中山道を歩く 〜家(彦根)-関が原〜 [街道歩き]
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- GPS
- 06:44
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 258m
- 下り
- 244m
コースタイム
天候 | 曇り時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に無し |
写真
感想
今日の天気は雪。なんだか午後から荒れるとか言ってたので山はやめて以前からやりたかった「街道歩き」をしてみようと思った。
中山道...俺が住んでいるアパートは旧中山道が隣りを通っているので街道歩きをしない理由がない。
まずは米原方面に向かう。 草津方面は次回にしとこう。
鳥居本までの区間は狭いくせに車の交通量が多い。
裏道としても使われているので仕方ないがくれぐれも歩行者に気を付けてもらいたい。
鳥居本は見慣れた感じだが、やはり車で走っているだけだとどうしても見れない場所まで見れるので、歩きは良い!
結構昔ながらの建物は多く存在するので飽きることはない。
鳥居本を過ぎ、国道8号に出て300mくらい歩くと左にそれる道があり、これが中山道で摺針峠へと登っていく道だ。
このルートは織田信長が東山道のショートカットとして開拓した道。
ここは唯一登山道っぽくなっているので嬉しいことだ。
登りきり、摺針峠からの景色は微妙だが、展望を見れるだけマシだ。
宿場を過ぎ、名神高速の隣りを歩き、名神の米原トンネルを過ぎ、しばらくすると番場宿にたどり着く。
この宿場は通過するのに結構長かった。
国道21号を2回横断して醒ヶ井宿にたどり着く。
醒ヶ井宿は観光用に整備されていて、見所もありいい感じだ。
醒ヶ井を過ぎ、柏原までの距離は長い。
ただ、交通量の多い国道21号を歩くわけではなく、静かな旧道を歩いているのでいい気分だ。
彦根から関が原区間はよく車で走るがこういった旧道にほぼ気が付かない。
歩いてでしか気が付かないのも新鮮ではないか。
そう思いながらしばらく歩くと柏原宿に到着。
この宿場もなかなかの大きさです。
とある八幡神社に概要があり読んでみると芭蕉が歌った句があるとのこと。
句が書いてある石碑を読もうとしても無理だ。
概要を見ると伊吹山について歌われているようだった。
嬉しいことだ。 伊吹山はどの時代でも偉大だったことが分かる。
勿論その伊吹山はガスに巻かれて見る事は出来ない。
柏原を過ぎるといよいよ国境越え。
寝物語の里に着くと国境の石碑が!
用水路みたいなところが境らしい。
歩いて国境越えするのはとても嬉しかった。
そして近江国では中部北陸自然歩道だったのも美濃国では東海自然歩道に変わる。
これからは美濃国、すぐに今須宿に入る。
ここは特に見所はなく、通過する。
国道21号を横断してすぐに今須峠に着く。
ここからは下るのみになる。
再び国道21号を横断するといよいよ不破関にたどり着く。
関が原まではあとわずかだが、ここで大霰が降り出したので休憩する。
なんとこれが初めての休憩だ。
霰のやみ間を見計らって出発する。
飯を食べて垂井宿までも行こうとしたが、今日はクリスマスイブ。
早く帰って家族のもとに帰ることを優先して関が原駅から電車で帰った。
車ではどうしても見逃してしまう中山道の姿。
部分的には自転車で岐阜市内までサイクリングしたときに見ているが、100パーセント見れたのは初めてだ。
街道歩き...はまるかも!
コメント
この記録に関連する登山ルート
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歩き過ぎでしょ!!と笑っちゃいました
寛大な?奥さんに拍手です(笑)
平地でも真っ白と思っていましたが、意外と雪が無いんですね。
明日、朝起きたら真っ白
醒ヶ井の町並みは僕も好きです。
夏は梅花藻を見に涼みに行きました。
川に足を浸けるとこれまた気持ちいいんです
いや、これでもかなりセーブしたんですよ。
予定では大垣まで歩くつもりでしたので(^^)/
あの程度の雪質ではすぐに解けてしまうんですよ。
明日は湖西、湖北は真っ白でしょうね。
湖東、湖南はどうだか分かりません。
今のところ降ってませんよ。
醒ヶ井に観光客がいっぱい来る理由が分かりましたよ。
そして俺も好きになりました。
川に足を浸ける、気持ちよさそー!
来年の夏は俺も浸けてみます。
こんばんは!
