水麗の鏡と青と白が輝く尾瀬(^0^)

2017年05月20日(土) ~ 2017年05月21日(日)

• GPS: 14:52
• 距離: 28.7km
• 登り: 637m
• 下り: 637m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 2:54
• 合計: 8:24

距離 17.9km 登り 76m 下り 255m

6:37 鳩待峠
7:50 8:22 山ノ鼻
9:07 9:09 上ノ大堀橋
9:20 9:56 牛首分岐
10:10 下ノ大堀川橋
10:54 11:36 竜宮十字路
12:02 12:07 ヨッピ吊橋
12:15 ヨシッ堀田代
12:28 12:58 東電小屋
13:11 13:12 東電尾瀬橋
13:40 13:41 赤田代
13:50 13:54 温泉小屋
13:54 14:02 元湯山荘
14:06 14:09 温泉小屋・三条ノ滝・御池方面分岐
14:12 14:19 元湯山荘
14:19 14:21 温泉小屋
14:30 赤田代
15:00 15:01 見晴(下田代十字路)
15:01 宿泊地

2日目

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:06
• 合計: 6:28

距離 10.8km 登り 574m 下り 396m

6:30 宿泊地
7:29 竜宮十字路
8:34 8:35 長沢頭
8:55 8:56 土場
9:42 9:44 富士見田代(尾瀬原分岐)
9:50 セン沢田代
10:29 10:31 中原山
11:09 横田代
12:58 ゴール地点

天候

ドピーカン！　雲1つなし！

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

【駐車場】
　尾瀬ロッジ前のタクシー会社私有地
　（タクシーを予約をすると無料駐車OK）
　　
　車規制区間は、尾瀬観光タクシーさん
　3年連続でお世話になりました<(_ _)>
　
　往路は、愉快なギャグの会長さんの運転(^^)
　復路は、鳩待峠で美人な社長の妹さんが出迎えてくれて(^O^)
　　　　　運転は去年と同じMr．建具の運転手さん(^^)
　尾瀬に来るときには、またお世話になりますよ〜

コース状況／危険箇所等

【鳩待峠〜山ノ鼻】
　ほとんど雪道で、各所で少しだけ木道が覗いている。
　特に、長い階段が続く川上川の河原へ降りる箇所は雪が付着した急斜面になるので、山装備じゃない人は引き返していた。
　
【〜牛首】
　例年よりも雪が多くて、雪原の中に沢筋だけが水面を覗かせている。
　川上川を渡ったあたりから雪解け水が平原に浮き始め、上ノ大堀川を渡る前あたりで、逆さ至仏山が映るのが見えた(^^)
　
【〜下ノ大堀川〜竜宮】
　まさに、今回のテーマ「水麗の鏡を見に行こう！」の世界！
　青と白のエクスタシー！(^O^)
　
【〜ヨッピ吊橋〜東電小屋】
　大雪原の中で猛暑を浴びながら歩く。
　真夏の雪原を思わせ、あちこちで踏み抜きのヒヤヒヤが続く。
　
【〜赤田代分岐〜温泉小屋〜赤田代分岐〜見晴】
　所々で融雪水が湿原のせせらぎとなって心地良い音を奏でている。
　
【見晴テント場】
　雪原の上でのキャンプ。
　全部で10張りくらいだったかなー
　
【見晴〜竜宮】
　主に雪原の白い世界。
　
【竜宮〜長沢ルート取り付き】
　雪原の中に沢の割れ目が見える残雪の美景(^O^)
　
【長沢ルート〜富士見峠】
　雪面の急登をエッホエッホ登ったら、モミとダケカンバの美林が続く緩やかな坂。
　合流点の池塘鏡は雪のカバーがかかっていた。
　
【〜アヤメ平〜横田代】
　それぞれの湿原だけ雪が溶け終わっており、天空の楽園になっていた(^O^)
　
【〜鳩待峠】
　ひたすら雪原を歩き、林の向こうに至仏山を眺めながらの散歩道。

その他周辺情報

【温泉】
　尾瀬ぷらり館　500円
　尾瀬展示コーナーのおねえさんは、昨年９月に私に会ったことを覚えてくれてました(^O^)

写真

5/19 18:41

【パンチョ新橋店】
　前日のエネルギー重点はナポリタン大盛り600g！
　o(^▽^)o

5/20 6:37

【鳩待峠】
　さ、まだまだ雪がゴボゴボの道へ進みます(^^)

