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Yamareco

記録ID: 1508663
全員に公開
ハイキング
奥秩父

鎖場の練習!四阿屋山(つつじ新道〜薬師堂コース)

2018年06月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
tomosaito その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:28
距離
3.8km
登り
515m
下り
532m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:34
休憩
0:56
合計
3:30
距離 3.8km 登り 515m 下り 541m
11:27
12:12
8
12:20
13
12:33
12:44
39
13:23
4
あずまや山薬師堂コース入口
13:27
薬師の湯バスターミナル
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
■ルート
・往路(電車):つつじヶ丘(6:42)→新宿(7:01|7:04)→池袋(7:13|7:30)→西武秩父(8:51)〜徒歩〜御花畑(9:12)→三峰口(9:32)
・往路(タクシー):三峰口駅(9:39)→大堤バス停[小鹿野町営バス](9:51)
・復路(バス):薬師の湯[小鹿野町営バス](14:59)→三峰口駅(15:17)
・復路(電車):三峰口(15:25)→西武秩父(15:44|17:25)→池袋(18:46|19:21)→新宿(19:30|19:38)→つつじヶ丘(19:56)

■コメント
・往路&復路の「池袋〜西武秩父」間はいずれもレッドアロー号(ちちぶ5号/ちちぶ40号)を利用。いずれも空いていたので直前に特急券を買っても問題なし。

・往路でもバスを使う予定で「西武秩父駅」から「薬師の湯」方面を目指したが、10:20発まで待たなければならなかったことと、乗車時間が約50分もかかるということでそのルートは諦めた。一方、「三峰口駅」から「薬師の湯」方面というルートもあったがこちらも10:40発まで待たなければならなかった。最終的には登山口が目の前にある「大堤」バス停を目指すのだが、今回はタクシーで行くこととした。「三峰口駅」に到着すると駅前にタクシーが1台停まっていて、難なく乗ることができた。料金は2620円だったが、10分ちょっとで到着したので大幅な時間の節約になった。

