蕎麦ヶ岳 - 今年で最後の『第26回春山開き』
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- GPS
- 02:10
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 293m
- 下り
- 280m
コースタイム
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
約4.5kmで『道の駅 仁保の郷』があります。 その先、約1kmで県道197号へ右折し、約5kmで登山口。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場は登山口に10台前後、その他、県道197号沿いに駐車可能スペースが何台分か。 登山ポストはありません。 登山口駐車場利用料とでもいいましょうか、集会所広場整備協力金という寄付金箱があります。 特に危険な個所もありません。 |
その他周辺情報 | 最寄りコンビニ:『7-11山口宮野上店』国道9号と国道376号の合流地 最寄りショップ:『道の駅 仁保の郷』『まるしょう仁保店』 |
写真
感想
今年で26年目となる春の恒例行事『蕎麦ヶ岳春山開き』ですが、諸事情(地区の高齢化&人口減少)により今年が最後となったそうです...(涙
前回は平成26年(2014年)に参加したのですが、楽しかったので娘らも連れて行ってあげようと思った矢先、衝撃の事実。
最近は山口市以外からの参加も多かったということで、その人気ぶりが伺えただけに残念でなりません。
おそらく、地元『一貫野地区』の方々のほうが、私たちより残念に思っていらっしゃるでしょうけど。
さて、心配した天気も一週間前までの雨予報から曇りとなり、雨の降り始めも午後になるということに。
気温も現地に到着した9時過ぎで11度ほどあったようで、小雪の舞った平成26年の時(レコのURLを下部に記載)に比べれば、とても穏やかなものでした。
今年は最後の春山開きということで、山開き神事に続く蔓(かずら)カットの後、菓子まき(子供限定)と、餅まきがありました。
ちなみに蔓カットには登山者代表として男女1名づつ参加するのですが、何故か今回はkidney夫妻がその大役を受けることになりました(笑
実は以前、この山開きに誘った際にkidneyが「蔓カットするHANS-R1さんを激写します!」とニヤニヤしながら言ってたので、私は立場逆転!とばかりにシャッターを切りましたよ。
で、蔓カットは奥さまのほうが早く切り終えるという、とても美味しい結果となりました(笑
イベントが済んだらいよいよ登山開始です。
大勢のハイカーが一斉に(とはいっても、既に登り終えて下山している人も多かったですが)登り始めるので、登山道は大渋滞です。
山頂はきっと久住や大船の山開きみたいなんだろうなぁと想像します(笑
その山頂は案の定、大変な賑わいです!
山頂標識を前に代わる代わる記念撮影。
そのうち、地元TV局(YAB)のリポーターとカメラマンも登ってきました。
大きく重たそうなTVカメラと立派な三脚を携えて。
空を見上げると小型のドローンも飛んでます。
今年は空撮もあるのかと、夕方のニュースを楽しみにしながら下山します。
下山すると地元の方からあんこ餅を頂きました。
登山者が何人いるのか判りませんが、これだけの登山者に配るとなると相当な数になると思います。
「有り難いことだなぁ」と、帰宅してからじっくり味わって頂きました。
そして、待望の蕎麦汁(1杯100円)です!
娘らと並んで2個入りおにぎり(これも100円)と蕎麦汁を待ちます。
ところがっ!
過去最高(と思われる)人出によるものか、私の直前で蕎麦汁が売り切れてしまいました(´・ω・`) ショボーン
ま、こればかりは仕方ないと諦めていると、4〜5人後ろに並んでた60代後半と思しき男性が「もう無いんか!もう一度作ろうっちゅー気は無いかぁ」みたいなことを婦人会の人に向かって愚痴ってた。
オッサン、最後の春山開きを穢すようなことするなよ...
こんなに良くしてくれた地元の人に対してそんな口利くなよ。
で、おにぎりだけを買ってブルーシートへ向かった私たち家族に
数名先に並んでたkidney夫妻から「自分ら2つあるんで、1つどうぞ」と蕎麦汁を頂いた。
こうして、一杯のかけ蕎麦ならぬ、『一杯の蕎麦汁』を味わった私たちは、これまで26回の春山開きイベントを行なって下さった、一貫野の方々に感謝と労いの気持ちを胸に帰宅の途へとついたのでした。
しかし今回、残念なことも幾つかありました。
上に書いた愚痴る男性もそうですが、子供対象の菓子&餅まきの際に、運営側から「じぃちゃんばぁちゃんは手を出したらダメですよ」と言われているにも関わらず、自分の足元に転がってきた餅を取って袋に入れる婆さんや、子供を押しのけて菓子を横取りする爺さんがいたこと。
また、神事の最中に連れの婆さんと喋り続け、餅を入れる用のビニール袋を延々ガサガサ言わせてた婆さん。
地元の方々に申し訳なく感じた残念な春山開きでもありました。
ともあれ、一貫野地区、仁保地区の自治会、婦人会など、これまでご尽力頂いた多くの方々に心から感謝いたします。
いつかまた、蕎麦ヶ岳の春山開きが再開される時が来るといいなぁ。
平成26年(2014年)の『第23回春山開き』のレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-418473.html
今日はHansさんのお誘いで蕎麦ヶ岳の春山開きへ!
今回の第26回で惜しまれつつ最後という事を知り、初参加ながら気張って1時間前に現地到着。既に多くの人が山開きのイベントを待ちわびている中で、ウロウロしてたところを運営さんから「カズラカットに参加しませんか?」声をかけられました!hansも以前に参加したときいてたんで「いいですよ〜♪」と気楽に返事しましたが。。。まさかの登山者代表の男女1名ずつとはwwΣ(゜д゜lll)
市長はじめとした多くの来賓の中、緊張のカズラカットと山口名物餅まきのまく側にと大忙しでしたが、いい思い出になりました(o^^o)
その後は多くの登山客とワイワイのんびり登山を楽しみ、下山後は美味しい蕎麦汁をいただきました( ^ω^ )
山開きが無くなってしまうのは残念ですが、今後も良い里山として皆に愛されて続けて欲しいです♪
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