広島県 宮島【深い！初めてのコラボ】山白山,あての木浦

2016年12月11日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 23.8km
• 登り: 1,294m
• 下り: 1,288m

コースタイム

◆2016年12月11日(日)　宮島　岩船岳・山白山・あての木浦
07:19　桟橋発　　　　　　　　　　12:29　あての木浦着
08:04　多々良林道進入　　　　　　12:38　あての木浦発
08:20　登山道分岐通過　　　　　　13:16　下谷表示通過
08:38　四差路着　　　　　　　　　13:42　御床浦表示通過
08:41　四差路発　　　　　　　　　14:11　大川浦着　　　　
08:50　海軍省石碑通過　　　　　　14:15　大川浦発
09:23　大川越通過　　　　　　　　14:25　大江浦通過
10:11　岩船岳着　　　　　　　　　15:01　広大実験所着
10:26　岩船岳発　　　　　　　　　15:05　広大実験所発
10:40　御床山通過　　　　　　　　15:24　多々良林道分岐通過
10:58　海軍照射所跡通過　　　　　15:49　大元公園着
11:04　山白山上分岐通過　　　　　15:54　大元公園発
11:36　山白山着　　　　　　　　　15:59　天冨良　津久根島着
11:47　山白山発　　　　　　　　　16:50　天冨良　津久根島発
12:08　山白山下分岐通過　　　　　17:08　桟橋着
※ルート図 ＝ ゴールを桟橋ではなく[天冨良 津久根島]にしております。

天候

◆2016年12月11日(日)　晴れ時々曇り
　　　　　　　　　　　　広島市の過去気温＝4℃ 〜 14℃

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車 船

◆JR山陽本線＆広島電鉄宮島線　　宮島口桟橋〜宮島桟橋
　JR西日本宮島フェリー　http://www.jr-miyajimaferry.co.jp/time/
　宮島松大汽船 　　　　　http://miyajima-matsudai.co.jp/schedule/
◆宮島口周辺駐車場↓
　http://www.maroon.dti.ne.jp/usaco/momi/p_map.htm

コース状況／危険箇所等

◆2016年12月11日(日)　岩船岳・山白山・あての木浦
　・多々良林道、三ツ丸子山登山道入口(仮)までは舗装された車道です。
　　三ツ丸子山登山道入口(仮)〜先峠山・三ツ丸子山四差路(仮)は右に左に
　　大きく折れる箇所、渡渉点があるので注意が必要。
　・岩船岳〜御床山は巨岩群を右手から巻きますが、意外と踏み跡を
　　見つけにくい。
　・御床浦〜大江浦過ぎの平坦な箇所は踏み跡を見つけにくく注意が必要。
　・海軍照射所から下り、標高約100mあたりからあての木浦〜長浦〜御床
　　浦あたりまでは泥濘、ぬかるみが多い。
　・下谷の分岐にある私設標示を発見すればその先は超泥濘箇所になって
　　おり右手から高巻く径路があります。その入口は私設標示から僅かに
　　戻ります。
　・あての木浦〜大川浦の中間点にかけて、海にまっすぐ進む道から約90
　　度右折する箇所がいくつかある。落ち着いて確認すれば大丈夫だろう
　　し海浜まででればそれは間違えと思い、引き返せばよい。
　・大川浦、大江浦分岐にある渡渉は水量少なく今回、問題なかった。
　・海軍照射所跡から約5分、山白山への分岐には私設表示があります。
　・山白山への経路はシダの刈り払いが行われスムーズに歩けます。
　・山白山からあての木浦への道は、山頂から約21分戻った鞍部に左折
　　する分岐があります。小さな私設表示があります。
　・あての木浦以降は11月、同じルートを歩いていたのでその記憶を辿り
　　ながらでした。今回も微妙に間違えましたがすぐに修正でき時間のロス
　　少なく歩ききることができました。
　　もしいきなりだと大変なことになっていたとあらためて実感しました。
　　次、5回目に行ったとしてもまたどこかで間違えると思います。
　　このルートをマスターするにはまだまだ自分自身、足を運ぶ必要がある
　　と思います。

※以上、navecat個人の感想です。お取り扱い、ご注意ください。

その他周辺情報

◆天冨良　津久根島　宮島店
　http://pleasure-luck.com/2142.html
　住　所　広島県廿日市市宮島町北大西1167−3　　
　電　話　0829−44−1205
　営　業　不定休　11:00〜17:00

写真

朝焼けに映える朱の大鳥居
　

静寂の厳島神社　
　

名残の紅葉
　

舗装路を左折し多々良林道に
入ります。

多々良林道に入って16分。
舗装路を離れ右折し登山道に
入っていきます。
　

登山道に入り30分。岩船岳
縦走路に合流します。この
石碑は海軍省により大正15
年に設置されたものです。

歩きやすく雰囲気の良い
縦走路です。

　