5/20 7:23

【鳩待峠〜山ノ鼻】
　木道は、ほとんど雪の中。
　でも、ピカピカの色にオッサンたちはニンマリ(^-^)

5/20 7:31

【鳩待峠〜山ノ鼻】
　雪解け水が溢れる渓谷の道に、まさしく夢見るように咲いてました(^O^)

5/20 7:49

【山ノ鼻】
　樹々が切れた先は、ドピーカンな空が広がっています(^O^)

5/20 8:30

【山ノ鼻〜牛首】
　振り向くと至仏山がバーン!!
　オッサンたちも大喜び！
　こりゃ、今まで最高だなー(^O^)

5/20 8:36

【山ノ鼻〜牛首】
　クリスタルな水の下に水芭蕉の芽(^^)

5/20 8:54

【山ノ鼻〜牛首】
　恥ずかしがり屋の燧ケ岳さんは雲隠れが多いけど、今日は水面に映した姿に雪の雲だけ(^O^)　

5/20 9:00

【山ノ鼻〜牛首】　
　ヨルダンの死海を連想させる湖面だね〜(^O^)
　行ったことないけど・・・(^-^;

5/20 9:09

【山ノ鼻〜牛首】
　おおおおお！
　ついに逆さ至仏山が見れたぞ！！
　でも、この興奮は序章に過ぎなかった(^^;

5/20 9:19

【山ノ鼻〜牛首】
　オッサンたちは、これを「変形土筆」と呼んでいた(^▽^;

5/20 9:40

【牛首】
　涅槃なオッサン・・・
　ジャバザハットにしか見えんな・・・(￣▽￣;)

5/20 9:57

【牛首〜下ノ大堀川】
　残雪のテーブル(^O^)

5/20 10:08

【牛首〜下ノ大堀川】
　残雪期しか登れない景鶴山。。。
　来期は狙いたいねぇ(￣―￣)

5/20 10:12

【下ノ大堀川】
　これぞ水鏡！
　もうね、口元が緩みっぱなしだったよ(￣―￣)
　左に美景に立ち尽くすムラケンがいた(^^)

5/20 10:12

【下ノ大堀川】
　The OZE！
　ここの代名詞のようなところに、もっとも美しい時期に来れた(^O^)

5/26 6:26

【下ノ大堀川】
　ニンマリどや顔のオッサンズ！
　本日のテーマは「オッサンのオッサンによるオッサンのためのトレイル」
　それにしても、自撮り王の撮影テクには驚かされるね〜
　(^o^)

5/20 10:15

【下ノ大堀川】
　クリスタルの水は渦を巻きながら悠々と流れていく(^^)

5/20 10:36

【下ノ大堀川〜竜宮】
　花の季節が始まるようだ(^^)

5/20 10:37

【下ノ大堀川〜竜宮】
　ここでも(^O^)

5/20 10:39

【下ノ大堀川〜竜宮】
　今日は、何度も興奮してしまう！

5/20 10:41

【竜宮（湧出点）】
　クリスタルの世界で小宇宙が渦巻いているようだ(◎_◎)

5/20 10:44

【竜宮（伏流点）】
　3方向から集まった流れが、大地が飲み干すように吸い込まれていく！
　ココは、何度来ても自然の傑作に魅入ってしまう(^-^)

5/20 10:50

【竜宮】
　水芭蕉が木道を彩ってプロムナードにしているね(^-^)

5/20 11:08

【竜宮】
　本日のランチもゴキゲンよく！
　もちろんネギ無しカップ麺
　!(^▽^)!

5/20 11:37

【竜宮〜ヨッピ橋】
　無雪期はのっぺりした連絡木道の道は踏み抜き原でした。
　ハマったところが偶然にも木道の端っこで、脛をガリガリガリって。。。5日経ってもまだ痛い(>_<)

5/20 12:05

【ヨッピ橋】
　ここは平和そうに見えたが、この後、踏み抜き地獄がやってくる(◎_◎;)

5/20 12:13

【ヨッピ橋〜東電小屋】
　まさに夢見て咲いてるね〜

5/20 12:16

【ヨッピ橋〜東電小屋】
　愛の水中花(^O^♪
　水面の下からスクスク伸びてきている。

5/20 12:29

【東電小屋】
　無反応・・・(^^;

5/20 12:30

【東電小屋】
　ぼかぁ、ボッカさんをやってみたかったんだよ(^^;

5/26 6:23

【東電小屋】
　う〜ん、重いよー(^^;

