寝姿山 下田でのんびりお正月
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 346m
- 下り
- 341m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープウェイの山頂駅から歩いて下る道はみつけられませんでした。 |
その他周辺情報 | ペリーロード沿いに、六部工房という素敵な手刷り版画絵葉書のお店があります。デザインと版画を手掛けるご主人は山がとってもお好き!な方で、四季折々の下田富士をデザインした絵葉書はとっても美しいです。 |
写真
装備
備考 | 下見&事前情報収集不足でした。 |
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感想
お正月を下田でのんびり滞在。
初めての下田訪問。日の出スポットがないかと地図をみたところ、高根山〜寝姿山から東の展望が期待できそう。でもNao3180さんのレコなどを参考にさせていただくと高根山頂までの道は初めてのナイトハイクではちょっと無理。ということで舗装路メインで山頂にアクセスできる寝姿山に日の出スポットを探しました。
夜明け前、どこが山頂なのかもよくわからない寝姿山でしたが、しばらく歩き回っていると、山頂から南東側に少し下った場所に展望スポットを発見。ここで日の出を待つことにしました。風もなくて正月なのに穏かな夜明け前はさすが伊豆。水平線に雲がかかっていましたが、伊豆七島の利島の脇のあたりのそらがゆっくりと赤らみはじめ、筋状に空に向かってのびる雲のグラデーションが美しい夜明けの一時を過ごすことができました。
山頂からロープウェイ駅までは道がありますが、ロープウェイ駅から歩いて下る道は見つけることができませんでした。ロープウェイ駅から南西方向の寝姿山のもう一つのピーク(寝姿の顔にあたる場所)に向かう道らしい踏み跡はあり、歩くことはできそうですが、もはや一般のコースではないようです。ひょっとすると寝姿の鼻にあたる突出した岩に登る猛者もいるかもしれませんが・・・
翌日は下田の町を散策。日本が世界に門戸を開いた下田の港ですが、実際にこの場所を訪れて史跡に触れ、ここから日本の近代史が開かれたことや、その一方で穏かな人々の生活に突如押し寄せた開国の波が多くの影も残したことなども知りました。
さてさて、下田の自然はといえば、伊豆の火山帯が作り上げた独特の地形と植生がみられます。寝姿山と下田富士に代表されるポコポコ盛り上がった山の形は溶岩が吹きあがって作られた地形で、火山岩頸というそうです。六部公房のご主人にいろいろな山のお話しを教えていただきました。下田富士は正式名称が下田富士で、各々の地域にある円錐形の整った山容をもつ山を何とか富士と称する(例えば開聞岳を薩摩富士と呼ぶように)のとは異なるようです。下田の港に入港する方向から眺めると下田富士は本当に円錐形のきれいな形をしており、船乗りさんはこの山を目印に寄港をしたとのことです。
歴史も自然も味わい深い下田トリップでした。
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