雪舞うものの光の春まであと少し。堂平山〜笠山
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- GPS
- 05:15
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 746m
- 下り
- 959m
コースタイム
天候 | 晴ときどき曇ときどき雪舞う |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
八王子07:18(JR八高線・電化区間) 高麗川08:09/08:20(JR八高線・非電化区間) 小川町08:46 小川町駅09:12(イーグルバス¥640交通ICカード非対応) 白石車庫09:50 復路: 和紙の里15:29(イーグルバス¥360交通ICカード非対応) 小川町駅15:50(徒歩) 花和楽の湯16:00 |
写真
感想
冬場は関東の低山に登り関東平野の大展望を眺めるのは楽しいが、この冬はもう何回か関東平野の大展望は眺めている。
先週は御岳山へ行ったが強すぎる冬型の気圧配置のため日光連山を眺めることができなかった。
今週はこの時期でも安心して登れ、関東平野から北関東の山々までの展望がいいということで見つけた奥武蔵の堂平山に友人2人を誘い登ることにしていたので、日光連山や浅間山が見えるだろうと期待していた。
以前、この山の南側の丸山には登ったことがあるが、その北側になるので、より日光連山や浅間山が間近に眺められるはずである。
丸山に登った時は西武秩父線の芦ヶ久保駅から登ったが、堂平山の登山口になる白石車庫バス停へはJR八高線・東武東上線の小川町駅からになる。
JR八高線の非電化区間には昨年末に乗っているのでまだ1ヶ月も経っていないが、普段乗らない気動車(ディーゼルカー)に乗るのはちょっとした旅行気分になって楽しい。
小川町駅からの白石車庫行きのバス停は、JR八高線が到着したときには数人しか並ばなかったが、その後東武東上線が到着すると長蛇の列となった。
この時期この辺りの山はかなり人気があるのだ。
このまま全員終点の白石車庫まで行くのかと思ったら、「打出」で半分以上、そのほかの人もほとんどが「経塚」で降りて行き、最後は貸し切り状態となった。
それぞれ今回登る堂平山の西側に連なる皇鈴山、大霧山への登山口なのでそちらの山の方が人気があるらしい。
堂平山は車でも登れるから人気がないのではと同行の友人に言われ、そうか堂平山は車で登れてしまう山なのかと初めて気が付いた。
確かに天文台があるのだから車道がない方がおかしいのだが、言われるまで気が付かなかった。
もし気が付いていたら、今回も大霧山の計画にしていたかもしれない。
白石車庫でバスを降りると、もう目の前に目指す堂平山の天文台が見えている。
最初は舗装路歩きだがすぐに山道が始まり雪が出てきた。
昨日も南岸低気圧が通過したが発達しなかったので、降水はほとんど沿岸部のみだった。
だから、この雪もおそらく1月8日に降ったものだろう。
ただ2週間近くも経つのにあまり踏み固められていないためかアイスバーンになっていないところが多く、軽アイゼンを装着しなくても歩くことができた。
気温がまだ低いものの日に日に日照時間が長くなり陽の光の力強さを感じる2月のことを「光の春」と呼ぶらしいが、今日は風は冷たいものの、陽の光が力強く、光の春まであと少しだなと嬉しくなった。
白石峠まで到着すると、車道に出てしまい少々つまらなく感じたが、その後も車道に並行して登山道もあり、山歩きを楽しむことができた。
堂平山には「よかんべ。関東一の展望堂平」の看板があり、そのとおり関東平野の大展望だった。
ただ、残念ながら先週と同じようにまた強すぎる冬型の気圧配置のせいで、北関東の山々は雪雲の下だった。
近場の武甲山や両神山、そしてその北側に昨年の5月に登った岩峰の二子山が見られたのはよかったが、やはり日光連山と浅間山を見たかった。
山頂で1時間ほどゆっくりしていると、北関東方面からどんどん雪雲が流れてきて、光の春を感じた陽射しもなくなり、とうとう雪が降りだしてきた。
その後は笠山へ縦走し、和紙の里バス停へ下りた。
笠山山頂にある笠山神社には「例年5月にはむらさきつつじが満開です。」との案内表示があったが、むらさきつつじとはムラサキヤシオツツジのことだろうか?
その頃にまた来てみようかなとも思ったが、その頃は関東平野から北関東の山々までの展望は期待できないだろう。
友人たちに今日は山頂であんまりテンション上がってなかったねと言われ、展望がちょっと期待外れだったと思っていたことがばればれだった。
帰りは小川町駅から歩いて10分ほどの花和楽の湯へ。
「かわらのゆ」と読むらしいのだが、当て字にすると読みにくい気もする。
ただ、きれいでゆったりとできるいい施設だった。
山で5時間過ごして寒風に当たり体も冷え切った後だったので、温泉も格別だった。
今後小川町駅に来ることはあんまりないかなと思っていたが、今度は大霧山を歩きにまた小川町駅に来てみたいなと思った。
コメント
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こんにちは、始めまして。
笠山で一緒になったogawawasiです。
堂平山では暗雲が立ち込めて寒かったですね 、
冬型で寒気が入ってきて雪も少し舞ったりして
お会いしたハイカーもe351wisさん達と4〜5人くらいでした。あの後は皆谷ではなく和紙の里に降りたのですね。このコースは
4月には東武鉄道主催、七峰縦走ハイク(42キロ)がありますので
是非参加してください
お疲れ様でした。
こんにちは。
山でお会いした方からコメントをいただくことができて嬉しいです。
思ったよりも雲が多くて展望はちょっと残念でしたが、初めての場所で楽しかったです。
萩平に向かって下りる所は傾斜がきつく滑りそうなところもあり、面倒くさがらずにogawawasiさんのようにきちんとスノースパイク等をつけるべきだったかなとちょっと反省しました。
七峰縦走ハイクというのがあるのですね。
42劼箸呂垢瓦い任垢、大霧山から皇鈴山の稜線は魅力的ですね。
小川町を含めてぜひ再訪したいと思っています。
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