【消失と再生】天狗岳・稲子岳・白駒池

2018年05月20日(日) [日帰り]

• GPS: 09:01
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,008m
• 下り: 1,017m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:48
• 休憩: 2:03
• 合計: 8:51

距離 15.0km 登り 1,012m 下り 1,017m

8:11 白駒の池 駐車場
8:17 白駒分岐
8:46 高見石小屋
8:50 8:55 高見石
8:57 8:58 高見石小屋
9:50 9:58 中山展望台
10:02 中山
10:12 中山分岐
10:21 10:22 見晴らし台
10:25 中山峠
10:54 10:56 天狗岳分岐
11:04 11:05 天狗の鼻
11:07 11:17 東天狗岳
11:27 11:37 天狗岳
11:47 11:48 東天狗岳
11:51 天狗の鼻
11:57 12:06 天狗岳分岐
12:36 天狗の奥庭
12:48 13:18 黒百合ヒュッテ
13:22 13:23 中山峠
14:21 14:28 稲子岳
15:09 15:16 ニュウ
15:17 15:20 にゅう
15:51 白駒にゅう分岐
16:25 16:52 白駒荘
16:54 白駒の池
17:02 白駒の池 駐車場

天候

はれ 午前中は冷たい強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：所沢IC～八千穂高原IC (2950)
駐車場：白駒池有料駐車場 (500)
復路：八千穂高原IC～練馬IC (深夜割2830)

