11月の奥穂高岳
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- GPS
- 10:35
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 2,375m
- 下り
- 2,375m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下部の白出沢渡渉点は橋がかかっていて助かった 白出沢経由白出のコルまではアイゼン不要 穂高岳山荘から奥穂までは雪と氷でアイゼン必須 |
写真
感想
今日はカリスマ君と二人で奥穂高岳に出かけた。カリスマ君はスズケンの主たるパートナーだが二人っきりのコラボは初めてだった。スズケンが変化球おじさんならカリスマ君は直球おにいさんという言葉がぴったりだ。まあ二人ともとても魅力的な山ヤである。
深夜1時新穂高スタートと約束してある。土曜はメチャ忙しくて僕は数時間の仮眠のみで23時に自宅を出た。カリスマ君もちょっとウトウトしただけだったようだ。まあ寝不足は気力と体力でカバーするしかない。新穂高の待ち合わせ場所に着くとすでにカリスマ君はスタンバイしていた。バス停手前を深夜1時前にスタートした。眠気を吹き飛ばすためにハイペースで行こう。
白出沢まで1時間10分まずまずのペースだった。満天の星の下ガシガシ登山道を歩いていく。白出沢の渡渉点はすでに橋がないだろうと大きなビニールを持参した。しかし橋はあった。救われた。石切登山道は岩が凍結している箇所も多くて慎重に行かなければ滑落してしまう。闇夜の中で何度かルートを失い行ったり来たりしながら進んで行った。
白出沢の下部に無事着くが暗くてルートがはっきりしないのでガラガラ石を登って行くが歩きにくくてペースはさっぱりだった。2300m付近のDr7終焉の場所でお参りした。互いに還暦を過ぎても一緒に山に行っただろう唯一の友人だっただけに悲しくて仕方がない。
雪の白出沢を期待していたが全く雪はなくがっかりした。2800mを過ぎてようやく白んできた。笠ヶ岳に朝日が当たりだした。さあコルまでもうちょいだ。2800mからコルまで硬い雪が所々出てきたので慎重に登る。6時半ちょうど穂高岳山層に着いた。すでに店じまいしていて誰もいなかった。朝日が上がり周囲が赤く染まりだしてきた。今日もマンダムな朝を迎えた。
カリスマ君ははじめての白出沢、奥穂なので僕が先頭で進むことにする。小屋の前で防寒対策、アイゼンを履いてさあピークを目指そう。ウィペットのダブルアックスでガシガシ雪面を登り山頂を眼前に見ながら歩みを進める。ジャンダルムが見えるとピークは近い、7時40分ピークを踏んで写真を撮りあった。素晴らしい景色でした。カリスマ君も初めての奥穂に感激していた。
カリスマ君は午後から用事があるので午前中には下山しなければならない。のんびり出来ないので速攻で下り始めた。帰りも慎重に行く。帰りは早かった。登りで苦労した白出沢も明るくなれば歩きやすいルートがあるじゃないですか、これを使えば登りも早かっただろう。さっさと下山して石切登山道はまだ凍っていたので慎重に下った。
白出沢まで下りてダッシュで下山して11時40分にはバス停に着いた。カリスマ君今日はお疲れ様でした。これからも直球おにいさんで頑張って下さい。
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