阿蘇山 73 〜大地の胎動

2018年06月03日(日) [日帰り]

• GPS: 02:49
• 距離: 7.7km
• 登り: 473m
• 下り: 512m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:36
• 休憩: 0:06
• 合計: 2:42

距離 7.7km 登り 486m 下り 512m

13:43 火口西駅
13:49 砂千里ヶ浜
14:29 14:30 南岳
14:44 14:47 中岳
15:16 阿蘇山
15:33 15:34 中岳
15:47 南岳
16:22 16:23 砂千里ヶ浜
16:25 ゴール地点

13:35 スタート(0.00km) 13:35 - その他(4.19km) 15:13 - ゴール(7.71km) 16:27

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

噴火の跡が生々しく残っている。
風向きで噴煙の上がる方向が変わると臭いが強烈。
ヘリコプターが旋回しており、まだ注意が必要な警戒レベルなのだと実感する。

その他周辺情報

《前泊》
民宿 乙姫の里
夜に到着。素泊まりでしたので、食事などわかりませんが 清潔でリーズナブルでした。登山口まで30分くらい。

写真

登山口に向かう途中、通れない道路などまだかなりあって 被災地だということを今更ながら感じる

ロープウェイは駅の建屋が窓ガラスが割れたままで まだ動いてませんでした。
駐車場につくと 硫黄臭がすごい。

シェルター。
さらにはヘリコプターが旋回している。警戒レベルが引き下げられたとはいえ、警戒態勢は続いているようだ。

大きな噴石がゴロゴロしている

第四火口

独特の景観

キツイ登りが気持ち良い

がんがん登る

稜線に出ました

カッコいいです

まだまだ噴煙は上がり続けています

中岳山頂

高岳

いっそう上がる噴煙

ん？ミヤマキリシマかな？
明日のくじゅうはどうだろう

大地の息吹を感じます

草千里ヶ浜に寄ってみる

感想

shibashi

2年前 九州遠征出発直前に地震、そして噴火があり、登山を諦めた山でした。
ひと月ほど前に噴火警戒レベルが引き下げられ、やっと登ることができました♪

3時間半ほどのコースタイム、標高差350m、は 難易度低め。ハイキングで終わらないと良いなーくらいに思ってたのですが、とんでもない。地球の胎動、自然の力の大きさを生々しく感じることのできる感慨深い山行となりました。
亀裂の入った山肌、今ももくもくと上がる噴煙、風向きによってはキツい硫黄臭、割れたガラスもそのままに廃墟と化したロープウェイ駅.....
熊本の2年は生易しいものではなかっただろうと想像できる光景がそこにはありました。

砂漠のように灰がつもり飛んできた噴石がゴロゴロと転がっている様はずっと頭上を飛んで警戒しているヘリコプターも相まって、いつまた同じことが起こるかもしれない、とイメージさせます。

とは言え、登山自体はかなり面白かったです♪
短時間の日帰り登山は先を考えずノリで行ける楽しさがあります。火星のような風景のなかを、急登の岩場をコースタイムの半分で気持ち良ーく登って終始ご機嫌でした☆