南薩・開聞登山口から開聞岳往復


- GPS
- 07:00
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 887m
- 下り
- 887m
コースタイム
天候 | 曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
7合目以降は、岩が多くて歩きづらい。 |
写真
感想
市民ランナーの憧れ(?)『いぶすき菜の花マラソン』に出走するついでに、富山から鹿児島県まで家族旅行。そして、ファミリー登山で開聞岳を登る...という、我が家にしては壮大な計画を2017年の成人の日の3連休に実行した(ちなみに、前回の登山の比叡山は、今回の開聞岳登山の「練習」だった...苦笑)。1月6日はまだ冬休み中なので、ポッポ(小5)とリンちゃん(小3)の学校を休むことなく、私と弟子(妻)が仕事を休めば家族で出掛けられるというカレンダーの並びのメリットを活かして前日(1月6日)のうちに指宿に到着。
翌1月7日の朝8時前に指宿のホテルを出発。1月6日の朝までは、天気予報では1月7日の天気は「雨」と言っていたけど、移動中に「曇り」に変更されたため、開聞に登る気マンマンになってた。しかし、当日になってから「12時以降は雨」と予報を変えてくるとは...(汗)。ホテル近くのバス停からバスに乗車し、開聞登山口へ移動。本来ならば、指宿駅から山川駅までJRで移動し、山川でバスに乗り換えるつもりだったけど、ホテルの近くにあるバス停の時刻を昨日チェックしたら、JRに乗らなくてもこのバス停からバスに乗れば開聞登山口まで乗り換え無しで移動できることが判明(苦笑)。かごしまフラワーパークあたりから車窓に開聞岳が大きく見え始めた。下り坂の天気予報から、「キレイに開聞が見えるのは、これが最後かもしれない」と思い、車窓から開聞岳の勇姿を撮影。
約50分の乗車で開聞登山口バス停に到着。ここから延々と舗装路を歩く。開聞中学校の横を過ぎると1合目の看板が...(苦笑)。最後のトイレの看板の忠告に従い、トイレを済ませ、なおも舗装路を往くと、2合目に到着。クルマが通れる道もここまで。ここから先は本格的な山道。約1時間の登りで展望テラスとなっている5合目に到着。長崎鼻や、錦江湾挟んだ対岸の大隅半島、池田湖などがよく見えた。ここでチーズやチョコなどを喰ってから、行動再開。
6合目までは鬱蒼とした樹林帯のなかの道だったけど、7合目を過ぎると突如岩ゴロゴロの滑りやすく歩きにくい道に変わる。救助第3ポイント(7.1合目)の看板では、屋久島や薩摩硫黄島などの島々がみえると案内されてたけど、そこまでの展望は、残念ながら、無かった。また、景色が開けたのと引き換えに、海からの風がモロ当たりになって、寒い! 岩がゴロゴロだったのは7.1合目の周辺だけで、一旦フツウの土と根っ子の道に戻り、巨大な穴が開いている仙人洞を過ぎ、8合目に着いたところで、再び休憩。ここでは魚肉ソーセージなどを喰った。
9合目を過ぎると、山の西側に出て、入野駅周辺が箱庭のように見えるようになる。絶景〜! 一部段が抜け落ちてる木の梯子を上り、最後の岩場の急登を上り切って「頂上だ〜〜〜!」と思った先には、頂上まで52 mの看板が...(泣)。頂上には12:05に到着。しかし、風が強く、また、予報どおり(12時になったので)雨が降り出したため、記念撮影だけ済ませて早々に頂上を退散。
リンちゃんには8合目で食事だよ...と言ってあったけど、弟子が「雨のなか7.1合目付近の滑りやすいところを通過するのは怖いから、本降りになる前に通過してしまおう」と言うので、雨が本降りになる前に7.1合目を通過してしまうことに。そしたら、「約束が違う!」と、リンちゃんがゴネた(苦笑)。無事に7.1合目を通過し、7合目で昼食として、おにぎり喰った。
下山中はたまに小雨が降る程度で本格的な雨にはならなかったけど、2合目を過ぎ、最終トイレに立ち寄った後から雨が酷くなり、折り畳み傘さして雨を凌いだ。JR指宿枕崎線の列車は4時まで無いけど、指宿方面のバスならもっと早い時間がある。しかし、雨ざらしのなかでバスを待つのも嫌なので駅の待合室で雨を凌ごうと考え、JR開聞駅へ向かう。そしたら、駅に着く直前に目の前をバスが通過した...。全くのノーマークだったけど、開聞駅から池田湖を経由して開聞駅に出る路線があり、ちょうど開聞駅前14:50発のバスが出たところだった...(泣)。
JR開聞駅は駅舎が無く、屋根のある簡単な待合室とトイレがあるだけ...。とてもひと昔前まで揖宿郡開聞町という自治体の代表駅だったとは思えない...。それでも、屋根があるだけでも有難い! 開聞駅前15:24発のバスに乗車して指宿まで戻った。
翌1月8日は私はマラソン出走、弟子とポッポとリンちゃんは砂蒸し風呂と西大山駅で観光(苦笑)。最初は雨が降ってた天気も昼前から回復し、陽射しもあったけど、開聞岳はなかなか雲が取れず、全体像をみることは叶わなかった。やっぱり、登る前に写真を撮ってて良かった!
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