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Yamareco

記録ID: 1064135
全員に公開
雪山ハイキング
日光・那須・筑波

雲竜渓谷 〜女峰の懐の氷結神殿〜

2017年02月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:19
距離
13.1km
登り
715m
下り
696m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:00
休憩
2:20
合計
6:20
7:59
27
スタート地点
9:09
9:10
22
9:32
9:36
37
10:13
10:30
8
10:38
10:43
1
10:44
11:08
2
11:10
11:29
4
11:33
12:29
3
12:32
12:32
8
12:40
12:40
29
13:09
13:16
20
13:36
13:36
31
14:19
ゴール地点
天候 晴れのような曇りのような雪の舞う天気
過去天気図(気象庁) 2017年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆登山口
滝尾神社(女峰山の黒岩尾根登山口)の林道をずっと進んだゲート

林道は凍結箇所あり
ルート上にトイレなし
コース状況/
危険箇所等
◆ゲート〜洞門岩
雪・氷・アスファルトのミックス。
アスファルト上の透明な凍結箇所は目立たず滑りやすいので要注意。

◆洞門岩〜林道ルートで雲竜渓谷入口
全面雪だがトレースがある。危険個所はない。

◆雲竜渓谷入口〜雲竜渓谷
雪に覆われた急な階段を下る。
渡渉は数回あり。沢の周囲は踏み抜いての水没に注意。
雲竜渓谷の両側の氷柱は落ちてくることがあるので直下に入らないほうが無難。
雲竜瀑への最後の登りは狭いのですれ違いに注意。

