草紅葉の尾瀬ヶ原 〜Nikon撮影ツアー
- GPS
- 47:17
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 264m
- 下り
- 267m
コースタイム
28日:鳩待峠-山ノ鼻-龍宮(泊)
29日:龍宮-ヨッピ周辺-龍宮-中田代-見晴-龍宮(泊)
30日:龍宮-ヨッピ周辺-龍宮-山ノ鼻-鳩待峠
天候 | 28日:晴れ 29日:晴れ 30日:曇り 時々 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
山岳写真家の菊池哲男氏が講師のニコンカレッジの尾瀬撮影ツアーに参加。
鳩待峠から入って龍宮小屋に二泊する3日間のツアー。
参加者20人で全体的に年齢は高め。うち女性は5人だが、登山経験のある人はむしろ女性の方に多かったようだ。
【1日目】
12時過ぎにバスで鳩待峠に着き歩き始める。山ノ鼻で休憩した後、各所で撮影しながら龍宮へ向かう。
予報通り天気は快晴で汗ばむ暖かさ。木々の紅葉はまだまだだが、草紅葉は進んでいて池糖やシラカバの白い幹との対比が美しい。
平日ながら天気が良いので人出は多く、大人数で三脚を立てる訳にはいかないので主に手持ちで撮影を続ける。
山ノ鼻から龍宮までコースタイムでは1時間半ほどのところを4時間近くかけて小屋の夕食ギリギリに到着。
夕食後、小屋の近くで星空の撮影実習。
自分も含めて星の撮影は初めてという人が多く、小屋の中で簡単な基礎講義とカメラの設定を済ませてから外へ。
やや靄が出始めていたが、空は晴れて満天の星。月もなくて絶好の条件。
9時過ぎまで粘った人もいて、初日から消灯時間延長となった。
【2日目】
4時に小屋を出発して真っ暗で靄の立ちこめる中をヨッピ橋近くの池糖を目指す。
木道は下りた霜で滑りやすく、ヘッドライトに驚いた鹿の声があちこちで響く。
池糖の周りに三脚を並べて、夜明け前から日の出後の変化まで1時間半近く撮影を続ける。
この朝も快晴で、日が昇って靄が動き始め、オレンジの光がその靄を満たしていく様は素晴らしかった。
朝食後は中田代周辺や見晴までの各所で撮影し、見晴でお昼を食べて龍宮へ戻る。
2時間ほどの休憩の後、夕食まで再び夕景の撮影に出る。
この日は夕方から雲が増え始め、日没後は上空がすっかり雲に覆われてしまったので星空撮影はなし。
メンバーにも疲労が見え始め、9時にはみな床に就く。
【3日目】
この日も4時過ぎに出発して前日と同じ池糖へ。
前日と異なり靄は出ていないが、上空の雲が水面に映り込んでその変化も面白い。
この朝も1時間余り撮影して小屋に戻る。
朝食後、鳩待へ向かって小屋を辞す。
予報では天気が崩れることになっていたのだが、次第に空は明るくなり鳩待峠に着くまで雨具が必要な場面はなかった。
一般の撮影ツアーとしては思いがけずハードな行程だったのではないかと思う。
講師からは撮影のポイントやちょっとしたテクニックの説明も色々あったが、何より撮影チャンスを掴むために労苦とリスクを厭わず行動するプロの姿勢に触れられたことが最大の収穫だった。
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