヤマノートに上げている「GPX→KML変換」(GPX2KML)で出来ます。
ログを読込むと地図にルートが表示され、地図の名前のメニュー(点が3つ縦に並んでいる)から「Google Earth で表示」を選択すると新しいタブでGoogle Earthが立ち上がり画面にルートが表示されます。(少し時間がかかります)
ルートが表示されたら地球マークの周りにある3Dをクリックして表示を切り替え、マウスで上下左右にドラッグし、ホイールを回して好みの画像にします。(図1)
[Sift]キーや[Ctrt]キーを押しながらやれば俯角や仰角、ズームイン/アウト、方向回転ができます。
GPXファイルをインポートした場合はマイマップの軌跡の色は水色、Google Earthの表示も水色になります。マイマップの軌跡の色は変えられますが赤は無いようです。(赤に近い色はあります)
GPX→KML変換でルートの色を赤としてKMLにすれば赤にできます。
ルートが表示されたら地球マークの周りにある3Dをクリックして表示を切り替え、マウスで上下左右にドラッグし、ホイールを回して好みの画像にします。(図1)
[Sift]キーや[Ctrt]キーを押しながらやれば俯角や仰角、ズームイン/アウト、方向回転ができます。
GPXファイルをインポートした場合はマイマップの軌跡の色は水色、Google Earthの表示も水色になります。マイマップの軌跡の色は変えられますが赤は無いようです。(赤に近い色はあります)
GPX→KML変換でルートの色を赤としてKMLにすれば赤にできます。
場所によってはルートが途切れて表示される場合があります。(図2)
その時は地図のスタイルのレイヤで「建物の3D表示をオンにする」をオフにします。
その時は地図のスタイルのレイヤで「建物の3D表示をオンにする」をオフにします。
レコのルート図にあるマップ機能で地名入りのGPXファイルをダウンロードして地名をウェイポイントに変換すれば、その地名を表示することもできます。(図3)
地名をウェイポイントに変換したり、そのウェイポイントを編集するのは以下のヤマノートのツールで出来ます。
地名をウェイポイントに変換したり、そのウェイポイントを編集するのは以下のヤマノートのツールで出来ます。
レイヤの削除や追加を行って別のルートをインポートしてGoogle Earth で表示させたとき、前のルートが表示されたり、ルートが出ないことがあります。
その時はプロジェクトを削除して、一度Google Earthを閉じて再度表示させます。(図4)
その時はプロジェクトを削除して、一度Google Earthを閉じて再度表示させます。(図4)
参考リンク
Googleマップの「マイマップ」とは?使い方や活用方法を紹介
https://join.biglobe.ne.jp/mobile/sim/gurashi/google_mymap181129/
グーグル アースのWeb版について
https://g-tips.jp/google-earth/earth-web/
Googleマップの「マイマップ」とは?使い方や活用方法を紹介
https://join.biglobe.ne.jp/mobile/sim/gurashi/google_mymap181129/
グーグル アースのWeb版について
https://g-tips.jp/google-earth/earth-web/
1-2.ログの3D表示(スマホ、タブレット)
スマホやタブレットでのログの3D表示は、Google Earth のアプリに KML に変換したログをインポートすれば出来ます。ログの KML 変換はスマホやタブレットでも GPX2KML が使えます。
手順:
1.Google Earth をインストール(Playストア、App Storeから)
2.GPX2KML をダウンロード(ヤマノートの GitHubリンクから)
基本的にはパソコンと同じですが GitHub でスマホ用の画面が表示される事があります。
手順:
1.Google Earth をインストール(Playストア、App Storeから)
2.GPX2KML をダウンロード(ヤマノートの GitHubリンクから)
基本的にはパソコンと同じですが GitHub でスマホ用の画面が表示される事があります。
3.GPX2KML-main.zip を解凍して GPX2KML を立ち上げる
ダウンロードしたzipファイルをタップすると同名のフォルダが作られます。
その中にある GPX2KML.htm をタップするとブラウザで GPX2KML が立ち上がります。
4.ログを GPX2KML に読み込ませ KML に変換する
ダウンロードしたzipファイルをタップすると同名のフォルダが作られます。
その中にある GPX2KML.htm をタップするとブラウザで GPX2KML が立ち上がります。
4.ログを GPX2KML に読み込ませ KML に変換する
5.ログを Google Earth に読込む
5.Google Earth の操作
2.計画ルートの作成
登山アプリやGPS機器で使うためにGoogleマップの経路検索のルートをファイルにする方法です。
経路検索では高尾山や筑波山のような有名所の一部を除いて登山道は出てこないので山歩きに使える場所は限られますが、街中であれば道路だけでなく遊歩道にもルートが引けます。
それをGPXに変換してヤマプラや「らくル〜ト」で作った登山ルートと合わせれば、例えば駅から登山口までが離れていてヤマプラに経路が無いときなど手動入力する必要がなくなります。また、ウオーキングやランニングにはそのまま使えます。
経路検索では高尾山や筑波山のような有名所の一部を除いて登山道は出てこないので山歩きに使える場所は限られますが、街中であれば道路だけでなく遊歩道にもルートが引けます。
それをGPXに変換してヤマプラや「らくル〜ト」で作った登山ルートと合わせれば、例えば駅から登山口までが離れていてヤマプラに経路が無いときなど手動入力する必要がなくなります。また、ウオーキングやランニングにはそのまま使えます。
ルートが決まったらブラウザのアドレスバーのURLをコピーしてmapstogpxのサイト( https://mapstogpx.com )の「Paste your Google Maps link here...」に張り付けて[ LET'S GO ]を押します。暫くするとルートのGPXファイルファイルがダウンロードされます。
ダウンロードしたGPXファイルをヤマプラで作ったルートと共に登山アプリやGPS機器に読み込ませるのですが、mapstogpで作ったファイルには時間や標高データが入っておらず、アプリによっては標高のグラフ等が上手く表示されません。
時間や標高データを追加したり、ヤマプラで作ったルートと繋げて1本のルートにするのはGPXログエディタでできます。
Googleマップの検索経路は地図としては保存できませんが、マイマップを使うと地図そのものを保存しておけます。レイヤを追加すれば複数の経路を作成できます。
保存は何もしなくてもGoogleドライブに入っており、後からいつでも呼び出せます。
マイマップで作ったルートはmapstogpxではGPXファイルに変換できませんが、KMLファイルとしてダウンロードできます。
GPXログエディタはKMLファイルを入力できるようになっており、GPXファイルに変換できます。
時間や標高データを追加したり、ヤマプラで作ったルートと繋げて1本のルートにするのはGPXログエディタでできます。
Googleマップの検索経路は地図としては保存できませんが、マイマップを使うと地図そのものを保存しておけます。レイヤを追加すれば複数の経路を作成できます。
保存は何もしなくてもGoogleドライブに入っており、後からいつでも呼び出せます。
マイマップで作ったルートはmapstogpxではGPXファイルに変換できませんが、KMLファイルとしてダウンロードできます。
GPXログエディタはKMLファイルを入力できるようになっており、GPXファイルに変換できます。
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※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
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