岩木山追子森
- GPS
- 03:55
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 656m
- 下り
- 656m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はテープの目印がところどころについているが、初めてだと高度800mを過ぎた頃から気をつけないと径を失ってしまう。1000m付近からは厚い笹藪で、道に迷うと藪こぎとなる。だが、100mほどで頂上なので苦労はするが登頂は出来る。今回私も径を失ってしまったが、2時間で登頂出来た。帰りは目印に沿いながら登山道を下山。1時間20分で車の駐車場所についた。 途中、570m付近の湿地帯直径5mほどの水たまりでサンショウウオの生息を確認。トウホクかクロかはよく分からなかったが、この場所は何度も通っているが確認出来たのは今回初めてだ。 |
写真
感想
追子森はいつも冬に来ている。今回は弘前労山の先輩たちが刈り払い山行を6日に計画しているのに触発され、登ってみることにした。ホントは6日に一緒に作業をしたかったのだが、予定がぶつかっており一足先の山行となった。無雪期の追子森は初めてだが、山体は頭に入っているので迷うことはない。6時45分に登山口の林道に車を置き歩く。今日は服装は、スパイクつきの長靴、カッパ着替えと昼食、水しか入っていない空っぽに近い30肇競奪。手ぬぐいを頭にかぶり、タオルを首に巻いての軽装だ。ピッチを上げてすたすた歩く。林道は灌木や葦などの草に覆われ、いつも見慣れた風景とはちょっと違うが、上を見上げると見覚えのある光景が続く。廃止された水道施設?の脇を通りしばらく行くと、570m付近の湿地の水たまりが見えた。5mもない小さな池で、これまで動くものは見当たらなかった。水の底には落ち葉が幾重にも重なっており、深さは30cmほどもあるだろうか。念のため、水辺を足でどしんと揺らしてみた。すると何か黒いものが葉っぱの間を動く。よくよく見るとオタマジャクシのような頭に小さな足がついている。今オタマジャクシがいるわけはない。サンショウウオだ!手にすくい取って確かめたかったが無理だった。今度来るときは網を持参で確認しよう。
池を後にして先に進む。林道をはずれて登山道に入る。登山道は厚く落ち葉に覆われて気持ちがいい。ピッチを上げてどんどん歩く。途中、倒木にナメコが5〜6本生えていた。上に登るにつれて、径は不確かになり、ところどころについている目印のテープを頼りに、踏み跡を確かめながら歩く。笹が濃くなってきた。よく見ると笹を折って目印にしているのが分かる。折れた笹を頼りに歩くが、二股の分かれ道でとうとう分からなくなってしまった。1000m付近だ。頂上付近に生えているコメツガが遠方に見えている。どうせあそこまでだ。ゆっくり行けば必ず着く、と自分に言い聞かせ左側の藪に飛び込む。笹をかきわけかきわけ、コメツガの枝をくぐり抜けていくと、どうやら登山道に戻ったようだ。岩の間を登り降りしながら、8時45分、2時間で頂上に立つことが出来た。幸いほとんど風はなく、岩に10分ほど座り込み、写真を撮り、達成感を味わった。9時下山開始。帰りは登山道を外れないように、慎重にコースを選ぶ。ところどころのテープと径の形が目印だ。行きで迷ったところに戻ってきた。右側に進めばちゃんとした径だったのだ。わかりにくいので、付近の笹を幾本も折っておいた。帰りは快調。ドンドン歩く。駐車場所に着いたのが10時20分。帰路は1時間20分の行程だった。
今日得たもの。サンショウウオの発見と、踏み跡を探しながらの山行の楽しさだった。
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