男鹿岳 長いアプローチと屈強な笹藪に心身ともに傷だらけ

2018年11月04日(日) [日帰り]

• GPS: 09:12
• 距離: 27.5km
• 登り: 1,687m
• 下り: 1,702m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:52
• 休憩: 0:20
• 合計: 9:12

距離 27.5km 登り 1,704m 下り 1,702m

4:35 スタート地点
5:27 釜沢橋
6:58 男鹿岳北西尾根登山口
7:48 7:54 大川峠
9:38 9:52 男鹿岳
10:57 大川峠
11:43 男鹿岳北西尾根登山口
12:56 釜沢橋
13:47 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東北自動車道　西那須野塩原ICから約56�辧�栗生沢駐車スペース

※駐車スペースは3、4台程度駐車できそう
※駐車スペース近辺にトイレは見つからず。一番近いのは国道沿いのコンビニだろうか

コース状況／危険箇所等

〇県道369号線（アプローチ）は、標高を上げるほど崩落個所や倒木など荒れているが、今のところ通過が困難だったところは見当たらず
〇大川峠からは終始ササ藪漕ぎで、特に男鹿岳山頂直下は激藪になっているが、近距離の間隔でピンクテープがあるため、見失わずに歩を進めれば問題ないだろう（逆に近くで見つからないようであればルートを外れている可能性が高い）