・「薬師の湯」バス停では、西武秩父駅方面、三峰口駅方面共に10分ほど前にバスが出たばかりだった。次のバスまで1時間半ほど待つことになってしまったが、ここは隣の道の駅で温泉やレストランがあるので時間をつぶすにはいい場所だった。しかし、バスの本数が少ないので予め調べておくことをお勧めする。
コース状況/
危険箇所等
■つつじ新道鎖場の序盤に出てくる7m直立岩壁がこのコースのすべて。足がかり手掛かりに乏しく苦労した。しかし、それ以外の鎖場はたいしたことはない。
■つつじ新道は、頂上に近付いてくると痩せた尾根が出てくる。特に鎖は無くても油断禁物。
■頂上からの下りは、いったん登りのときに通過した「薬師堂」への道標まで戻る。
■薬師堂コースは分岐が非常に多いが、基本的には「駐車場休養園地」とか「薬師堂」とかへ向かえばよろしい。
その他周辺情報 ■西武秩父駅から御花畑駅にかけて、周辺にはコンビニが無い。西武秩父駅から歩いて数分のところにファミリーマートがあるが、御花畑駅とは反対方向になる。
■今回の山行では次の2箇所の温泉あり:
・道の駅 両神温泉薬師の湯
 https://fun-chichibu.com/3976/
・西武秩父駅前温泉 祭の湯
 https://www.timesclub.jp/sp/tanomachi_ex/saitama/chichibu/003.html
■大堤バス停
丁度良いバスが無かったためタクシーにてここまで来る。しかし、見渡してみると登山口らしき道標は無いが。。
2018年06月23日 09:56撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 9:56
■大堤バス停
丁度良いバスが無かったためタクシーにてここまで来る。しかし、見渡してみると登山口らしき道標は無いが。。
■登山口
スマホを使ってヤマレコの投稿画像でチェック。右手のガードレール裏から登る。
2018年06月23日 09:57撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 9:57
■登山口
スマホを使ってヤマレコの投稿画像でチェック。右手のガードレール裏から登る。
■「あずまや山つつじ新道」道標
木々に隠れてよく見えなかったが、たしかに入口だ。
2018年06月23日 09:58撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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6/23 9:58
■「あずまや山つつじ新道」道標
木々に隠れてよく見えなかったが、たしかに入口だ。
■「この先健脚コース」看板
「つつじ新道/上級コース」となっている。何か期待できそう。
2018年06月23日 09:58撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 9:58
■「この先健脚コース」看板
「つつじ新道/上級コース」となっている。何か期待できそう。
■入口直上の尾根道
しばらくこのような森の中を登る。雨は降っていないが、蒸し暑くて気持ちわるい。
2018年06月23日 10:00撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 10:00
■入口直上の尾根道
しばらくこのような森の中を登る。雨は降っていないが、蒸し暑くて気持ちわるい。
■尾根筋に到着
やっと尾根に出た。風が心地よい。
2018年06月23日 10:28撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 10:28
■尾根筋に到着
やっと尾根に出た。風が心地よい。
■「山頂まで50分」の看板
「クサリ場・難所(上級者コース)」と書いてある。もちろん「あずまや山」方向へ直進。
2018年06月23日 10:29撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 10:29
■「山頂まで50分」の看板
「クサリ場・難所(上級者コース)」と書いてある。もちろん「あずまや山」方向へ直進。
■最初の鎖場
尾根筋に出てからすぐのところで、初の鎖場登場!しかし、ここはたいしたことはない。鎖を掴まなくても大丈夫なくらい。
2018年06月23日 10:33撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 10:33
■最初の鎖場
尾根筋に出てからすぐのところで、初の鎖場登場!しかし、ここはたいしたことはない。鎖を掴まなくても大丈夫なくらい。
■直立岩壁
まだまだ序盤だが、このルート最大の難所に到着。壁の高さは7mと言われている。写真右下の木の根あたりまでは足を置くところはあるが、ここから上が難しい。特に壁の左側は足を置くのに十分な広さを持った突起や溝が乏しく、靴を引っ掛けるようにしてわずかな窪みに足を置いていく。やや足元が不安定になるので、ここは鎖に頼ってしまった。
2018年06月23日 10:35撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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6/23 10:35
■直立岩壁
まだまだ序盤だが、このルート最大の難所に到着。壁の高さは7mと言われている。写真右下の木の根あたりまでは足を置くところはあるが、ここから上が難しい。特に壁の左側は足を置くのに十分な広さを持った突起や溝が乏しく、靴を引っ掛けるようにしてわずかな窪みに足を置いていく。やや足元が不安定になるので、ここは鎖に頼ってしまった。
■直立岩壁を登っている様子
ここから先の足の置き場所と手掛かりを思案中。手順を間違えると戻るのも大変そうなので慎重に考える。
2018年06月23日 10:35撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/23 10:35
■直立岩壁を登っている様子
ここから先の足の置き場所と手掛かりを思案中。手順を間違えると戻るのも大変そうなので慎重に考える。
■その先の鎖場
しばらく鎖場が続く。しかし、先ほどの岩壁に比べれば気楽なものだ。
2018年06月23日 10:39撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 10:39
■その先の鎖場
しばらく鎖場が続く。しかし、先ほどの岩壁に比べれば気楽なものだ。
■ふと垣間見える景色その1
うしろを振り返ると良い景色が。
2018年06月23日 10:40撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 10:40
■ふと垣間見える景色その1
うしろを振り返ると良い景色が。
■大岩
ひょっとしたら名のある岩かもしれない。岩の右側を張り付くように通過。ホールドはたくさんあるので問題なし。
2018年06月23日 10:48撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 10:48
■大岩
ひょっとしたら名のある岩かもしれない。岩の右側を張り付くように通過。ホールドはたくさんあるので問題なし。
■またまた鎖場
左側の看板がいい感じ。一見急そうだが、ここも通過は容易。
2018年06月23日 10:53撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 10:53
■またまた鎖場
左側の看板がいい感じ。一見急そうだが、ここも通過は容易。
■ふと垣間見える景色その2
2018年06月23日 11:05撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 11:05
■ふと垣間見える景色その2
■痩せ尾根
写真だとあまりよくわからないが、両側が切れている。特に鎖もロープもないが「ツルっ」といけばさようなら。
2018年06月23日 11:20撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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6/23 11:20
■痩せ尾根
写真だとあまりよくわからないが、両側が切れている。特に鎖もロープもないが「ツルっ」といけばさようなら。
■薬師堂への分岐道標
振り向いて一枚。向こう側に今まで通ってきた痩せ尾根が見える。
2018年06月23日 11:21撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 11:21
