七面山 (初詣は参籠修業を兼ねて八紘嶺まで)

2018年01月06日(土) ~ 2018年01月07日(日)

• GPS: 16:23
• 距離: 44.1km
• 登り: 3,525m
• 下り: 3,528m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:46
• 休憩: 1:15
• 合計: 12:01

距離 30.7km 登り 3,146m 下り 1,901m

3:37 スタート地点
3:46 3:48 七面山表参道登山口
6:37 6:54 敬慎院
8:24 8:28 七面山（山頂標柱場所）
8:47 8:57 希望峰
9:50 9:56 1964ｍ峰
11:34 11:36 八紘嶺
11:49 11:57 八紘嶺
13:24 13:35 1964ｍ峰
14:32 14:41 希望峰
15:05 15:11 七面山（山頂標柱場所）
15:38 敬慎院

2日目

• 山行: 3:47
• 休憩: 0:28
• 合計: 4:15

距離 13.5km 登り 387m 下り 1,641m

8:17 敬慎院
8:22 8:23 七面山二ノ池
8:54 9:20 敬慎院奥の院
9:25 七面山二ノ池
9:29 9:30 敬慎院奥の院
12:32 ゴール地点

天候

2日とも快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

早川町羽衣の参拝客用駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

表参道は40丁目付近から氷雪で裏参道は42丁目付近まで日陰の道は氷雪が残っています。
羽衣から敬鎮院まではアイゼン不使用でしたが、それより先の七面山−八紘嶺ではアイゼンが必要です。(チェーンアイゼン使用)

その他周辺情報

七面山登詣案内
http://www.kuonji.jp/shichimenzan/img/tokei/shiori.pdf

写真

1/6 3:46

今年の初登山は七面山でご来光と八紘嶺までのピストン
その後は初心に戻るため敬慎院でプチ修業とモリモリです

1/6 3:47

往路は表参道から
まずは49丁目、随身門からのご来光を目標に

1/6 4:08

一年の無事を祈ります！

1/6 5:08

途中、光苔がありました

1/6 5:42

初心に戻りたいです

甲府の夜景が綺麗

1/6 6:11

夜が明けて来た

1/6 6:33

和光門
日の出まであと30分位、丁度良い時間です

1/6 6:38

鐘を撞こうと思っていても、ここに来るといつも忘れてしまうんです
そして今回も。。。

1/6 6:56

感無量です

1/6 6:59

無の境地です

1/6 7:00

ご来光です

1/6 7:12

さて、無の境地から次の目的地、七面山山頂を経由して八紘嶺へ

1/6 7:24

この辺りから氷雪路、一本取られないよう早めのアイゼン装着！

1/6 7:24

モジャモジャ君

1/6 7:26

崩落地ナナイタガレ
これからアノ淵を歩きます

1/6 8:06

駿河湾が朝日で黄金色に輝いていました

1/6 8:26

展望が無いのにといつも思う山頂の方位盤

1/6 8:26

七面山到着です

1/6 8:26

付けた人に感謝!
寒いけどカワイイてるてる坊主にほっこりしました

1/6 8:50

南南ぷすの展望台、希望峰までやって来ました

1/6 8:50

笊の右手は荒川三山の中岳、悪沢岳か

1/6 8:51

聖岳

1/6 8:51

上河内岳かな？

1/6 8:52

希望峰ナイスビュー

1/6 8:53

井川雨畑林道の稲又集落が見えました！

1/6 9:50

さてさて、ケツカッチンなので先を急ぎます💦

1/6 9:53

椹森、なかなか雰囲気の良い所でした

1/6 10:06

白樺と青空のハッピーセット

1/6 10:21

先行者は鹿の群？

1/6 10:47

地味なラッセルに少々お疲れなので少し早めのランチ

1/6 11:09

幾度となくアップダウンをこなしてようやく八紘嶺ロックオン！

1/6 11:38

中途半端な積雪に難儀しながらも何とか到着！

1/6 11:39

アッチはガスってきました

1/6 11:40

名残惜しいですが、遅くとも16時までには敬慎院へ入らなくてはならないので戻ります

1/6 13:02

行きでは気付かなかった立派な岩

1/6 13:26

1964.5mピークへの登り返しがメッチャキツかった💦

1/6 14:34

笊と布引山
こう見ると布引山のほうが高く見える

1/6 15:25

言わずもがな、ですね！

1/6 15:43

何とか16時前に敬慎院に到着！

1/6 15:55

本日の参籠修業は自分1人のみ
まずは入浴(山上の湯なので石鹸は不可)

