この期に及んで修行せんとはけしからん! きりきり修行せい!(月ヶ瀬口-原山-鷲峰山)


- GPS
- 08:07
- 距離
- 33.6km
- 登り
- 1,826m
- 下り
- 1,727m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:07
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
帰り:(有難くも自動車で送っていただきました)-新田辺-(近鉄京都線)- |
コース状況/ 危険箇所等 |
当たり前ですが、行場は危険です。 |
写真
感想
今日は、軌跡つなぎのひとつとして、月ヶ瀬口からスタートしました。和束町から鷲峰山を越えて、宇治田原でゴールにしようという計画です。前半は東海自然歩道です。こうすると、笠置から月ヶ瀬が抜けてしまうのですが、そこはまたいずれ歩こうと言うことで。
前半は、ある程度予想されたことですが、舗装路をだらだら登ります。眺望もありませんし、茶畑も一部でしか見えず、申し訳ないですががっかりルートとも言えます。東海自然歩道を完歩したいとか、軌跡をつなぎたいとかいう理由がなければ、加茂からアプローチした方が茶畑が見られていいのではないかと思いました。ただ、童仙房付近に滝があるらしいので、そこに行く場合は別かも。
そうやって20kmほどだらだら歩き、途中からは茶畑を楽しみながら、原山に到着。ここから鷲峰山に取り付きます。円形茶園が有名だと言うことで、覗いてみたいと思ってGoogleマップで調べたら、現在地より北東にしばらくありそうで、この時は諦めました。しかし、登って行くと、円形茶園との標識が出ています。結局、このルート上にあったのでした。ただ、茶畑に入ることはできません。登山路から見下ろすことができるのみ。
さて、鷲峰山と言えば、金胎寺の行場が有名なんですが、行った人のレポートを読むと、岩場の上り下りなどがかなりハードらしく、初心者の私にはtoo hardではないかと恐れをなしていました。そのため、行場はスキップしてそのまま宇治田原に抜けるつもりだったのですが、なぜか私は行場に引き込まれていきます・・・! というのも、円形茶園を過ぎてから、それまで急だった坂が突然ゆるやかになり、どうしてこんなに楽なんだろうと思いながら歩いていたところ、どうも登山路から外れて林道を歩いていたようです。途中でそのことには気付いたのですが、そのまま林道を進むと行場の下に着くことが予想できたため、「この際、行場を通って帰ろうか」という余計なことを思いついてしまいました。
それでそのまま歩き続けたのですが、確かに滝は見事(五光の滝のひとつ下の滝もなかなかよろしいです)とはいえ、どこから進むと金胎寺に戻れるのか、さっぱりわかりません。おかしいおかしいと歩いているうちに、五光の滝の下で転倒してしまったり、この際行場の順路を逆に辿って寺に戻ろうかと思いついて、ルートを逆行し始めたところ、順行で降りてこられたおふたりに出会いました。その後、枚方からお越しのご家族であることを知ったのですが、事情を話して、一緒に行っていただくことに。やはり複数人というのは心強く、岩を登るポイントも見学することができ、なんとか(ひいひい言いながらも)行場を脱出することができました。
その後、頂上までは行きましたが、釈迦岳まで足を伸ばすつもりにはなれず、そのまま維中前バス停を目指して下山。このルート(他のルートもかも知れませんが)、斜度はさほどでもない代わりにだらだらと距離だけ長く、ちょっとうんざりしてきました。実は、「体力があったら黄檗まで行くか?」と邪なことを考えていたこともありましたが、この時点では早いとこバス停に辿り着きたい一心。そこへ、「どうせなら途中まで自動車で送りましょうか」と有難いお申し出。この時点での私には断る気力はゼロでした。重ね重ね有難うございます。
軌跡つなぎは、ちょっと気をつけなければいけなくなりましたが、また余裕がある時に頑張ることにします。
このレポートはYAMAPにミラーしてあります。
https://yamap.co.jp/activity/961081
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