またしても浅間エリア 残雪の浅間隠山 〜空のセンタク〜

2017年04月14日(金) [日帰り]

• GPS: 02:13
• 距離: 5.3km
• 登り: 462m
• 下り: 460m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:31
• 休憩: 0:43
• 合計: 2:14

距離 5.3km 登り 462m 下り 464m

9:42 浅間隠山登山口
9:58 北軽井沢分岐
10:37 11:20 浅間隠山
11:43 北軽井沢分岐
11:56 浅間隠山登山口

周囲にあまり人がいらっしゃらなかったため上記タイムが早いか遅いかの判断付きません。
ミックスや凍結もあり歩きにくかったけど、「のんびり歩いた」というペースではありません。
参考にされる場合はご注意ください。

天候

快晴

コース状況／危険箇所等

このペースは平均よりやや早いと思います。
この週末登るなら軽アイゼンとゲイターはあったほうが楽です。
全体としてミックス。
雪面上はグズ雪も凍結もあり。
地面上はぬかるみも多い。
笹の上に雪が乗っているところもあり、少し登山道から外れると踏み抜きます。

その他周辺情報

高崎市側からR406を使って上がってくる道路上には積雪無し。
路肩の雪も今日の暖かさで昼過ぎにはほとんど溶けていた。
ノーマルタイヤで問題ありません。

写真

登山口周辺の道路状況。
雪はありません。

雪は無し。
この路肩の雪も午後にはかなり溶けていた。

駐車場も雪は無し。ただしぬかるんでいる。

入山します。

下の方の雪はほとんど溶けている。

前半は雑木林の中を進む。

登山道は明瞭。迷うことは無い。

日向はもう完全に融雪している。

明るい尾根に出た。

ここからはずっと尾根上を歩く。

10時過ぎ、涼しくて気持ちがイイ。
長袖Tシャツ1枚だ。これ下界は相当暑いんだろうな。

中間地点の小ピーク。特に何もない。視界も無い。

ここから上がめんどくさいミックスが連発する。
ガリガリだったり

グズグズだったり

ツルツルのところも。

そうこうしているうちに浅間隠山の主稜線に出た。

一気に視界が開け少しばかりだけど気持ちいい稜線歩き。

快晴なんだけど春霞が取れない。

この辺はそよ風がすごく気持ちよくて気分爽快！

山頂が見えた！

登頂！
浅間がきれいだ。

不思議なことに東側の斜面の方が雪が多いんだね。
西側の斜面は9日前の時点でもこれより雪が少なかった。

根子岳方面

志賀高原方面

赤城も榛名もきれいに見えていたんだけど、写真ではモヤっちゃってる。

群馬方向

ここは厳冬期に来るといいかもね！

時折勢いよく噴煙を上げる。

北側に少し長い山頂。

北側の山頂から浅間。

誰もいない静かな山頂。

そして誰も来ない。
だからやろう！

あれを！

いくぜ！！

高度5m。北側の崖の上から。

同じアングルで高度10m

さらに20m。迫力無いね。
後ほど動画のリンクを貼っておくのでどうぞご覧ください。
まだ見てないけどきっと素人間丸出しの動画になるでしょう(笑)

しばしフライトを楽しみ、下山開始します。

登ってくるときと僅か1時間ちょっとで随分雪が解けている。

この辺は溶けてまた夜凍って、明日の朝はツルツルだろう。

午後は少し風が出てきて、木々の合間を駆け抜けていく。

この下山は体力的には余裕だけど神経使って気疲れした。

下山完了。アイゼンとゲイターがベロベロに汚れたので雪解けの流れ水で洗って帰る。

登山口の駐車場はなんと17度。
暖かくて気持ちがイイくらいだけど今頃下界は夏日だろうな。

感想

Beloved Sky

最近浅間エリアにスキーや登山で何度も来ている気がするけどまたしても・・・。

今回は自宅の書斎からも見える浅間隠山へ。
恐らく昨日の方が天気は良さそうだったけど、ドローンを飛ばす都合上、多少かすみがあっても風が無いだろうと直感した今日を選んで急遽仕事をOFFに。

自宅から2時間かからずに登山口に到着。
近くていいね。
登山道は自分的には一番嫌いなミックス。
しかもぬかるみあり、凍結あり。
下が笹っ葉なのでたまに踏み抜きも。

山頂まではあっという間に到着。
登山者も3組かな？今日は。

山頂到着時は誰もいなく、しばしくつろいだ後ドローンを一発！
無風の山中って音が無いよね。完全無音の世界。
ドローンが切り裂く空気の音だけが響く。
その映像がこちら↓！



ちょうどその時、1組のご夫婦様が登頂されてきた。
とてもご理解のあるご夫婦様で助かったけど、静かに楽しみたかったであろう山頂をにぎわせてしまって申し訳ありません。。。

この冬、たくさんの雪が降り近頃は雨に変わってきた。
一雨ごとに季節が進む今時期。
今週の大雨で先週よりも浅間の上の空から冬の色はもうすっかり洗い流され、春の色に染まりつつある。
夏の準備をしなきゃな。

今年の夏はどんな空が見られるだろうか。
山の空もいいけど、下界で過ごせる今しかない空もある。
昨年あたりから感じているけど、「自分以外の時間」って自分の知らないところでどんどん流れていて、そしてその空はもう戻ってこない。
今何が一番大切なのか。
今いちばん感じたい空は何なのか。

「今しかないその空を大切に」
をテーマにともに過ごすこの夏の空を選んでいきたい。