小朝日岳・鳥原山周回 にびいろの空・静寂の山

2017年10月06日(金) [日帰り]

• GPS: 07:31
• 距離: 14.5km
• 登り: 1,205m
• 下り: 1,199m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:05
• 休憩: 1:26
• 合計: 7:31

7:03 古寺鉱泉下駐車場
7:07 7:10 古寺鉱泉
8:20 8:25 一服清水
8:29 8:30 ハナヌキ峰分岐
8:59 9:01 三沢清水
9:23 9:26 古寺山
10:09 10:30 小朝日岳
11:37 11:38 鳥原山
11:57 12:42 鳥原小屋
13:24 13:24 田代清水
13:40 13:40 畑場峰
14:26 14:31 古寺鉱泉
14:34 古寺鉱泉下駐車場

天候

曇り　風なし

アクセス

利用交通機関：

自家用車

古寺鉱泉の駐車場利用　二十数台は停められるが、平日でもすでに17台ほど駐車中

コース状況／危険箇所等

登山ポストは古寺鉱泉の玄関にあります。用紙はないので持参のこと。
古寺鉱泉から小朝日岳
登山者も多くよく踏まれた歩きやすい道。
小朝日から鳥原山
朝日のクラシックルート。小朝日からの下りで砂礫地の急斜面にロープあり。その他は雄大な景色を眺めながらの歩きやすい道。
鳥原山から古寺鉱泉
一部泥濘もあるが総じてこちらも問題ない。
水場状況
一服清水・三沢清水とも十分出ています。
鳥原の水場も沢ですが問題なし。
田代清水
ほとんど出てません。