■薬師堂への分岐道標
振り向いて一枚。向こう側に今まで通ってきた痩せ尾根が見える。
■ピークへの最後の登り
2018年06月23日 11:22撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 11:22
■ピークへの最後の登り
■最後の鎖場
これは簡単。鎖は要らないかも。
2018年06月23日 11:25撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 11:25
■最後の鎖場
これは簡単。鎖は要らないかも。
■四阿屋山ピーク
ついにピークに到着。誰もいない。よかった!
2018年06月23日 11:27撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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6/23 11:27
■四阿屋山ピーク
ついにピークに到着。誰もいない。よかった!
■ピークからの眺め
この方向に両神山が見えるはずなのだが、残念ながら今は見えず。おまけに雨もぽつぽつ降ってきた。
2018年06月23日 11:40撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 11:40
■ピークからの眺め
この方向に両神山が見えるはずなのだが、残念ながら今は見えず。おまけに雨もぽつぽつ降ってきた。
■薬師堂への分岐道標再び
実は、我々は下山ルートをよく調べずにピークから北に降りてしまった。すぐにマズい雰囲気を感じ、そしてこの道標のことを思い出してからここまで戻ってきた。
2018年06月23日 12:09撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 12:09
■薬師堂への分岐道標再び
実は、我々は下山ルートをよく調べずにピークから北に降りてしまった。すぐにマズい雰囲気を感じ、そしてこの道標のことを思い出してからここまで戻ってきた。
■ピークへの直登ルート分岐点
分岐点からのガバ下りを終えるとこの地点に出た。ピークから東に下るとここに出るようだ。そういえば、ピークから下るときに東方向に看板があって、この先危険と書いてあった。無視して先に進めばここに出ていたのかぁ。
※6/27追記:ある方の投稿では「少し登るとロープが無いと降りれないほど不安定な土の急斜面となり危険」とのことなので行ってはいけないようだ。
2018年06月23日 12:19撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 12:19
■ピークへの直登ルート分岐点
分岐点からのガバ下りを終えるとこの地点に出た。ピークから東に下るとここに出るようだ。そういえば、ピークから下るときに東方向に看板があって、この先危険と書いてあった。無視して先に進めばここに出ていたのかぁ。
※6/27追記:ある方の投稿では「少し登るとロープが無いと降りれないほど不安定な土の急斜面となり危険」とのことなので行ってはいけないようだ。
■両神神社奥社
我々はこのお社の後ろからやってきた。青いトタン壁が目立つ建物だったのだが、振り返ると神社だった。
2018年06月23日 12:22撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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6/23 12:22
■両神神社奥社
我々はこのお社の後ろからやってきた。青いトタン壁が目立つ建物だったのだが、振り返ると神社だった。
■柏沢への分岐道標
柏沢薬師堂と山居薬師堂の二つの薬師堂があって迷ったが、参道を真っ直ぐ下る方が本命だろうということで、ここは真っ直ぐ進んだ。
2018年06月23日 12:21撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 12:21
■柏沢への分岐道標
柏沢薬師堂と山居薬師堂の二つの薬師堂があって迷ったが、参道を真っ直ぐ下る方が本命だろうということで、ここは真っ直ぐ進んだ。
■展望休憩舎全景
基本的に神社からの道を道なりに下ってくるとここに出た。このあたりで雨が少々強くなってきた。雨宿りがてら現在地を確認する。
2018年06月23日 12:43撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 12:43
■展望休憩舎全景
基本的に神社からの道を道なりに下ってくるとここに出た。このあたりで雨が少々強くなってきた。雨宿りがてら現在地を確認する。
■展望休憩舎からの景色
残念ながら、景色はよく見えない。
2018年06月23日 12:42撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 12:42
■展望休憩舎からの景色
残念ながら、景色はよく見えない。
■展望休憩舎脇の道標
降りてきたときは草木でよく見えなかったのだが、展望台から戻るときには発見できた。「山居」というのがどこの地名かよくわからないのだが、とにかく「薬師堂」に向かうべく「女坂」方向へ行く。ここまで南東方向へ下ってきたのだが、ここで90度方向を変え、北東方向(と言うか水平方向)に向かう。
2018年06月23日 12:43撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 12:43
■展望休憩舎脇の道標
降りてきたときは草木でよく見えなかったのだが、展望台から戻るときには発見できた。「山居」というのがどこの地名かよくわからないのだが、とにかく「薬師堂」に向かうべく「女坂」方向へ行く。ここまで南東方向へ下ってきたのだが、ここで90度方向を変え、北東方向(と言うか水平方向)に向かう。
■古びた鳥居
2018年06月23日 13:01撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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6/23 13:01
■古びた鳥居
■古びたお社
2018年06月23日 13:02撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 13:02
■古びたお社
■林道への出口
この写真の右方向に歩くと、登山道入口。
2018年06月23日 13:04撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 13:04
■林道への出口
この写真の右方向に歩くと、登山道入口。
■林道からの登山道入口
このあたりにくると、駐車場への分岐点がいくつか現れるが、あくまでも「薬師堂」を目指す。
2018年06月23日 13:05撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 13:05
■林道からの登山道入口
このあたりにくると、駐車場への分岐点がいくつか現れるが、あくまでも「薬師堂」を目指す。
■ふれあい歩道薬師コース案内図
このあたりまで来ると、登山道というよりはどこかの公園っぽい。今の時期は何の花も咲いていないので、この図の一番下のルートを通る。
2018年06月23日 13:11撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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■ふれあい歩道薬師コース案内図
このあたりまで来ると、登山道というよりはどこかの公園っぽい。今の時期は何の花も咲いていないので、この図の一番下のルートを通る。
■薬師コース登山口
ついに下界に到着!
2018年06月23日 13:22撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
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6/23 13:22
■薬師コース登山口
ついに下界に到着!
■薬師の湯バスターミナル
もう着いちゃいました。しかし、バスは何れの方面も10分くらい前に出たばかりなのであった。
2018年06月23日 13:27撮影 by  COOLPIX P7000, NIKON
6/23 13:27
■薬師の湯バスターミナル
もう着いちゃいました。しかし、バスは何れの方面も10分くらい前に出たばかりなのであった。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