5/20 13:04

【東電小屋〜東電尾瀬橋】
　時々、融雪が終わった湿原が現れ、夢がイッパイの姿を作っているね(^^)

5/20 13:05

【東電小屋〜東電尾瀬橋】
　オッサン3人だけど、見惚れてしまうね〜(^o^)

5/20 13:13

【東電尾瀬橋〜赤田代分岐】
　お日様が中天に行ったら、東の空はコバルト一色！(^O^)／

5/20 13:35

【赤田代分岐〜温泉小屋】
　雪解けの畔にクリスタルフラワー(^O^)

5/20 14:06

【平滑ノ滝・御池分岐】
　今回はココまで。
　滝のほうは沢が暗渠状態になってて危険とのことなので、引き返しました(-_-)

5/20 14:12

【温泉小屋】
　滝方面のコンディションを教えてくれた小屋のオジサン。
　お話好きで、山々の状況をニコニコと教えてくれました
　( ^ω^ )
　どうもありがとうm(__)m

5/20 14:48

【赤田代分岐〜見晴】
　燧ケ岳が汗を流しているようだ(^^)

5/20 14:51

【赤田代分岐〜見晴】
　泡立つ波のようだね(^o^)

5/20 14:59

【見晴】
　到着〜(^O^)

5/20 15:01

【見晴】
　尾瀬の清水を故郷・大分のボトルに詰めちゃう(^-^)

5/20 16:10

【見晴】
　別荘完成！＼(^o^)／

5/20 16:12

【見晴】
　ご飯も作ってないのに宴会開始！！
　( ^^) _□
　こんなんで、えーんかい？

5/20 16:33

【見晴】
　雪の下に埋めていたビールを掘り出している・・・リスか(^^)

5/20 17:42

【燧小屋】
　500円風呂がウレシイねぇ〜(^o^)

5/20 18:13

【見晴】
　燧小屋の風呂から上がったら、たそがれ時がやってきたた(+_+)

5/20 18:34

【見晴】
　宵の進みに比例してオッサンたちの酔いも進んでいく！

5/20 18:39

【見晴】
　ますますテンションが上がっていく！

5/20 18:59

【見晴】
　完全な酔っ払いになった頃、食事を思い出していた(◎_◎;)

5/21 4:08

【見晴】
　AM4：00過ぎ。
　オッサンたちの鼾が響く静けさ？の中で夜が明けてきた
　( ノ゜Д゜)

5/21 4:46

【見晴】
　西の至仏山がうっすら染まっていく。
　すぐに行けそうな錯覚になるね(^^)　

5/21 4:54

【見晴】
　さ、2日目も始動開始だ！(^-^)

5/21 4:57

【見晴】
　朝ご飯は、うどん出汁の炊き込みご飯だったけど、炊き方が課題だなー(^^;

5/21 7:09

【見晴〜竜宮】
　さぁ！2日目の出発！！
　澄み切った空気が充満している(^-^)

5/21 7:09

【見晴〜竜宮】
　く〜！
　マブシイぜ！(/ω＼)

5/21 7:19

【竜宮】
　沼尻川の河畔が浸食されたようだね(^-^;

5/21 7:27

【竜宮】
　2日目もタマラン山行になりそうだなぁ〜(^O^)

5/21 7:35

【竜宮】
　さぁ、雪の長沢から富士見峠への登攀ルートの始まり〜!(^^)!

5/21 7:38

【竜宮〜長沢ルート取付】
　なんて言えばいい？
　なんかシックリとする景色だよね(^^)

5/21 7:40

【竜宮〜長沢ルート取付】
　山が迫ったところにもホラ(^O^)

5/21 7:45

【長沢ルート取付】
　さ、木道が終わって、久々の登山道です(^^)

5/21 7:59

【長沢ルート】
　道標は半分以上埋っているね〜

5/21 8:07

【長沢ルート】
　柿ピー親父ズ！(^^)v
　カミさんの前ではピーピーらしい(^^;

5/21 9:11

【長沢ルート〜富士見峠】
　見事なダケカンバの森＼(^O^)／

5/21 9:20

【長沢ルート〜富士見峠】
　最初で最後の下り行き者との遭遇！(^O^)

5/21 9:55

【富士見田代合流点】
　ここには鏡のような丸い池塘があるけど、まだまだお目覚め前のようだ(^^)

