硫黄岳
- GPS
- 27:00
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,112m
- 下り
- 1,116m
天候 | 17日晴 18日曇り(下界は晴) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
恒例の年末山行(年賀状用の写真撮影ってことだね)。今年は、小仙丈沢の敗退メンバーにてリベンジ。ということで、硫黄岳、横岳を計画(違う山だけどね)。
ところが、A_boy隊員が直前でキャンセル!?。どうもおかしいと思ってたんだよね。最近目を合わせないし(前からだけど)、メールのレスも無いし(これも前からだけど)、おまけにコンタクトレンズ着用になったし(さては色気づいたな)。車も買ったし(我々以外の誰を乗せるというんだ!)。
ということで結局ats_ma隊員との二人での山行となった。それでも例年のソロ(友達がいない訳ではないんですけど)からは相当のステップアップ。更には、例年のテント泊から小屋泊にステップアップ(要は準備するのが面倒だった)。宿泊費は2食付きでテント泊の9倍となるが、テント泊では必修科目であるボッカの苦行を、要はお金で解決(オトナの選択だなぁ)。
初日は午後一時過ぎには赤岳鉱泉に到着。晴天に恵まれてはいたが、余裕をかまし、やっぱりビールを飲む(寒いのでイマイチ)。そうこうしているうちに待望の夕食。メニューは豚キムチ鍋と焼き魚がメイン。事前に電話でメニューを聞いていたが、予想以上の美味であった。しかも暖かい室内での夕食(飲酒)・・・。ats_ma隊員共々、もう昔の自分には戻れないな・・・、と思いながら過ごす。
翌朝は少し頭痛もあったが、朝食時には解消。さて窓から屋外を眺めると・・・曇り空!?。しかも山頂方面は雲の中・・・。昨日昼間から酒など飲んでいる場合ではなかった!と思う。
鉱泉のおねえさんに天気の状況を聞いていみると、昼ぐらいまでには晴れるかも、とのこと。
ということで、晴れることを期待して、あまり急がず、とりあえず硫黄岳方面に出発した。道中西の空を眺めると、確かになんとなく天気が好転しそうな雰囲気もあったが、引き返してくる人とすれ違う。また途中で躊躇している人を追い抜く。まずい!、このままのペースだと、晴れる前に山頂に着いてしまう!と不安もよぎる。そのうち山頂まで行ったという人たちとすれ違うが、ウエアやザックが凍りつき白くなっている。とあるグループの御仁が、「山頂はウソみたいに風もなく、穏やかだったよ」と戯れる。ウエアは白くなっており、しかも縫い目には小さいながらもエビの尻尾ができかけていた。「ウエア白くなってるんですけど〜」と突っ込むと「ああバレたか」とのこと。まぁご冗談を・・・。
赤岩の頭までくるとさらに風も強く、しかも雲の中。とりあえず記念撮影を。ところがここで写真映りを優先するため、ゴーグルを外し、上着のフードも外したのが失敗であった。一旦メガネを外気に曝してしまったため、再度ゴーグルを着用するとメガネは曇る。またゴーグル内部にも水滴が付いてしまったため、ゴーグルも凍る。ただでさえ視界が悪いのに、更に視界が狭まる。トレースだと思った場所も道から外れていたりで、危険を感じたためゴーグルを外す。顔が寒い(痛い)。メガネも凍りつく。かなり近視ではあるが、メガネなしのほうがよく見えるぐらいであった。
さてようやく山頂に着くが、写真を撮る間にも、まぶたの動きがだんだん鈍くなり、長居は無用とのことで、さっさと下山を開始(横岳も雲の中で見えず。晴れるのを待つ余裕も無く)。
ところで横岳までは行かず、勇気ある撤退であったが、やっぱりこれって敗退ってことか・・・。このメンバーでは2連敗か・・・。
樹林帯まで下ると、風も穏やかになり楽しい下りであった。さらに下界はすっきりと晴れており、暖かい陽だまりであった。こんな穏やかな日に、何をやっていたんだろうと思うものの、いかにも冬山に登っているという気分を満喫できた山行であった。
ちなみに撮影した写真は、曇天だったし、しかも顔が厳しい表情であり(ゴーグルを外したのは全くの逆効果)、新年早々のおめでたい時期にはふさわしくないということで、年賀状には不採用が決定(後日皇居の一般参賀にておめでたそうな写真を撮影した)。
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