櫛形山(南尾根バス往復)[南ア展望]
- GPS
- 07:05
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,381m
- 下り
- 1,384m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.town.fujikawa.yamanashi.jp/life/kotsu/kasseika-kyougikai.html 行き 鰍沢口駅 7:00 平林 7:35 帰り 平林 15:00 鰍沢口 15:35 片道 200円です。 |
写真
感想
高山には雪が降り、紅葉も里まで降りてしまったこの季節、2000mくらいの山から雪山を眺めるのがよいだろう。
ということで選んだのは櫛形山。前週に十谷温泉に行った時、バスで平林というところまで行けることがわかり、運賃も200円とお得。南アルプスを隠しているこの山に登ってみることにしました。
朝7時のバスに乗るために甲府に前泊し、身延線の特急列車で鰍沢口駅へと向かいました。
バスに乗り込んだのは我々二人のみ。前週の十谷行きバスもそんな感じだったので想定内です。
終点平林バス停からまずは氷室神社を目指して歩き始めます。氷室神社は500段の石段。気温はかなり低かったですが、十分身体が温まりました。
登山道に入り、あまり眺望のない植林の道を登っていきますが、時折視界が開けると、富士山が眺められ気分は良好です。
道はよく整備されています。傾斜の急なところもあまりないので、淡々と高度を稼ぎ、ほこら小屋に到着。とても綺麗な小屋で、トイレもあって助かりました。
そこから少し登ると「櫛形」の由来となった和櫛の上部のような台地状の森になります。南アルプスが見たかったので山頂ではなく、裸山に先に向かうと、期待通り雪をかぶった北岳、間ノ岳、農鳥岳の眺望が得られました。山頂は周回できるようになっており、先に進むと荒川岳や赤石岳も見ることができました。
次は櫛形山の山頂へ。原生林っぽい植生の台地を歩くのはとても気持ちのいいものです。
山梨百名山山頂の標識がある地点に到着。ここからは富士山はよく見えますが、南アルプス側は木が生い茂ってよく見えないのですが、木々の間を探すとなんとか甲斐駒ケ岳や北岳を見ることができました。
本来の三角点はもっと先にあることは知っていましたが、バスの時間があるので引き返します。小屋で小休止したあとは元来た道を下山。今度は進行方向に富士山が見え良い感じです。
帰りのバスの運転手さんは朝と同じ人でしたが、このバスで櫛形山の往復をした人は初めてだと言われました。土日祝限定のこのバスは登山者向けと思っていましたので意外な感じがしましたが、車やバイクで林道をいけばかなり上のほうまで行けるのでこのルートを下から登る人は少ないのだろうなあとは思いました。
南アルプスや富士山の眺望、山頂部の森の雰囲気など予想以上に素晴らしい山でした。新花の百名山にも選ばれており、アヤメの頃などにも行ってみたいと思いながら暑い時期にはちょっととも思いますので頃合いを見計らってまた行ければと思っています。
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