大川越の分岐。
ここから岩船岳へ向け
ラストスパートです。
　

激坂を喘ぎながら登っている
と、振り返ると弥山、駒ヶ林
502峰、焼山などが眺望でき
ます。

もじゃもじゃ岩


　

岩船岳の山名の由来になった
船の舳先を彷彿とさせる巨岩
です。別名をタイタニック岩
といいます。

＼(^o^)／
タイタニック・ポーズ！
ある意味、
端(はし)フェチポーズ？

h）父さん、さっきまで
　ゼイゼイしてたのにw　

山頂直前のメタボチェック岩

hobbitさん、楽勝で突破
[[dash]][[dash]][[dash]]

h）写りが良いように
　身を細めました

その4分後に岩船岳山頂に
到着。展望の良い岩場で
休憩にします。

小黒神島と奥に能美島。

　

大黒神島。

　

阿多田島。


　

岩国空港。
オバマ大統領が5月27日、
広島を訪問された際、まず
ここに降り立ちました。

山白山と可部島。

山白山は今日の大目的で
初めて行きます。

海軍照射所跡。
太平洋戦争の遺構です。

岩船岳を出発して32分。

山白山とそこに通じる径路の
分岐には私設表示が設置され
ています。
海軍照射所跡から6分。

山白山に通じる径路は歩き
やすく、間違えることも
ないと思います。

h）綺麗に刈られた道で
　足裏のふわふわ感が忘れ
　られません

御床山(左)と岩船岳(右)

径路上左手に姿を
現しました。

山白山手前のピーク

ここも眺望は良かったです。
　

山白山に到着。
山名表示が木の高いところに
設置されています。
先ほどのピークから13分。

山白山山頂を辞し21分。
あての木浦への縦走路へ繋が
るショートカット道の分岐。
左折します。

あての木桜。
先ほどの分岐から17分。

来年4月、また来ます！

あての木浦着。

海岸に行ってみましょう。
　

あての木浦

”世界遺産の島の片隅で”
宮島の果てまで来ました。
そして、今日登った山白山。

あての木浦

沖には可部島。
少々、休憩をしていよいよ
1時間45分にわたる核心部へ

下谷の表示

長浦を過ぎてこのあたり、
なかなか手強い道です。

h）ここははしゃいでいない
　で集中するところですね

御床浦の表示

大川浦までの最後の関門へ
入っていきます。　
　

12/11 14:09

桟橋に向かう白いMAMMUT
のザックのお兄さんと途中で
合体しご一緒することに。
　

12/11 14:48

お兄さんは広島大の院生で
登山歴3年とか。最近はヒマ
ラヤ5,000m峰にも行かれた
とか・・・。

潮が引いた牡蠣の養殖ひびと
本土側、経小屋山。遠浅の海
はまさに瀬戸内海。

青空。

好天に恵まれた一日でした。

紅い落葉が彩る大江浦

ここまで来れば一安心。
　

瀬戸内海も開発により遠浅の
海岸は少なくなりました。
1960年代以前の広島の海を
ここに見ることができます。　

冬の暖かな日差しを映し
一日が暮れていきます。
　
　

大元公園

ここで広島大のお兄さんと
お別れ。就活、頑張って！！

天冨良　津久根島　宮島店

大元公園から5分。
下山後の楽しみです。

天冨良　津久根島　宮島店

電車で帰宅する私は失礼して
瓶2本ほどいただきました。
凄く美味しかったです。

天冨良　津久根島　宮島店

穴子天丼。今日もご主人から
広島野球界についていろいろ
お考えをお聞きできました。
(^^)/

h）深いいお話しでした

天冨良　津久根島　宮島店

hobbitさんは海老天丼。
海老を鷲掴み？　

h）野生的ではありますが
　手で食べているのではあり　
　ませんよw　海老の尻尾を
　よけているのです

《 追 加 》
天冨良　津久根島　宮島店

2017年1月から販売を開始
した"あげもち"
一手間、二手間余計にかけ
た自信の一品だそうです。

感想

navecat

●コラボ登山は突然に
同じ日に、ほぼ同じルートを歩く予定だということが前々日に判明し、
それでは、ということで前日の朝、コラボ登山が決まりました。
10月にも宮島に関し同じようなパターンがありました。突然ではあり
ますが、双方の力量がある程度分かっていると決断も早いです。

あての木浦を周回するルートは道迷いという大きな危険が伴うのですが、
シダの刈り払いが行われ私設表示や目印も付けられています。
整備された方々にとっては踏み跡をしっかりしたものにという思いがある
そうです。そういった意味で、3月にこの径路を教えてもらった立場にいる
者として、陸路を初めて通しで歩かれるhobbitさんご夫妻の先導役は教えて
もらったことへの恩返しになると思い、緊張感とともに迸る思いをもって
歩いてきました。

