残雪の高下岳へ-私の雪山原点-

2017年04月23日(日) [日帰り]

• GPS: 06:27
• 距離: 14.1km
• 登り: 910m
• 下り: 898m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:17
• 合計: 6:27

距離 14.1km 登り 910m 下り 911m

7:56 スタート地点
8:33 8:34 高畑登山口
11:26 11:38 高下岳(北峰)
13:46 13:50 高畑登山口
14:23 ゴール地点

天候

雨のち曇り、時々晴れ、のち雪のあと雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道は途中で積雪と倒木のため通行不可でした。通行可能地点まで突入し路肩に駐車。登山口までは20分ほどの歩き。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特にありませんが、下山時別の尾根に下りかけました。ここは下山時の要注意ポイントと10年前に言われたのを思い出し引き返せました。

その他周辺情報

銀河高原で温泉と地ビールはいかがでしょう？
あるいは北上すれば鶯宿温泉。南下すれば湯田温泉があります。

写真

残雪と倒木のため、林道は途中から通行不能。
しかし徐々に開通しています。この日も地元車と私の車でいくらか排雪して通行可能範囲を広げました。

登山口です。
数台は駐車可能なスペースがありますが、この日は当然車の姿は無し。

土道と残雪が交互に現れる登山道。残雪が大きく残っているからといって漫然と歩き夏道を外すと雪が切れたとたんに藪漕ぎになります（笑

雪庇が崩壊していました。このところ暖かい日が多かったからなぁ…。やばそうなところには近づかないようにしようと決意を新たにしました。

春はすぐそこまで…。

ぶなの巨木が立ち並ぶ森を行きます。
癒される…。

やがてブナからダケカンバの木に変わり、それすら背が低くなっていきます。

高下岳本体が見えてきました。美味しそうな一枚バーンが見えますが…。

念のためアイゼンを着けて斜面に挑みましたが杞憂でした。雪面は硬すぎずやわらかすぎず、これ以上ないくらい良い条件でした。

山頂到着！
登り始めはガスでまったく見えませんでしたが、我々が山頂に到着したのと時を同じくして晴れてきました！

北側。
大荒沢岳や沢尻岳、羽後朝日などが見えます。
あっちもそのうち歩いてみたいものです。

和賀岳は残念ながら雲の中。

天気も良くなってきたので意気揚々と下山します。
途中でお昼をいただきました。

ところが昼食にしている間にみるみる空が曇り、急に吹雪きに…。山の天気は変わりやすいといいますが、本当に今日はコロコロとよく天気がかわります。

気温が上がってきたからなのか、雨が降ってきたからなのか、急激に雪が緩み始め油断していた人を転ばしにかかります。

こいつが犯人…

また晴れてきたのでいまのうちに退散〜

青空とブナ。映えますな〜。

下りは雨と雪解けでぬかるんだ土道に大苦戦。しばらくユキの上ばかり歩いていたので土道を歩く感覚を忘れてしまったようです。

こけたり、こけたり、こけたりしながらも何とか無事に帰還！
思いっきり泥の上でコケたのでザックが犠牲になりました…。

感想

ちゃってぃ

十年近く前、私がはじめて登った雪山が高下岳でした。その時は右も左もわからず「連れて行ってもらった」だけだったので、そのうち自力で同じコースを歩きたいと思っていました。その願いが今回かなった形です。
残雪期で気象条件がよければそれほど難しいコースではないと思われます。ただ下山時に数箇所、別の尾根に下りたくなってしまう場所があるので要注意です。

こちらで長文書いてます。よろしければ…↓
https://blogs.yahoo.co.jp/gtz_leviso/55944750.html