記録ID: 1084327
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
八ヶ岳・杣添尾根【静かな登路・6回目のトレース】
2017年03月12日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,096m
- 下り
- 1,087m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:40
12:15
12:28
15分
2700m
14:08
ゴール地点
◆赤岳鉱泉の「鉱泉日誌」で、「積雪量は例年より全体的に多め」との情報に更に積雪が多いと予想される杣添尾根行きを決めて前夜東京を発った。いつも通り道の駅「南きよさと」で仮眠して翌朝海ノ口登山口へ移動した。
◆11日 晴れ 出発時の気温マイナス9℃
朝の冷え込みの凍結で非常に滑りやすく駐車場からアイゼン装着で行動を開始。貯水池を過ぎて小沢を渡る橋にも60cmほど雪が乗っている。樹林帯の登りも先行者のトレースに助けられ順調に高度を上げていく。これまでは2500mピークへの冬道は樹林帯の中央を登っていったが、今回は積雪量が多く2400m付近から南側の雪稜伝いに登ることが出来た。2500mピークを越えていくと単独の登山者が下山してきたので言葉を交わす。彼は「未明3時に登山口を出発した」とのこと。森林限界から上部の尾根は風によって前日までのトレースが消えていたと思われ、ラッセルを強いられたと想像される(感謝)。この先でストックをピッケルに持ち替え最後の急登に備える。三叉峰直下の急斜面でも下山してくる4人パーティーとすれ違う。たどり着いた主稜線からは昨年末同様に青空を背景に赤岳、阿弥陀岳、北アルプス、上信越の山々の大展望が待っていてくれた。横岳山頂では小同心クラックを登攀してきた2人パーティーと暫し今どきの「アルパイン事情」について話を交わしながら小休止。下山は中間点で行動食を口にして一気に登山口へと向かった。
◆11日 晴れ 出発時の気温マイナス9℃
朝の冷え込みの凍結で非常に滑りやすく駐車場からアイゼン装着で行動を開始。貯水池を過ぎて小沢を渡る橋にも60cmほど雪が乗っている。樹林帯の登りも先行者のトレースに助けられ順調に高度を上げていく。これまでは2500mピークへの冬道は樹林帯の中央を登っていったが、今回は積雪量が多く2400m付近から南側の雪稜伝いに登ることが出来た。2500mピークを越えていくと単独の登山者が下山してきたので言葉を交わす。彼は「未明3時に登山口を出発した」とのこと。森林限界から上部の尾根は風によって前日までのトレースが消えていたと思われ、ラッセルを強いられたと想像される(感謝)。この先でストックをピッケルに持ち替え最後の急登に備える。三叉峰直下の急斜面でも下山してくる4人パーティーとすれ違う。たどり着いた主稜線からは昨年末同様に青空を背景に赤岳、阿弥陀岳、北アルプス、上信越の山々の大展望が待っていてくれた。横岳山頂では小同心クラックを登攀してきた2人パーティーと暫し今どきの「アルパイン事情」について話を交わしながら小休止。下山は中間点で行動食を口にして一気に登山口へと向かった。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■駐車場スペース 10台前後 ■前夜車中泊 道の駅「南きよさと」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■三叉峰直下の急斜面は、しっかりしたアイゼンワーク、ピッケルワークが求められます。 ■積雪量 登山口1750m30〜40cm、貯水池付近50cm前後、 2000m付近70cm前後、2300m付近100cm〜150cm、 2500m以上50〜200 cm以上 |
その他周辺情報 | ■立ち寄り湯 「たかねの湯」 820円 tel 0551-46-2611 |
写真
感想
■杣添尾根登山履歴
2009年10月18日 登頂 4人 積雪0cm
2009年11月21日 登頂 単独 積雪0〜70cm前後
2009年12月20日 2300m敗退 2人 積雪20〜100cm以上
2014年12月31日 2550m敗退 単独 積雪40〜150cm以上
2016年12月25日 登頂 単独 積雪10〜100cm前後
2017年 3月12日 登頂 単独 積雪40〜200cm以上
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