5/21 9:57

【富士見田代合流点】
　まだまだ深いの〜

5/21 10:14

【富士見田代あたり】
　ここの秋はタマランチだよ〜

5/21 10:21

【富士見田代あたり】
　笹と雪の色がタマラン！(^O^)

5/21 11:17

【アヤメ平】
　ドピーカンな尾瀬最標高の湿原に、オッサンも思わず飛び跳ねる！＼(^o^)／

5/21 11:22

【アヤメ平】
　高層湿原は雪原かと思ったら、ここだけピカピカに輝く鏡でした(^O^)

5/21 11:22

【アヤメ平】
　清浄の地って意外の言葉が思いつかないなー(^-^;

5/21 11:24

【アヤメ平】
　なんかスゴくね？
　日本の至宝だよね(^O^)

5/21 11:36

【アヤメ平〜横田代】
　今度は樅の木の向こうの至仏山(^^)/

5/21 11:39

【アヤメ平〜横田代】
　上州武尊山ゲット！(^^)v

5/21 11:51

【アヤメ平〜横田代】
　ど頭冷却のために雪を帽子に仕込むオッサンたち(^^;)
　日光がキツイ世代らしい(^▽^;

5/21 11:56

【横田代】
　今日は、どこからも美峰だね〜
　このルートは4回目だけど至仏山が見えたのは初めてかも(^^;

5/21 11:57

【横田代】
　オッサンたちも最後までニヤニヤが止まんないねぇ〜(^O^)

5/21 12:00

【横田代〜鳩待峠】
　トンビがくるりと輪を描いた〜(^O^)

5/21 12:53

【横田代〜鳩待峠】
　さぁ、あと少しじゃ！(^^)

5/21 12:58

【鳩待峠】
　やはは〜
　真夏日の中、爽快なゴール！！

5/21 14:52

【セブンイレブン片品須賀川店】
　夏日のシメは、やっぱりコレでしょ！

5/21 16:24

【シャンゴ高崎問屋町本店】
　この山行はパスタに始まって、パスタに終わりました。
　私の大好きなベスビオ。
　さすがは本店、激辛にしてくれましたι(´Д｀υ)

5/21 16:24

【シャンゴ高崎問屋町本店】
　ミートソースの下はナポリタンにビックリのムラケン！( ゜Д゜)

5/21 16:29

【シャンゴ高崎問屋町本店】
　名物シャンゴ風（カツレツ入り）LLサイズを前にニンマリなスーさん!(^▽^)!

撮影機器：

FinePix XP90 XP91 XP95 FUJIFILM

装備

個人装備

ザック：SouthField55/65 靴：ツォロミー2

感想

oobantou

　5/20-21の大快晴の週末は、水が溢れる季節に思い描いた「水麗の鏡」を訪ね、全てが青と白に包まれた四囲に見とれ続けました(^^)
　
　例年よりも雪が多く、山道と湿原の多くは雪原からチラホラと茶色が覗いている。
　でも、前日から強烈な陽射しは純青の空を全天に広げ、尾瀬一帯を夏模様に塗り始めていた(^^)
　開山式の翌日だけど、雪の影響で入山者は少ないとのことでした。
　
　尾瀬の中は、まるでおとぎの国のよう。
　
　プカリと氷塊のように浮き上がる至仏山
　ドカッと鎮座のように堂々とした燧ケ岳
　ずっとピカピカに輝いていました(^O^)
　　
　パリッと脱皮のようにあらわれる沢筋
　ピカッと大鏡のように輝いている池塘
　大地の色を夏の太陽が塗りなおしていました(^O^)
　　
　何度も何度も行った尾瀬だけど、こんなに澄み渡った姿は初めてでした(^O^)
　　
　
【山行記】
　　
　雪の沢は春の流れが響いている♪
　チャラチャラからザワザワザワー
　クリスタルな水面がキラリと光り
　水芭蕉の花が沈んだり浮かんだり(^^)
　　
　雪の林は春の使者を迎えている♪
　シンシンしたりチラチラしたりー
　リーフグリーンがチラリとのぞき
　芽吹きの香りをただよわせている(^^)
　　
　雪の原は夏の歌声を呟いている♪
　プチプチからジャボンジャボン！
　ゴールドの南風がフワリと吹いて
　きらめきの大きな鏡をつくってる(^^)
　　
　雪の山は夏の輝きを放っている♪
　チカチカしたりキラキラしたり〜
　コバルトスカイにクッキリ浮かび
　大鏡に映る姿には水の空と雪の雲(^^)