尻革の素材を集める
【 1.毛皮の素材を決めましょう! 】
それぞれに風合い、耐水性、耐久性、重量が違います
動物の生息する場所や環境でそれらが変わってきます
水辺なのか、藪を突っ切るような生活をする動物か、などです
家に毛皮のコートがなければ、リサイクルショップやネットオークションで手に入れましょう
この際、毛皮が硬くなっていないかチェックします
古くなると毛皮は硬くなって、耐久性に落ち、加工も困難になってきます
コートが複合素材の場合、バラバラにする手間が増えます
その場合は毛皮をパッチワークで縫い合わせて大きさを出していきます
それぞれに風合い、耐水性、耐久性、重量が違います
動物の生息する場所や環境でそれらが変わってきます
水辺なのか、藪を突っ切るような生活をする動物か、などです
家に毛皮のコートがなければ、リサイクルショップやネットオークションで手に入れましょう
この際、毛皮が硬くなっていないかチェックします
古くなると毛皮は硬くなって、耐久性に落ち、加工も困難になってきます
コートが複合素材の場合、バラバラにする手間が増えます
その場合は毛皮をパッチワークで縫い合わせて大きさを出していきます
【 2.部品をあつめます 】
ミンクなど、毛皮が薄くて柔らかい場合には補強の素材を集めましょう
裏地はレインコート用の撥水ナイロンが雪山で扱いやすいです。もちろん、山道具で用いられるような薄い強度の高いナイロンでもよいですが、少し縫いにくくなります。
中綿はシンサレートを手に入れることが出来ます。一般的な中綿より軽く保温性に優れています。
縁取りのバイアスは化繊のもので、折り返しがされているものがよいです
一枚あたり、普通に売っている 2.75 mの一袋で足ります
レインコート素材は滑るので、座った時にお尻が滑らないように滑り止め用の化繊テープ(細いもので大丈夫)を2m位購入します。
それから腰ベルトにするテープなども化繊にしましょう。吸水性のない素材がよいでしょう。
ミンクなど、毛皮が薄くて柔らかい場合には補強の素材を集めましょう
裏地はレインコート用の撥水ナイロンが雪山で扱いやすいです。もちろん、山道具で用いられるような薄い強度の高いナイロンでもよいですが、少し縫いにくくなります。
中綿はシンサレートを手に入れることが出来ます。一般的な中綿より軽く保温性に優れています。
縁取りのバイアスは化繊のもので、折り返しがされているものがよいです
一枚あたり、普通に売っている 2.75 mの一袋で足ります
レインコート素材は滑るので、座った時にお尻が滑らないように滑り止め用の化繊テープ(細いもので大丈夫)を2m位購入します。
それから腰ベルトにするテープなども化繊にしましょう。吸水性のない素材がよいでしょう。
コートを分解しましょう
最初に、裏生地、中綿や肩当、ポケットなど、毛皮以外を外します
続いて毛皮を分けます。
袖、襟をまず外しましょう
肩と脇を外して、前身ごろと後見ごろに分けます
13号のコートでは、後見ごろだけで一枚の尻革の材料が得られます
他の部位は、切ったり組み合わせたりして希望の大きさにします
続いて毛皮を分けます。
袖、襟をまず外しましょう
肩と脇を外して、前身ごろと後見ごろに分けます
13号のコートでは、後見ごろだけで一枚の尻革の材料が得られます
他の部位は、切ったり組み合わせたりして希望の大きさにします
縫い合わせましょう
1. 毛皮に中綿をあてて、ちょうどの大きさに切り、数か所を止めるように縫います
これは中綿がずれない程度、適当で大丈夫です
これは中綿がずれない程度、適当で大丈夫です
2.形に合わせて切った撥水ナイロン生地へ、横に渡したテープを縫い止めます。
力はたいしてかからない所なので、波縫いで十分です
好みに合わせて2-3本縫います。
(ちなみに、キルティングのように、中綿が抑えられた出来上がりが好みであれば、1での中綿側にあてがって中綿と一緒に縫いましょう)
力はたいしてかからない所なので、波縫いで十分です
好みに合わせて2-3本縫います。
(ちなみに、キルティングのように、中綿が抑えられた出来上がりが好みであれば、1での中綿側にあてがって中綿と一緒に縫いましょう)
3.腰に回すテープや紐を毛皮に縫いつけます(中綿と毛皮の間にテープが入ります)
後で調整するため、テープや紐は長めにしておきます
後で調整するため、テープや紐は長めにしておきます
4.バイアステープを毛皮に当てて、仮縫いします
毛皮が硬くなってきているようなら、毛の側にバイアステープがでるように毛皮、中綿、ナイロン生地を挟みます。
毛皮が柔らかい状態であれば、毛皮と中綿の間にバイアステープの折り返しが入るように縫うことも出来ます(表からバイアステープが見えない状態に仕上がります)
適宜、待ち針しながら挟みましょう
毛皮が硬くなってきているようなら、毛の側にバイアステープがでるように毛皮、中綿、ナイロン生地を挟みます。
毛皮が柔らかい状態であれば、毛皮と中綿の間にバイアステープの折り返しが入るように縫うことも出来ます(表からバイアステープが見えない状態に仕上がります)
適宜、待ち針しながら挟みましょう
挟めたら、仕付け糸で縫います。
角は折り込んで角度を調整しましょう
角は折り込んで角度を調整しましょう
5.バイアステープの両端をそれぞれかがり縫いします
毛皮が硬い時は、普通の縫い針ではなく、毛皮用の針(角針になっています)を用いるとよいです。
6.仕付け糸を外します
7.腰テープの処理をします
紐であれば、端に玉を通して結んでおくと扱いやすくなります
また、テープにバックルをつけることもよいですが、ザックの腰ベルトとの干渉がないようにしましょう
そのままだと、歩いているうちに回ってしまうので、使用しているハードシェルに固定する方法も考慮しましょう。
毛皮が硬い時は、普通の縫い針ではなく、毛皮用の針(角針になっています)を用いるとよいです。
6.仕付け糸を外します
7.腰テープの処理をします
紐であれば、端に玉を通して結んでおくと扱いやすくなります
また、テープにバックルをつけることもよいですが、ザックの腰ベルトとの干渉がないようにしましょう
そのままだと、歩いているうちに回ってしまうので、使用しているハードシェルに固定する方法も考慮しましょう。
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