伊豆ヶ岳(伊豆が岳)〜天目指峠〜子ノ権現
- GPS
- 05:57
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,097m
- 下り
- 1,179m
コースタイム
馬頭観音堂 9:30
伊豆ヶ岳 10:45(10分休憩)
古御岳 11:10
高畑山 11:40
天目指峠 12:15
子ノ権現 13:00(30分休憩)
滝不動 14:00
吾野駅 15:00
天候 | 曇り時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
西武秩父鉄道「吾野駅」ゴール |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 所々、道が崩れたまま随分放置されていますが、歩きづらいということはありません。 ◆危険個所 男坂の鎖場、鎖場を越えてすぐの岩場、そして出てくる直登する岩の壁の3つ ◆温泉情報 秩父周辺にはかなりの日帰り温泉施設があります。 本日の湯は「秩父湯元 武甲温泉」(吾野駅から4駅先「横瀬駅から徒歩15分) http://www.buko-onsen.co.jp/index.htm |
写真
感想
【決戦! 伊豆ヶ岳の巻】
いずれ行きたいなと思いながら、何となく先延ばしにしていた伊豆ヶ岳。ガイドブックの難易度を伝えたら、おそらく誰も一緒には行ってくれまい(-_-;)…そんな心細さが足を遠ざける要因だったが、最近の勝手な単独山行で経験もついてきたし、ここいらで思いきって奥武蔵に決戦を挑むことにした。
当日は晴れ予報だったが、正丸駅に近づくにつれて雲が厚くなり、登山道に入るとだんだんとガスガス。まあ霧の中を歩くのは好きなので特に気にせずどんどん進む。そして現れる不穏な休憩ポイント、先に見ゆるは「男坂」。実はガイドブック情報で「男坂は落石で通行禁止、女坂も土砂崩れで迂回路を通ること」と書いてあったので、少しタカをくくっていたのだが登れるじゃん(汗。なんて弱虫な! 登れるんなら仕方ない。登ってやろうじゃないかいと、鎖を掴みましたよ。
15分後、岩場の中腹で膝をガクガクいわせて、青色吐息で必死に鎖を握りしめる自分がいた(いわんこっちゃない)。岩場も鎖もじっとり濡れてツルツルなんだけど、この状態で登ってよかったんだろうか。「自己責任」という言葉が重くのしかかりましたね。でもここは単独行、援軍なし。自分を励まし息を整え、途中からは足場もだんだんと捉えられるようになり、なんとかクリア。後ろから登ってきた見知らぬ「親っさん」と健闘を讃え合いました。嬉しかったな〜。
さ〜て鎖場も越えたし、そろそろ山頂かなと鎖場から腰を上げた先に広がっていたのは濡れ濡れの岩場地帯。明らかに滑る!。そうですよね、ここ伊豆ケ岳ですもんね。これを全身で越え・・・次に見えたのはそそり立つ岩壁の道。普通だったら5分くらい立ちすくむと思うけど、もうどうでもよくなって「ですよね」でガツガツ登る。今考えるとホールドするところが曖昧で且つ濡れている分、鎖場より危険。
やっと山頂着。予定時間ぴったり。ただし意外に人が多く、ガスで景色も開けないため早々に出発。あとは特に危険な所なし。でも程よいアップダウンが、気持ちよくガリガリ体力を削っていきます。かなり気持ちいい。子ノ権現へ向かう登り坂もなかなか骨があっていい感じでした。子ノ権現以降は適度な下り坂を流して、15時ぴったりに吾野駅に無事ゴールしました。
【まとめ】
伊豆ケ岳。良いコース。でももう一回登れって言われたら、「男坂」は躊躇する(笑
【その他】
今回実験でスマホ(GalaxyS)のGPS機能を使ってGPSログを取ってみました。
正直、バッテリーの持ちとGPS精度に全く期待が持てなかったんだけど、結果は大成功。
ロストも見当たらないし。さすがにバッテリーは全体の50%ほど消費してしまって帰りは少し
ヒーヒーだったけど、日帰りだけのウチらであれば実用に堪えるぞ。
※ゴール地点の吾野駅から線路上を時速60キロで西に2キロほどワタシが爆走しているように
見えているけども、それは突然来た電車に飛び乗ってしまって、GPSを止めなかったから(笑
本当の実歩行距離は12キロです。おわり。
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