その他周辺情報

大井沢温泉ゆったり館　通常大人300円がこの日は200円で入れた。極楽。

写真

10/6 6:58

朝7時の駐車場。すでに大分埋まってますね。

10/6 7:06

古寺鉱泉朝陽館。登山ポストが玄関脇にあります。小さいので見逃さないように。

10/6 7:19

尾根に登るとヒメコマツが現われます

10/6 7:32

ヒメコマツという可愛い名の割に巨木です。でもゴヨウマツなんですね。

10/6 7:42

何本か倒木がありましたが、処理されてました

10/6 8:05

ちょこっと紅葉の色

10/6 8:06

オオカメノキはじんわり

10/6 8:11

こういう微妙な色合い好きです

10/6 8:18

一服清水。じゃんじゃん出てます。旨い。

10/6 8:23

キノコの季節ですね。森はキノコの香りに包まれています。

10/6 8:28

天然です。

10/6 8:29

ハナヌキ峰分岐のあたり

10/6 8:34

もう少し光があればね

10/6 8:42

怪異な容貌のブナの木

10/6 8:47

緑の中に

10/6 8:47

ブナの木の白い幹が鮮やか

10/6 8:59

三沢清水もしっかり出てました

10/6 9:13

古寺山に続く稜線の紅葉模様

10/6 9:16

月山の左肩奥に雪で白い鳥海山

10/6 9:23

古寺山頂上からついに見えました、小朝日岳と大朝日岳の姿

10/6 9:24

大朝日から続く稜線も一望のもと

10/6 9:24

鳥原山も紅葉が始まっています

10/6 9:24

小朝日山頂へ稜線北側の紅葉がきれい

10/6 9:29

小朝日から大朝日へ、曇り空でも視界ははっきり

10/6 9:38

光が少ないので黄葉もしっとり

10/6 9:39

渋い色合いはより渋く

10/6 9:42

鮮やかな色合いはやはり鮮やか

10/6 10:08

とうとう小朝日山頂に立ちました

10/6 10:09

大朝日の山頂も手が届きそう

10/6 10:09

西朝日から竜門・寒江へと続く主稜線

10/6 10:09

そして一番奥に以東岳の存在感

10/6 10:10

大朝日から続く御影森山。その奥遠く吾妻のその先に磐梯山が薄っすら。

10/6 10:11

紅葉の稜線を繋いで鳥原山。そのずっと奥に蔵王の山々。

10/6 10:11

雪を纏った飯豊の山々もくっきりと。石転び沢の雪渓が見えるよ。

10/6 10:13

もうすっかり雪景色の鳥海山

10/6 10:13

見事なピラミッドの障子ヶ岳。一面赤く染まってるね。

10/6 10:14

以東岳の大きな姿をアップで

10/6 10:16

どこから見てもこの形ならすぐ分かる磐梯山

10/6 10:17

雪化粧した飯豊本山から御西・大日、そして烏帽子・梅花皮への稜線かな？

10/6 10:20

紅葉の朝日、すばらしい

10/6 10:20

美しいです。

10/6 10:22

急な斜面にも

10/6 10:22

白くうねる木々、燃えるような紅葉の斜面

10/6 10:23

小朝日の北斜面が一番綺麗でした

10/6 10:28

大朝日へ続く道

10/6 10:30

小朝日から降るロープのある砂礫の斜面

10/6 10:35

目を奪われるオレンジ

10/6 10:38

アカモノの小さな花。紅葉の隣に。

10/6 10:39

アキノキリンソウも

10/6 10:42

あの山頂から降りてきた

10/6 10:48

つややかな色合い、ツルリンドウの実

10/6 10:54

トリカブトの青

10/6 10:57

リンドウの青

10/6 11:02

ヨツバヒヨドリも元気です

10/6 11:10

マイズルソウのルビー

10/6 11:14

鳥原山へ徐々に登る

10/6 11:22

結構遠いね

10/6 11:24

噂の網々ロード。これなら滑らない。

10/6 11:34

鳥原展望台です

10/6 11:35

紅葉の大絶景もここが最後

10/6 11:36

大井沢の里と月山。そろそろ雲が集まりだした。

10/6 11:45

10/6 11:47

歩きやすい石の階段

10/6 11:50

鳥原湿原は秋真っ盛り

10/6 11:51

絢爛な世界

10/6 11:51

神の田圃

10/6 11:53

秋を映す池塘

10/6 11:57

燃える視界

10/6 11:58

黄金の野と朱の木立

10/6 11:59

湿原の秋極まる

10/6 11:59

身も心も秋に染まる

10/6 12:00

朝日鉱泉への分岐

10/6 12:02

朝日嶽神社の赤い鳥居を潜って

10/6 12:03

神社にお参りしました

10/6 12:04

朝日の岳人・文人の碑

10/6 12:31

鳥原小屋、綺麗な小屋でした。外には水洗のトイレがあり、綺麗なのに驚きました。

10/6 12:35

素晴らしい秋の一日でしたが、そろそろ帰りましょう

10/6 12:35

鳥原の水場

10/6 12:40

朱一枝

10/6 12:42

10/6 12:47

古寺鉱泉へ右です

10/6 12:48

最後の湿原風景

10/6 12:57

倒木に紅葉の衣

10/6 13:03

巨大なブナの梢

10/6 13:40

畑場峰、ブナ峠への分岐

10/6 13:51

美しいブナの森が続く

10/6 13:56

斜めって存在感を示すブナ

10/6 13:57

ブナの命・生命力をお裾分け願う

10/6 14:01

その命を全うしても尚、威厳を失わない

10/6 14:16

10/6 14:31

帰ってきました。今日も良き一日。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

EOS 8000D ボディ CANON

感想

yonejiy

鈍色の空の下に朝日の峰々が、静かに蟠っている。風の音も聞こえない。
鳥の声も聞こえない。
絢爛な色彩に彩られた巨大な山が私を見下ろしている。そして私の心に呼びかけてくるものがある。
ようやく辿り着いた小朝日の山頂で、それでも私にはその風景に見とれるしかなかった。

鳥原小屋で出会った方は、朝6時に朝日鉱泉を出て、大朝日を周回し鳥原へ着いたとのこと。そのスピードにも驚いたが、その方は携帯キャリアの電波状況を調査する仕事をしておられるそう。鳥原小屋前でもしっかりお仕事をされていた。今年は東北地方の山々を巡る事が多かったと。
一見地味なお仕事だがその寡黙な仕事振りに、頭が下がる。お陰で山々の中でも携帯電話が繫がり、私たち登山者も安心して歩けるというもの。街の騒々しさが付いてくるという気もしないではないが。ま、これは年寄りのひがみです。