アルミワカンとピッケルのホルダーを手作りしてみました
ワカンをぶら下げて公共交通機関を利用する際、とても神経を使うのが大きな「爪」。ピッケルをぶら下げて雪道を歩く時、シャフトがコツンコツンと膝や脚に当るのも不快・・・。これらを「トリカルネット」で解決??
pokopen
1.アルミ製ワカンの大きな爪・・・何とかなれへんかなぁ
雪見ハイクには欠かせないアルミ製ワカンですが、混雑する公共交通機関を利用する場合、大きくて鋭利な
ステンレス鋼の爪は適切に収納しないと、とんでもない凶器になり得ます。
ザックの中へ仕舞い込んだり、別の手提げ袋に入れたりして持ち運ぶこともありましたが、最近はベルクロ
のスポーツバンドを爪に巻いて、ザックにぶら下げてました。
ステンレス鋼の爪は適切に収納しないと、とんでもない凶器になり得ます。
ザックの中へ仕舞い込んだり、別の手提げ袋に入れたりして持ち運ぶこともありましたが、最近はベルクロ
のスポーツバンドを爪に巻いて、ザックにぶら下げてました。
それでも、バンドが外れてないか時々気になるし・・・。
そこで、例のトリカルネットを使って、ザック外付けのワカン・ホルダーを手作りしてみました。
材料の「トリカルネット」については・・・ヤマノートの記事(拙稿)を参照して下さい
→ www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=389
そこで、例のトリカルネットを使って、ザック外付けのワカン・ホルダーを手作りしてみました。
材料の「トリカルネット」については・・・ヤマノートの記事(拙稿)を参照して下さい
→ www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=389
2.構造は単純・・・、すぐ作れます。
材料は、ホームセンターへ買いに行くのが面倒だったので、先月こしらえたクランポンケース2個のうち、
サイズの大きい方を潰して再使用しました。
サイズの大きい方を潰して再使用しました。
構造は極めて単純、爪の当る部分が2重になるよう、ネットを巻いて結束バンドで留めるだけ・・・。
ついでにザックへの取り合いも作ります。
ついでにザックへの取り合いも作ります。
次に、今まで使っていたベルクロのスポーツバンドをネットの「合わせ」部分に通して・・・。
念のため、二重ネットが「泳が」ないよう、センターにもバンドを1本・・・。
これで出来上がり!
ザックに装着した状態で、上下左右に揺すってみましたが、スポーツバンドでしっかり固定されてるので、
爪の位置がネットからずれることは無かったです。
爪の位置がネットからずれることは無かったです。
3.ワカン・ホルダーを作っても、まだ材料が余りました。 そこで・・・
4.ピッケルが膝や脚にコツンコツン・・・何とかなれへんかなぁ
ピッケルをぶら下げて雪道を歩く時、シャフトが膝や脚にコツンコツンと不快です。
ホルダーループの付いたショルダータイプの流れ止めを試したり、スリングとカラビナで自作もしましたが・・
ま、腰周りにぶら下げる限りは、しょうがないか・・・。
少しでも緩和できれば・・・と、余った材料でピッケル・ホルダーを作ってみました。
ホルダーループの付いたショルダータイプの流れ止めを試したり、スリングとカラビナで自作もしましたが・・
ま、腰周りにぶら下げる限りは、しょうがないか・・・。
少しでも緩和できれば・・・と、余った材料でピッケル・ホルダーを作ってみました。
5. これまた、構造は単純。 すぐ作れます。
材料のトリカルネットを筒状に巻いて、結束バンドで留めるだけです。
一応、出し入れ口になる方はネットを折り返して、二重にします。
一応、出し入れ口になる方はネットを折り返して、二重にします。
適当な箇所をバンドで留めて・・・
取り合いを作る際、アックスプロテクターも一緒に結束してしまうと良いです。
スパイクプロテクターも同様に・・・。
あっという間に出来上がり・・・。
歩く場所に応じて、ザックやウェアの色んな箇所にぶら下げることが出来そうですが・・・。
とりあえず、ザックのベルトに装着してみました。
とりあえず、ザックのベルトに装着してみました。
レイブンプロのいぶし銀がスケスケで・・・ええ感じやん?(笑)
実際に装着して家の中を歩いてみましたが、ホルダーを付けたことで、シャフトの振れが小さくなり、
膝や脚への不快感はほぼ解消されました。取り合いをもう少し工夫すれば、シャフトの振れはさらに
小さく出来ると思います。
実際に装着して家の中を歩いてみましたが、ホルダーを付けたことで、シャフトの振れが小さくなり、
膝や脚への不快感はほぼ解消されました。取り合いをもう少し工夫すれば、シャフトの振れはさらに
小さく出来ると思います。
6. 安価な材料で・・・色んなものが作れました。
思い付きと少しの工夫、それにわずかの材料費で・・・先にこしらえたクランポンケースと合わせ、
色んなものが作れました。
色んなものが作れました。
軽くてしなやか、丈夫なのに加工し易い・・・しかも安価。トリカルネットは便利な素材です。
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