コース状況／危険箇所等

高見石から中山の樹林帯、中山峠から天狗岳の樹林帯はまだ残雪が多い
登りだったので問題なかったが降りの際は軽アイゼン等があると良い
雪解け後で全体に泥濘み多い

その他周辺情報

新しいICからだと少し戻らないとコンビニがない
今のところ清水町交差点をはさんでほぼ等間隔にセブンイレブン

ヤッホーの湯 JAFカード提示で400円
小海町のどんぶりや「風とり」

写真

5/20 6:54

いよいよ開通した中部横断道の佐久南～八千穂高原。今までよりも20分くらいは早く着くかと。

5/20 7:42

八千穂高原は快晴。ぷちはーぶによってコーヒー飲んでのんびりと出発。

5/20 8:13

白駒池有料駐車場はちょうど係員が出勤してきたところでした。

5/20 8:24

新緑の苔の森へ。

5/20 8:20

安定のミヤマクサゴケ。

5/20 8:37

スポットライトステージ。

5/20 8:50

高見石小屋はすぐ。

5/20 8:54

新緑の中に青く輝く白駒池。

5/20 8:54

北アルプス方面もチラリ。

5/20 8:55

お馴染みのアングルで中央アルプス。

5/20 9:07

中山までの苔ロード。

5/20 9:09

今が盛りとぐんぐん伸びる苔たち。

5/20 9:09

セイタカスギゴケ。

5/20 9:11

誰とも会わない。コース取り成功。

5/20 9:13

薄氷を踏んで歩く我が人生。

5/20 9:19

スギゴケたちの春の踊り。

5/20 9:22

光と影。

5/20 9:26

ちっちゃなオーレン。

5/20 9:35

ラストは残雪ロード。下りだと少し怖いかも。

5/20 10:00

展望台に着くと槍穂高がどーん。

5/20 10:00

蓼科の奥に鹿島槍五竜辺りが見える。

5/20 10:00

中央アルプスもだいぶ見えてきた。

5/20 9:59

本日のおやつはキットカット紅いも味。沖縄土産でみんなに配った余りもの。

5/20 10:00

天狗もスッキリ見える。行っちゃいますか。

5/20 10:08

振り返れば中山ブルー。

5/20 10:23

昆虫のようなカモジゴケ。

5/20 10:25

この角度から見る東天狗岳はマントを翻しているように見える。

5/20 10:29

峠は直進。

5/20 10:39

尾根筋には冷たい風が吹き着ける。

5/20 10:42

ここから見る凹地を挟んだ谷が好き。

5/20 10:46

しらびそ小屋の周りの縞枯れ紋様が面白い。

5/20 10:47

つらら。

5/20 10:49

残雪。

5/20 11:03

霜柱。

5/20 11:04

樹林帯を抜けた。寒い。

5/20 11:07

西天狗の残雪もすっかり溶けた。

5/20 11:10

山頂目視。

5/20 11:09

到着。自撮る。

5/20 11:12

お次は西へ。

5/20 11:28

到着。

5/20 11:34

ここから見る南八ヶ岳が好きだ。

5/20 11:34

お馴染みの3ショット。

5/20 11:33

諏訪方面。

5/20 11:35

東の山頂眺めながら谷間に下る。

5/20 11:49

谷間から見上げる。

5/20 11:51

あちらにはまた今度遊びに行きましょう。

5/20 11:51

巻く。

5/20 12:03

分岐から北八ヶ岳一望。

5/20 12:07

レンズ付け替えて御嶽山。

5/20 12:07

乗鞍岳。

5/20 12:08

白馬鑓とかその辺りか。

5/20 12:08

さらに奥には妙高らへんも。

5/20 12:09

にゅうでくつろぐ皆さんを遠望。

5/20 12:09

岡谷から塩尻辺り。

5/20 12:26

緩やかな谷間。

5/20 12:37

スリバチ池越しの中山。

5/20 12:37

下りてきた途端北アルプスがすっきりと晴れた。

5/20 12:47

スリバチ池越しの天狗。

5/20 12:52

黒百合ヒュッテ。

5/20 12:54

皆さんメニューを眺めて次々と小屋の中に。

5/20 13:00

こちらは持参したお昼をすすりこむ。

5/20 13:23

みんな大好きチョコレートリリー。

5/20 13:26

再び峠を目指す。

5/20 13:27

今度は峠から東側に大きく下る。

5/20 13:33

ズンズンと谷底へ。

5/20 13:38

東側の苔たちもすくすくと元気。

5/20 13:49

少し下り過ぎました。岩壁の方に進まぬよう少し高度上げながら。

5/20 13:51

崩落地点を渡り。

5/20 14:06

この大岩が見えたら稲子岳の取り付き。

5/20 14:09

人面苔。謎のマスクマン。

5/20 14:16

砂礫帯を登って行ったら岩登りの方々が降りてきた。

5/20 14:17

ここから眺める硫黄岳と東天狗岳の崩落面が好きだ。

5/20 14:19

瑞牆と金峰。

5/20 14:19

御座山に男山。

5/20 14:25

自撮る。

5/20 14:26

稲子岳の山頂看板が白紙になっておる。

5/20 14:56

この辺りでカメラがバッテリー切れの模様。騙し騙し1枚づつ撮る。

5/20 15:06

人面苔。苔爺さん。

5/20 15:13

苔の写真殆ど撮れないままにゅう到着。

5/20 15:15

にゅうからの白駒池。

5/20 15:15

ここだけは富士山が見える。

5/20 15:19

浅間山もやっと姿を見せてくれた。

5/20 16:15

お馴染みのルートは写真も撮らず黙々と。あっという間に池に到着。

5/20 16:22

火災以来初めての白駒荘。噂には聞いていたが本館はきちんと残っていてひと安心。

5/20 16:25

特別に新館の工事のぞかせてもらった。基礎はほとんど終わって秋までには何とかという感じらしい。

5/20 16:28

こじんまりとしてしまったキッチンもそれはそれで楽しそうな雰囲気。

5/20 16:28

テーブル席も丁度いい感じ。黙々と手仕事でリフォームしていた甲斐があったというものだ。

5/20 16:31

コーヒーごちそうになり今後の展望とか来年の話とかいろいろ。

5/20 16:50

池は何も変わらずただそこに水をたたえて優しく。

5/20 16:51

なくなってしまったものを惜しむよりもこれから始まる素敵なことに心躍らせよう。

5/20 16:52

カミングスーン。

5/20 17:02

だいぶ日も傾いたがゴール。

5/20 17:02

駐車場スタッフはもういない。ポストに駐車場代金投函して下山。

5/20 19:36

ぷちはーぶ、ヤッホーの湯からの風とり。ガッツリと歩いた後は豚肉ダブル。焼肉丼にカツ煮という暴挙。食後駐車場にてシートに沈み込み気絶。

撮影機器：

PENTAX K-50 PENTAX

iPhone 7 Apple

感想

otkme

大晦日に飛び込んで来た衝撃のニュース、白駒荘の火災。

お正月にスキー場のレストランに駆けつけた、とにかく皆さんが無事だった事に胸を撫で下ろし、1日も早く復旧するよという辰野さんの言葉に胸を熱くした。
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真新しいアスファルトの上を気持ち良く走る。佐久南からの14.6キロ、何もないところを走るとこんなに長かったっけという印象だが、あっという間にいつもの場所についた。

スキー場の最終日以来、久し振りの八千穂。開通した299号を上り白駒池の駐車場。いつもの森に入ると雪はすっかり融けて、冬の間じっと我慢していた新緑と苔が活き活きと蘇っている。

調子に乗って天狗岳まで、稲子岳からにゅうを経て白駒池に戻る。クタクタになりつつ白駒荘のドアを開けるとご夫妻とテラさんの笑顔が待っていた。
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どんなに雪が深く積もっても、その下で森は生きている。春になれば深緑は芽吹き、苔は踊り出す。

大丈夫、白駒荘はまだ生きている。失くなってしまったものは悲しいけどかなぐり捨てて、新しい事を始めよう。

目の前の白駒池は今日も優しく、水をたたえていた。