1/6 16:53

夕食、質素ですがとても良い味付けでお酒も付いていました。
しかし、この後に御開帳や夜のお勤めがあるのでお酒は終わってから頂くことに

1/6 18:46

参籠修行の内容です

1/6 18:47

宿泊は左奥の部屋
真ん中の畳の色が違うのは上人様が草履で歩けるように
(一般人は素足です)

湯たんぽ付きでヌクヌクお布団は上げ下げしてもらえます

1/7 7:03

2日目
朝のお勤め後に再びご来光を見に随身門へ

1/7 7:06

The JAPAN
海外からのゲストを連れてくるにはオススメスポットデス！

1/7 7:10

レイライン上に有る七面山
春分、秋分の日には富士山山頂から随身門を通して本堂の七面大明神へと光の道が繋がる光景をいつか見てみたいです！

1/7 7:20

朝御飯
手桶の味噌汁が何とも言えません

1/7 8:11

敬鎮院でのお勤めを無事に終え、角瀬へ向けて裏参道で下山します
その前に氷結している一ノ池へ

1/7 8:40

七面山奥之院への途中から御神木へ向かいます

1/7 8:43

御神木イチイの木、参道からは往復40分位です

1/7 9:00

奥之院
角瀬への裏参道は本堂右手から

1/7 9:05

影嚮石(ようごうせき)
石のまわりを7回半唱題しながら廻るとご利益があるそうなので、自分もしっかり回りました

1/7 9:40

ゴヨウツツジも見てみたいですね

1/7 9:47

何なんだろうか
氷のオブジェ？

1/7 10:03

これは赤石岳かな

1/7 10:09

この角度から見る笊ヶ岳は新鮮！

1/7 10:44

山梨県指定の天然記念物
大栃ノ木

1/7 10:46

その大トチノキが有る19丁目安住坊

1/7 10:53

甲府のビル群が見えます
釈迦ヶ岳がこの位置に見えるなんて！

1/7 10:57

角瀬の街並みが見えてきました
が、まだまだこれから

1/7 11:34

裏参道は20丁目までヒルがいるようです
夏の時期には要注意ですね

1/7 11:38

優しい中にも何処となく高貴な感じがします

1/7 11:41

裏参道(北参道)ももうすぐ終わりです

1/7 11:44

七面大明神だから鳥居で良いのですね

1/7 11:52

七面山登詣コンプリート

1/7 12:02

角瀬から車を停めた羽衣まで約3.5kmのホソレコ
景色の良い春木川沿いに歩きます

1/7 12:10

日陰ではこんな氷のオブジェも

1/7 12:11

無名の滝でしょうか？

1/7 12:28

ようやく到着！
歳の初めの登山は身も心も引き締まり、とても充実した良い山旅でした

撮影機器：

DMC-TX1 Panasonic

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 水筒（保温性） レジャーシート 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

K_2

今年の初登山は志向を変えて先ずは自分自身を見直す登山
信仰や宗派の枠を超えて自分の見識を高める

なんて恰好良い事を言っていますが

本当の所、興味本位でした。

が、実際に体験したお勤めはとても荘厳で凛とした雰囲気の本堂にて唱えられるド迫力の読経にこれまでの生半可な気持ちがすっ飛び、身も心も浄化された感じです。

山岳信仰のお山、七面山
その山自体がご神体でありますように随所でパワーを授かりました。

八紘嶺までのルートは地味なアップダウンと中途半端な積雪に難儀しましたが、グリーンシーズンには山伏まで縦走してみたいです。

例年と異なり、こういった登山も良いもんだと思う次第です。