朝の時間帯は10:00頃 醒ヶ井駅の駐車場に居ましたので私が旧道を通っていたら「すれ違っていたかも」でしたね、今朝の長浜は朝から平地でも真っ白でした。
長男を部活の練習試合会場に送った後「ちょっと霊仙山の様子を」と思い、醒ヶ井駅まで来ましたが雲行きも怪しくそれ以上は進まずに帰宅しました。
街道歩き いいですね!滋賀県から岐阜、三重に抜ける峠は八草峠、国見、鳥越、東海道、中山道、五僧越、鞍掛峠、石クレ峠等とたくさんあり いつかは徒歩で制覇したいと考えてます。
雪山のレコが増えてきましたんで そろそろ 私もなんて考えてます。
では長男のコウ君に「メリー クリスマス!
今回は山行?街道歩き中にお邪魔してしまいましたね。
歴史的な風情を感じさせてくれる街並みです。
また、クリスマス・イヴにも関わらずの長距離の歩きはさすがです。
私もじっくりと歩いてみたくなりました。
お疲れ様!そして、メリークリスマス!
街道歩き良いですね。
普段素通りするばかりで気づかないものも、歩きだと見えてきたり。
旧中山道が家の横にあるなら歩かない訳にはいかないですね。
醒ヶ井には行ったことが有りますが、車で行くのと歩いて行くのは違います。
宿場町や芭蕉の句を見ながらの歩き旅は趣が有って良い感じです。
奥の細道終焉の地、大垣も水都と言われ、水が綺麗です。
夏は水饅頭がオススメです。
芭蕉つながりで旅をしたら、俳句も興味が持てるかも。
それにしても、昔の人は健脚ばかり。
guhikazukiさんも健脚でうらやましい。
あの時間醒ヶ井にいたんですね!!!
なんだ、旧街道にいてくれれば会えたのにー!
それにしても長浜と彦根では雪の量が大違いですね。
今日はそれなりに積もってるけど昨日は地面は濡れているだけでしたよ。
街道歩きは結構はまりますよ。
雪が解けたら鈴鹿の峠越えも計画しています。
yuconさんの冬山デビュー楽しみにしてますよ。
ではyuconさんファミリーにメリークリスマス!
邪魔だなんてとんでもない!
久しぶりに話が出来て嬉しかったですよ(^^)/
勿論メインは山ですが、それに繋がるものといえばやはり街道だと思っています。
その街道を歩かずして何を語るという気持ちが前々からあったので実行しました。
歩いてみたら今まで見れなかった身近なものが発見できたりして楽しいですよ
mountrexさんも是非羽州街道を歩いてみては?
ではメリークリスマス!
昔の人はどういう道を辿ってどんな風景を見ていたのかということが知りたいのもありました。
勿論今と昔の風景はまったく違うのは分かっていますが道筋は変わってないと思います。
太平洋戦争でそれほど被害が少なかったと聞きますし、その証拠に古い建物は結構見ますよ。
佐和山城から関が原まで合戦をしに通ったルートと同じだと思うとゾクゾクします。
合戦場には行かなかったですけど...。
大垣の水饅頭はまだ食べたことがないので是非食べたいと思います。
俳句にも興味が持ててきますね。
特に伊吹山のことが書いてあると山ヤにとってどんなに新鮮なことか。
todokitiさんも健脚じゃないですか(^^)/
湖東三山のレコの距離もしっかり見てますよ!
僕はこれまで住んだところが中山道の側ばかりなので、中山道はとても愛着のある道です。
彦根に越してきたときも、すぐに自転車で散策に行き、いきなり摺針峠で足付きを喫したのを覚えています。
昔の道は、徒歩基準で作られているためか、宿場の間隔が短くて飽きないですね。
また、宿場とそうでない場所がはっきりしているので、おそらく昔の人は宿場に着くとほっとしたのではないかと思います。
彦根から南側は、下調べしないで行って程なくして道を見失ってしまったので良く分かりませんが、
北側と比べるとなんとなくいまいちな感じでした。
そうですよね、abeyさんは浦和出身でしたもんね。
埼玉にも旧道としてありますよね!
宿場とそうでない場所は本当にはっきりしていますよね。
関東にいるときは正直宿場とそうでない場所は同じような風景で駅が無ければ区別がつかなかったが、ここはこんなにもはっきりしてるとは。
俺も草津方面は愛知川で国道8号と合流するところから曖昧です。
ただ、そこも計画しています。
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