◆雲竜渓谷入口〜沢ルートで洞門岩
雪の薄い急斜面を下る(ロープあり)。
渡渉は数回あり。
林道ルートよりこちらのほうが楽しいのでおススメ。ただし水没には注意。
いざ氷結神殿へ!
2017年02月12日 08:47撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 8:47
いざ氷結神殿へ!
前日光の稜線は歩ける環境じゃないようだ。
2017年02月12日 09:09撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 9:09
前日光の稜線は歩ける環境じゃないようだ。
今回は8人パーティ。自分史上最大の人数!
2017年02月12日 09:37撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 9:37
今回は8人パーティ。自分史上最大の人数!
青空が好きです。
2017年02月12日 09:56撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/12 9:56
青空が好きです。
けっこう遠くに見える日光市街地。
2017年02月12日 09:59撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/12 9:59
けっこう遠くに見える日光市街地。
赤薙山あたりも強風で荒れていそうだ。
2017年02月12日 10:06撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/12 10:06
赤薙山あたりも強風で荒れていそうだ。
黒岩かな?
女峰山の黒岩尾根は秋に登ったが、なかなかのロングコースだった。
2017年02月12日 10:07撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/12 10:07
黒岩かな?
女峰山の黒岩尾根は秋に登ったが、なかなかのロングコースだった。
雪山初心者向けの赤薙山(好天時)
2017年02月12日 10:07撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/12 10:07
雪山初心者向けの赤薙山(好天時)
先月破損したエアーテックの後継として購入したペツルのサルケン。
爪が鋭くて長いので凍結箇所に強いが、この日の緩んだ雪には向かない感じがした。
2017年02月12日 10:20撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 10:20
先月破損したエアーテックの後継として購入したペツルのサルケン。
爪が鋭くて長いので凍結箇所に強いが、この日の緩んだ雪には向かない感じがした。
いざ氷の神殿へ!!
2017年02月12日 10:26撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/12 10:26
いざ氷の神殿へ!!
まずは急斜面の階段を下る。転倒したら雪に隠れた石階段で怪我するだろう。
2017年02月12日 10:29撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 10:29
まずは急斜面の階段を下る。転倒したら雪に隠れた石階段で怪我するだろう。
岩壁から生えたような氷柱群
2017年02月12日 10:33撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 10:33
岩壁から生えたような氷柱群
どうしてこうなった!
2017年02月12日 10:36撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 10:36
どうしてこうなった!
この段差がいいよね。
2017年02月12日 10:36撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 10:36
この段差がいいよね。
絶対に落ちてはいけない渡渉。替えの靴下はあるか?
2017年02月12日 10:37撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 10:37
絶対に落ちてはいけない渡渉。替えの靴下はあるか?
これの成長する様子を定点カメラで撮影し続けたら面白そうだ。
2017年02月12日 10:42撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 10:42
これの成長する様子を定点カメラで撮影し続けたら面白そうだ。
絶対に落ちてはいけない渡渉2
2017年02月12日 10:42撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 10:42
絶対に落ちてはいけない渡渉2
雲竜3本の氷柱。
君子危うきに近寄らず!
でも、虎穴に入らずんば虎子を得ずとも言うし。。。
2017年02月12日 10:44撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 10:44
雲竜3本の氷柱。
君子危うきに近寄らず!
でも、虎穴に入らずんば虎子を得ずとも言うし。。。
頭上に氷柱がない場所から裏側に侵入
2017年02月12日 10:45撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 10:45
頭上に氷柱がない場所から裏側に侵入
アイスクライミングの痕跡あり。これって使い捨てじゃないよね?
2017年02月12日 10:46撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 10:46
アイスクライミングの痕跡あり。これって使い捨てじゃないよね?
人間が小さく見える。
2017年02月12日 10:50撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 10:50
人間が小さく見える。
雲竜瀑へ!
2017年02月12日 10:59撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 10:59
雲竜瀑へ!
足元がグズグズで不安を感じる。
2017年02月12日 11:05撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 11:05
足元がグズグズで不安を感じる。
2年ぶり2度目の雲竜瀑に到着!
2017年02月12日 11:08撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 11:08
2年ぶり2度目の雲竜瀑に到着!
雲竜瀑
2年前より小さい。
2017年02月12日 11:11撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 11:11
雲竜瀑
2年前より小さい。
ここにもアイスクライマー。
気温5℃でも登るのか。
2017年02月12日 11:13撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 11:13
ここにもアイスクライマー。
気温5℃でも登るのか。
あまり近付かないように記念撮影!
2017年02月12日 11:21撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 11:21
あまり近付かないように記念撮影!
やっぱり山はいいね!
谷だけど!
2017年02月12日 11:24撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 11:24
やっぱり山はいいね!
谷だけど!
戻りのほうが怖いルート
2017年02月12日 11:26撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 11:26
戻りのほうが怖いルート
2日早いバレンタイン♪
2017年02月12日 11:50撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 11:50
2日早いバレンタイン♪
生ハムとたまごのフォカッチャサンド
2017年02月12日 11:55撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 11:55
生ハムとたまごのフォカッチャサンド
ランチの図
2017年02月12日 11:57撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 11:57
ランチの図
EOS 6Dで撮影したかったな。戻ってくるのはいつだろ?
2017年02月12日 12:24撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 12:24
EOS 6Dで撮影したかったな。戻ってくるのはいつだろ?
さらば雲竜渓谷。
次は暖冬じゃない年に来てみたい。
2017年02月12日 12:31撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 12:31
さらば雲竜渓谷。
次は暖冬じゃない年に来てみたい。
階段渋滞
2017年02月12日 12:38撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 12:38
階段渋滞
沢ルートで戻るよ!
2017年02月12日 12:41撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 12:41
沢ルートで戻るよ!
ロープのある急坂。
なんで笑顔?
2017年02月12日 12:45撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 12:45
ロープのある急坂。
なんで笑顔?
ビビりながら渡渉
2017年02月12日 13:02撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/12 13:02
ビビりながら渡渉
西高東低の気圧配置では稜線は危険か…
2017年02月12日 13:21撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/12 13:21
西高東低の気圧配置では稜線は危険か…
冬季女峰山登頂は目指すべきか?
2017年02月12日 13:52撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 13:52
冬季女峰山登頂は目指すべきか?
下山後、大谷川駐車場より日光連山。
2017年02月12日 14:51撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/12 14:51
下山後、大谷川駐車場より日光連山。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ ゲイター 毛帽子 予備靴ひも ザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 水筒(保温性) ライター ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ 行動食 ポール
共同装備
飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 地図(地形図) コンパス 計画書 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー ツェルト カメラ