写真

11/4 4:31

今日は長い道のりになるので、日の出前から元気に出発っ！

11/4 4:32

すぐに車両通行止めのゲートがある

11/4 5:23

暗闇の静寂の中で、時々鹿の鳴き声と鳥の羽ばたく音にビビるが、そもそも自分が驚かせたんだよね、ごめんね（汗）

2つ目の車両通行止めのゲートを通過すると、少しずつ標高を上げていく

11/4 5:49

最初は林道の体を成していたが、、、もう”登山道”と言っても過言ではないね（汗）

11/4 6:07

うぉ、崩落個所だ！

11/4 6:12

あら、何か所もあるのね（汗）

11/4 6:15

倒木もあるのね

もうこうなったらアスレチック気分で楽しんでいこー！！

11/4 6:29

おっ、快適な道になったと思いきや、

11/4 6:30

その先は崩落してるし…

11/4 6:32

ここはひどい崩落個所だ（汗）

高巻きしてもいいが、崩落個所の中を歩いたほうが良さそうだ

11/4 6:38

オーガ沢橋だ！

11/4 6:43

道端に水場かな？

11/4 6:47

またもや崩落個所が、、、

何か所あるのだろうか…

11/4 6:56

はい！　注意します！！

11/4 6:59

こ、今度は倒木で通せん坊なのか！

11/4 7:06

男鹿沢橋を通過〜

11/4 11:28

綺麗な沢だねぇ（写真は復路時に撮影）

11/4 7:09

あれっ、何橋だっけ？

11/4 7:49

ふぅ、やっとアプローチ終了〜

右手にあるピンク等テープの辺りから取り付く

11/4 8:03

うぉ！　取り付いた先からササ藪漕ぎなのか！！

11/4 8:13

笹は斜面に対して垂直に生えているので登りは大変（汗）

11/4 8:53

ふぅ、どうにか栗石山を通過〜

ササ藪漕ぎはめっちゃ疲れる（泣）

11/4 8:54

栗石山の先は開けていて、

11/4 8:55

雪化粧した峰々の眺望がある

会津駒ヶ岳かな？

11/4 8:56

やっと男鹿岳のピークが見えた！

11/4 9:52

山頂直下は、これまで以上に酷いササ藪で、前に、横に、たまに戻ったりして歩を進める

ピンクテープは絶対に見逃さずに行こう！

11/4 9:34

ふぅ、どうにか登頂〜

11/4 9:35

山頂からは、那須連峰がドーンと！

11/4 9:35

茶臼岳は雲の中だけど、朝日岳や三本槍岳が見れて良かった♪

11/4 9:45

あっ、そうそうもう一つの標識にも寄り道

さて、残念だけどまだまだ先は長いので下山を開始するかね

11/4 9:53

下山はササ藪の抵抗が減ったが、今度は薄っすらと積もった雪とササでよく滑り、何回もコケる（泣）

11/4 10:03

ゲキ藪の中にひっそりと佇むシンボルマーク

11/4 10:52

途中でガサガサとササが揺れたので熊か！と思って構えたらソロの方だった（ホッ）

今日は誰ともお会いできないと思っていたのでめっちゃ嬉しい♪

ふぅ、無事に登山口まで下りてきた

11/4 11:41

往路は暗闇で気付かなかったが、辺りは紅葉していてホッコリ♪

11/4 11:44

下れば下るほど紅葉が素敵になる♪

11/4 11:44

でも、紅葉に見惚れていると落ちるよ！

11/4 11:45

紅葉は青空に映えるよね〜

今回、コンデジしか持っていかなかったのが残念（泣）

11/4 11:47

次から次へと紅葉が現れて疲れも吹っ飛ぶ♪

11/4 12:18

何の実だろう？？？

11/4 12:37

この辺りは紅葉というよりかは黄葉だね！

11/4 12:50

ふぅ、やっと一つ目のゲートだ

まだまだ先は長いね（泣）

11/4 13:11

足元にも紅葉が広がっている♪

11/4 13:12

だ、誰だ！　カモシカさんか！！

11/4 13:37

下界は今が紅葉のピークっぽい♪

11/4 13:41

ふぅ、どうにか2つ目のゲートを通過〜

11/4 13:42

ゲートの先の駐車場〜

11/4 13:42

この橋からの眺望もいいね！

11/4 14:28

天気予報通り、午後から雲が多くなってきたね

11/4 14:32

近隣の山々は紅葉真っ盛り♪

撮影機器：

DMC-GM1 Panasonic

TG-870 OLYMPUS CORPORATION

感想

やまハチ

今週はどこの山に行けるかな〜と悩んでいたところ、ふとずっと先送りにしていた男鹿岳が脳裏に浮かぶ。
男鹿岳はどのルートもアプローチが長くてなかなか気が乗らなかったのだが、なぜか行きたくなって早速計画する。
ルートは、福島県側からの栗生沢からか栃木県側からの深山公園からが一般的のようだが、距離が長いのでもっと手軽なルートがないか調べてみると男鹿山林道からのルートがありそうだがそのレコはかなり古いものだったので、素直に栗生沢からのルートを選択する。

結果は、、、アプローチとなる県道369号線は崩落個所あり、倒木ありでアスレチック感満載だし、大川峠からはササ藪漕ぎで体力、気力ともにかなり削がれるが、紅葉あり、カモシカやサル、鹿との出会いありで意外と楽しめた山歩きとなったとさ。
めでたし、めでたし…

でも、やっぱ残雪期のほうが良かったかも…

コメント

おさる

何処から登っても笹薮なんですね
はじめまして。
同じ日に山王峠から登りました。
山頂で新しい人の足跡見て今日誰かきてると思ってました。
山頂はいつでももっと人のぬくもりがあると思ってましたが全然なかったので1人でも来てると感じるとうれしかったです。
帰りは山道通りたかったんですが、行きに時間かかりすぎて押してたので男鹿川にすぐ降りて廃道、林道で帰りました。時間的には速かったですがワイルドフィールズまでの林道が長かったです。廃道は笹薮、沢化してますが上と比べればすかすかなんで進みますし、僕が降りたところよりもっと上流までいってそうです。

やまハチ

屈強なササ藪でした
osarusandaiさん、こんばんわー！
コメ、ありがとうございますっ！

osarusandaiさんは山王峠から登られたんですね！
というか、山王峠からのルートを知りませんでしたので、レコを拝見し、勉強させて頂きました

人のぬくもり、、、よく分かります！
今回はどなたともお会いできないと思っていたのですが、下山時にお一方にお会いした時にとても嬉しい気持ちになったのを思い出しました
osarusandaiさんともお会いできれば良かったのに、、、残念です

それにしてもササ藪、、、すごいですね
正直、ピンクテープが無ければ敗退していたかもしれません
レギュラールートでさえ、屈強なササ藪で苦戦しましたので、バリルートのササ藪はさぞかしすごかったでしょうね。
お互い無事に下山できて何よりでした

isomako

遭難しかけました
はじめまして。
yamabeeさんの下山時にすれ違ったのは、私です。
頂上近くの笹薮には本当に往生しました。
下山する際にはテープが見つからず、頂上付近で30〜40分もうろついてしまいました。
西側の尾根にも入り込んだので、osarusandaiさんが見つけた踏み跡は私のものかもしれません。
私の登山史上、最も距離が長く、タフな１日となりました。
50年前に作られた林道があそこまでボロボロになっていたのも驚きで、日本の将来を暗示しているように思いました。

やまハチ

ご無事で何よりです！
isomakoさん、こんばんわ！
コメ、ありがとうございます！

先日はお疲れさまでした。
いや〜、ササ藪漕ぎは大変でしたね。
特に頂上付近は本当に大変だったと思います。私も何度も右往左往しながら下山したのを今でも鮮明に覚えています。

当日は誰ともお会いできないと思っていましたので、isomakoさんにお会いした時には本当に嬉しくて、つい一方的にお話ししてしまいご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした

林道、ボロボロでしたね。。。でも、そんな廃道がある反面、新たな道路もきっとあると思いますので、明るい未来にも期待したいものです

これからも、お互い安全に山歩きを楽しんでいきましょー
ありがとうございました！