高妻山東面・乙妻山北面


- GPS
- 09:14
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,911m
- 下り
- 1,899m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
なんとか家庭内調整を終えてUTMFと1.5日間北信で遊べる機会を得た。直近は二週連続の谷川日帰りに疲れてしまい、別の行き場所を求め高妻山へ。東面はスティープ斜面があり、乙妻の北面はパウダーの聖地みたいな所なので、間違いないだろう。深夜東京を出て高速を飛ばし大橋へ。3時半頃着いたが車は一台も止まっていない。夜空には星が瞬いている。今日も素晴らしい一日になりそうだ。
大橋からとてもよく踏み馴らされた林道を歩き始める。平日にかなりの人数が入山しているようだ。我々はトレースを外れてすぐに渡渉する。開けた牧場の敷地を五地蔵山に向かって歩く。気温は低く、最後に車で確認した時点で-13℃だった。適当な斜面に取り付き高度を上げ、その後は夏道登山道沿いに登る。風で雪が飛ばされている箇所では所々スキーや登山者のトレースが見られた。ラッセルはほぼ無いか、気にならない程度。
五地蔵山で小休止した後、小さいピークをいくつか巻きながら稜線を進んでいく。2053mピークのあたりで陽が明けて後立山が赤く染まった。後は高妻まで少しの高度差を残すのみ。主稜線に出ると東面に急な斜面が広がるが、こちらは風の影響を受けてパックしているようだ。乙妻北面がベストだろうか。とりあえず高妻のピークを踏む。これで百名山が74になった。
ピークから先は尾根が細く、稜線を行くには板を担ぐ必要がある。ふと見ると東面の雪はいつの間にかパウダーだ。よし、と一本滑ることに決める。東面は適度な斜度で快適なパウダー。登り返し地点と決めた沢の出合まで気持ちよく450m落としてしまった。そのまま帰っても素晴らしい一日だが、まだ時間もあるので、暑くなってきた雪面を登り返す。沢筋は雪がたまっていて、脛くらいのラッセル。
稜線まで登り返し、今度は乙妻の北面へ向かったが、こちらは残念ながら雪が風に飛ばされていたので、大きくスキーヤーズレフトへ移動。東面に移動すると雪が溜まっていたので、気持ちよく2本目を落とす。緩斜面を下り林道に合流、あとは佐渡山のコルに登り返し、帰宅するだけ。林道手前でシール歩行に切り替えるためまったり休憩していたら、単独のスキーヤーが下りてきてしばし会話した。5時に大橋を出たそうだ。
帰りは早い段階で右岸に渡ったが、1つのトレースは左岸の林道を歩いていた。こちらの方が歩きやすかったかも知れない。佐渡山のコル手前で大学生パーティと思われる大所帯と遭遇。佐渡山から西面を滑ってトレーニングしていたようだ。コルには彼らの大きなテントが3つあった。再びシールを剥がし、滑走して下山。林道も悪くない高速道路だった。翌日のプランを模索した結果、九頭竜山の間違いなく滑れるルンゼに決めて就寝。
<16-17シーズン出勤表>
FISCHER TRANSALP80:2
ATOMIC CHARTER 100:5★
FISCHER BIGSTIX 122:5
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合計:12
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