雲取山/三峰ピストン/初めてテントを背負ってバテバテ
- GPS
- 15:17
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,890m
- 下り
- 1,871m
コースタイム
(2日目)雲取山荘 5:40 → 6:00 雲取山 6:30 →(東側巻き道)→ 8:00 雲取山荘 9:00 → 10:20 白岩山 11:00 → 13:00 霧藻ヶ峰 13:20 → 14:45 三峰神社
天候 | 1日目 曇り(小雪)/2日目 晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂付近の北斜面は凍結箇所があるがアイゼンなしでも大丈夫だった。山頂東側の巻き道は場所により沢筋に積雪・凍結箇所があり少々危険。芋の木ドッケの巻き道は僅かに雪が残るのみで問題なかったが、階段やトラバース道の脇に落差のあるところもあり、GW前後は道の状況を良く確認しておく必要があると思う。実際この箇所で少し前に滑落死亡事故が発生したそうです。 |
写真
感想
<テント初心者の反省>
テントを買ったので何処へ行こうか・・・と考えたものの、この時期高い山はまだ雪山ですし、低い所は日帰り出来てしまいます。ということで雲取山。
60Lのザックにテント、シュラフ等を放り込んで測ってみると18kg。おおー日帰りザックの3倍だ・・・。
登り始めたもののペースが掴めず、前白岩山への登りで疲れ果てました。歩いているとザックに振られたり、岩をよじ登るとザックが頭にぶつかってきたりして邪魔だったのですが、ふと気が付いてザックの胸や腰のベルトを細かく調整し、出来るだけ「縛る」ようにしたところ、大分楽になりました。もっと早く気付けば良かった。それにしてもテントを背負うと重いです。ザックを背負ったり降ろしたりした時に重心が変わり若干よろめくため、足場の悪いところで休憩するときには要注意です。2日目にはだいぶ慣れるようですが。
山荘に300円を払いテントを設営ですが、時間が遅かったようでだいぶ山荘から下ったところに設営することになりました。→遅いと場所が悪くなる。
また、夏場に暑いと寝れないな・・・と思いシュラフを選んだので、夜中寒くて2度ほど目が覚める羽目に。テントマットについても押入れシートでは地面の冷気を遮断しきってくれず・・・寒い。色々総動員(靴下を2重に履いてさらにダウンジャケットを足に履く等)して乗り切りましたが、次回は夜の気温もちゃんと考えておかないと大変・・・というより危険だ。
<それはそれとして感想>
そんな感じで修行中心の山行でしたが、雲取山自体はどうだったかというと、山頂から少し奥多摩側へ降りたところからの飛龍山と富士山の眺めが良かったです。また白岩山から奥では苔が多く見られたので、もう少し暖かくなってきたら良い感じになってくるのではないかと思います。そのうちに時期を変えて登ってみたくもあります。
夜中、寒さで目を覚ましたついでにテントの外に出てみると、真っ暗な中に遠くの方に街の明かりが見えました。恐らく青梅の方だと思いますが、空気が住んでいれば都心の方まで見えるかもしれません。私たちの日常であるあの明かりを今はこの山奥(東京都ですが)から見下ろす・・・という感慨には浸れず、町の明かりとは別に闇の中に光るものがあり気になります。熊とか犬?とかだと嫌だなと思いましたが鹿でした。テント場のすぐ近くを4〜5頭で徘徊しているようです。人間が寝ている間に残飯など漁っているのかも知れません。
鹿といえば、白岩山山頂に鹿が居ました。行きも帰りも山頂のテーブルの脇に突っ立っていましたのであれは恐らく山頂の主だと思います。ある儀式をするとその主は現れるのだそうです・・・と書くとファンタジーな感じですが、実際はビニール袋がガサガサする音が聞こえると寄ってくるのだそうです。人を見ても逃げません。
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