●山白山 ー 新規開拓大作戦
3人とも山白山は初めてになります。しかし、分岐には私設表示が設置され、
径路もシダの刈り払いが行われ問題なく山頂に着くことができました。
整備していただいた地元の山の会の皆様に感謝であります。
また、革篭崎(こうござき)へ降りる方角には一つしかみていませんがテープ
が付いていました。

●迷宮の陸路（あての木浦〜大江浦）
この径路は何回かの道間違えは覚悟のうえでそれをどれだけ軽微に済ませ
られるかが私個人の課題だと思っています。100％完璧でいければ良いの
ですが、黒田投手に倣って9回完封ではなく7回2失点のHQSでいきます！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑意味不明(^^;

今回も細かいミスはありましたが大きな時間のロスなく済みました。
言い換えるなら、自ら間違えをし、身をもってその確認をしながら
先導の任を果たしてきました(^^ゞ

今回、衝撃的だったのは矢継ぎ早にテープを発見するhobbitさんの双眼鏡
レベルの視力でした。ルーファイにおいて絶大な威力を発揮。スムーズに
約1時間45分の修羅場を突破することができました。
ありがとうございました(^^)/

●爽やかな好青年との出会い
御床浦周辺でしょうか、桟橋に向かうという青年に出会いました。
お聞きすると広島大の院生でこれから就活だそうです。
登山歴3年でヒマラヤ5,000m峰、北海道の名峰など回られているそうです。

福岡県出身で、今年の広島カープの躍進は友人付き合いの観点からも毎日、
きちんと情報を収集していたそうです。セリーグではカープファンと言って
ました。街も人も皆、カープ一色に染まっていく姿は驚きとともに凄いと
感じたそうです。
↑ヨイショかなと思いながらすべて受け止めました(^^)
　さすが、ソツがないです。

宮島は今日が初めてで、弥山・502峰・岩船岳などを回ってきたとかで、
やはり若く体力があるのは素晴らしいです。そして、宮島は奥が深いと
驚いており、また来るのを今から楽しみにしていると。

●天冨良　津久根島　宮島店
お若いご主人の広島野球界のお話は詳しく、ときに熱く、いつも以上に
盛り上がりを感じました。hobbitさんの合いの手もお見事でした。
(￣∇￣ノノ"パチパチパチ!!
プチ情報としまして、DeNAベイスターズの今年のドラフト9位の選手、
血筋も良いようで評価はさほど高くはないが頑張って欲しいし、気にして
みていきたいと言われていました。

●今回のまとめ
郷土広島、人生の先輩であるhobbitさんご夫妻とご一緒させていただき
宮島を歩くということは自身のこれまでとをオーバーラップさせる良い
機会でもありました。特に、広島カープと1975年(昭和50年)の初優勝。
大変、貴重なお話をお聞きすることができ、そのころの自分と家族のこと
をとても懐かしく思いだすことができた有意義な山行であり時間でした。

hobbitさんは身体年齢31歳！ 先導役の私は常に背後にヒタヒタと迫る足音に
おののきながら、チンタラモードにならないよう必死に頑張りました(^^;
また、拝見しておりますレコからうかがえるご夫妻の優しいやりとり(^^)
ネット上と現実世界が一致する瞬間を間近に触れることができました(^^)/

年の瀬の緊急コラボ登山でしたが、初の山白山、あての木浦周回ルートと
いった宮島山行、そのなかで人との出会いからいただく多くのこと、冬の
暖かな日差しのなか、心温まる良い一日を過ごすことができました。
ありがとうございました。

hobbit

山白山新規開拓大作戦！

navecat様のプランを拝見し
ずうずうしくも急遽同行させて頂きました。
けれども始発の船に乗り遅れる事態発生
（隊長の寛容な対応に救われました(´;ω;｀)）
長時間お待たせするという悲しいスタートでした。
始発の時間と🚙駐車場開門の時間がほぼ同時でしたので
切符は買わないで走って飛び乗れば
なんとかなったかもしれません。
調査不十分でご迷惑おかけしました(*_*;

出発遅れにもかかわらず
navecat様の確かなルート調査のおかげで
ルートロスなく快適に開拓できました。
人様に案内して頂くのは初めてでしたので
「ついていく」のは気持ちも身体も楽なことを実感しました。
几帳面な計画と山歩きそのものを夫婦共々学ばせて頂きました。

以前、海浜に逃げた箇所も確認でき
陸路ルートのチェックポイントを丁寧に教えて頂きました。
時間や距離は過去の海岸歩きとほぼ一緒でしたが
陸路を知ることで数少ない大潮の日を狙わなくとも良い
大きなメリットは大収穫です。
（景色は海岸歩きが圧倒的に美しいのですが）

念願の山白山に行けて
なんといってもnavecat様にお会いでき
天丼もご一緒でき
感動、天丼、盛りだくさんの一日でした♪

そうそう、あての木を後にしてお会いした爽やかな青年
あれ？羽生結弦(*'▽')がこんなところに？と思いましたよ。

ありがとうございました(^^)/