今回の山行は、7月中旬に予定している剣岳登山の岩場練習として計画された。直前まで両神山の八丁峠コースを考えていたのだが、前日にヤマレコの投稿をチェックしていると、なんと5/24から中津川から上落合登山口までの道も通行止めになっているというではないか!

 小鹿野両神観光協会:両神山上落合橋、八丁峠方面全面通行止め:
 http://www.kanko-ogano.jp/archives/7804/

というわけで、直前になって両神山は中止。代わりに今回行った「四阿屋山」に変更となった。しかし、この日は午後から雨の予報もあり、両神山よりも時間がかからないこちらのルートで結果オーライだったかもしれない。

今回のルートの印象だが、やはり鎖場序盤の7m直立岩壁の難しさに尽きると思う。以前に両神山の八丁峠コースにも行ったことはあるが、あまり難しいと感じたところはなかった(高度感はあったけど)。しかし、今回は岩壁の半分から上では明瞭な足場、手掛かりに乏しく(特に左側)、鎖に頼って腕力で登ってしまった。幸運にも雨が降っていなかったからよかったものの、雨で滑るようなら突破できなかったかも。

序盤で苦労したので、その後に続く鎖場は気楽なものだった。まあ、痩せた尾根なども続くので油断はできないのだが。

四阿屋山のピークは誰もいなかった。ここで雨がぽつぽつ降ってきたのだが、ここからの下りは難しい所は無いので気楽だと思っていた。ピークの北側にはベンチがあって、さらにその先には下っている道が見られる。今回は下調べが十分ではなかったので、下山道はそっちかなと早合点して降りてみた。しかし、40メートルほど下ってみるとどうも地面がふわふわしていて、そもそもピークへの登りの道と比較してあまりにもショボい道だ。同行のSBさんとやっぱり違うよねということになってピークに戻った。ピークから東北東にも降りれそうだが「この先危険」の看板があるのでこれも違うかなと。あとはピーク直下に分岐点があったけど、そう言えばどこに行く道だっけと思い出す。早速、さっき撮った写真を確認。道標には「薬師堂」と書いてある。なんだそうだったのかとそちらに向かって、下山路の件は一件落着した。

道標からのガバ下りを過ぎると、両神神社奥社に出る。この辺まで来ると、何かトレランのための誘導標識らしきものが多数見られた。開催日を見てみると、6/24。つまり明日だ!いやはや、明日来なくてよかった。今日の山行は結局、最初から最後まで誰にも会うことなく、私好みの静かな山行だった。もし、明日だったら。おそらく地獄の混雑に巻き込まれていただろう(^^;。

さて、途中で道に迷いながらもなんとか薬師の湯のバスセンターに到着。展望休憩舎からは小雨もパラついたものの、なんとか本格的な雨からは逃げ切ったようだ。バスが行ったばかりだったので、バス待ちのために道の駅のレストランでビール三昧。ほろ酔い加減でバス停まで戻るために外に出ると、なんと今度は本降りの雨になっていた。つくづくうまくかわしたものだと思う。

さて、剣岳では今回の練習がどれくらい役に立つだろうか。

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