感想

日の出から1時間が過ぎた。2人のときは日の出前から直後に登山口にいるが、今回は8人で、日光駅近くの駐車場に集合することになっている。全員が時間通りに集まり、乗り合いで登山口に向かう。登山口と言ったが目指すのは山ではなく、谷。近年人気の雲竜渓谷へ。

アスファルトに張り付いた氷で滑らないように林道を歩く。正面には女峰山から赤薙山の稜線が見えるはずなのだが、上空に流れる雪煙のためぼんやりとしか見えない。林道から谷に下る広場でクランポンとヘルメットを装着して渓谷に足を踏み入れる。

谷の両側の岩壁から生えたような氷柱。尖ったもの、クラゲが重なったようなものなど形は様々。少し進んだ左側には岩壁と地面を繋ぐ3本の太い氷柱がそびえる。まさに氷の柱。まるでパルテノン神殿。蒼い光を内側に宿す柱は神々しい。

神殿の入口から少し先、雲竜渓谷の主役である雲竜瀑を目指す。アイスクライミング目的の人は氷の壁を直登していくが、我々は滝の右側斜面を登る。このルートも安全とは言えず、特に今日は気温が高く(5℃)、足元の雪はグズグズでクランポンの効きが悪い。雲竜瀑直下まで登らない人も多いようだ。上部のカーブを右に曲がると、目の前に雲竜瀑が姿を現わす。

暖冬のため、2年前より小さく見える雲竜瀑。時々、周囲の氷が落下して大きな音を立てている。氷瀑の上部にはアイスクライマーが張り付いているが、この落氷の可能性が高い状況でも登るのかと思う。氷瀑にはあまり近付かないように集合写真を撮ってから下に戻る。

安全な広い場所で昼食を摂り、雲竜渓谷を後にし、往路で歩いた林道ではなく、沢ルートで戻ることにする。ちょっとした起伏もあり、林道を歩くより楽しめるから沢ルートの方が好きだ。沢ルートが林道に合流してからは退屈な林道を歩かねばならないが、今回は8人なので会話には困らず楽しめた。

下山後に駐車場に戻る頃には青空が広がり、風も強くないが、女峰山の頂上だけは雲が取れなかった。

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訪問者数:689人

コメント

ご一緒ありがとうございました!
氷瀑も終わりかけかな?って思っていましたが氷の神殿と形容されるだけの素晴らしい景色に感動しました!
今回、お会い出来て良かったです。また、機会がありましたらよろしくお願いします!
2017/2/13 7:21
Re: ご一緒ありがとうございました!
jochさん。おはようございます。

旬を少し過ぎたかもしれませんが、雲竜渓谷は綺麗でしたね。次は氷柱が落ちる前に行きたいです。

たまにご一緒させていただきますので、よろしくお願いします。
2017/2/14 7:07
deportivo21さん、おはようございます!
史上最大のパーティー山行は如何でしたか?
まぁ、お聞きするまでもありませんね。

いつかは行ってみたい雲龍渓谷の氷瀑...。
12本アイゼンとヘルメットなし...、deportivo21さんのお写真で様子が分かった良かったです!

37枚目写真tanyaさん、何故か十分過ぎる笑顔ですね(笑)
まぁ、良しとしましょう!(失礼しました)

お疲れさまでした。
2017/2/15 5:06
Re: deportivo21さん、おはようございます!
ayamoekanoさん、おはようございます。

もはや記事数が飽和状態の雲竜渓谷ですが、ぜひ自分の目で見てもらいたいです。写真とは違う迫力が感じられますよ。

クランポンは雲竜瀑直下で必要ですが、そこまではチェーンスパイクで行けると思います。ヘルメットは渓谷に入ってからかぶれば良いかと。
2017/2/15 7:07
プロフィール画像
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