雲取山〜ようやく今年初登り


- GPS
- --:--
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,369m
- 下り
- 1,369m
コースタイム
天候 | 快晴 ほとんど無風 気温-9〜0℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は登山口からあり凍結部ほとんどなし。アイゼン不要。 石尾根以降は積雪増え50cmくらいですがトレースがしっかりあり凍結もなく雪もしまっていてアイゼンなしでいける感じ。私はお試しで軽アイゼンにつけましたが。 帰りは雪が融け始めブナ坂より下は地面の露出部が増え日陰は凍結していて歩きづらし。 |
写真
感想
マラソンの練習、娘の中学受験、仕事...
年が明けてもなかなか山に行けない日々。
そんな折、
娘の受験のためにとった有休なのに、お父さんは別にいなくても大丈夫、山でも行って来たら?などというじゃありませんか!
なんだと?!おれはいらないっていうのかっ!
なんて怒ったりはしません、山に行けるのですから。るんるん。
でもほんとはちょっと寂しい。
娘の受験をよそにふらふらお山へ遊びにいく後ろめたさを荷物の隅にパッキングして、
行ってきました雪の雲取へ。
雪の石尾根を歩くのだ。
平日だからといつもよりゆっくりめに出発。
が、小袖乗越のべスポジはすでに満車。
下の駐車場(のような空地)に停めました。上と合わせてこの日は私含めて5台。
登山道からいきなり雪です。まあ下のほうはそんなに積もってませんが。
石尾根まではただひたすらに歩く。いつもは七ツ石小屋、七ツ石山経由で行きますが、今日は捲きます。冬の雲取は初めてなんで。平日なのですれちがう人も少ない。
途中すれちがった雲取山荘に泊まったというイケてる年配のご夫婦に上の様子を教えてもらう。
「トレースばっちり、雪質最高、アイゼンいらねーよ。」
なるほど、でも軽アイゼンを新調したのでブナ坂にて装着。
まあ結果的にはいらなかったですね。
12本爪の若者もいましたがきっと試したかったんでしょう。
雪の石尾根は想像以上の気持ちよさ。
あ〜来てよかったとしみじみ、ほのぼの。
東京の街がみえる。娘よ受験がんばれよ、と上から祈る父。
雪と戯れながらほどなく山頂へ。ほぼ同時に日帰りソロが私をいれて3名山頂に。
1人は私と同じ下の駐車場にとめてた若者。もう一人が私と抜きつ抜かれつ登ってきた年配の男性。
この年配の男性と避難小屋でお昼をご一緒したのですが、この方、60歳で登山歴40年以上、年に2回は海外の山へ行き
NHKのグレートサミッツはエベレスト以外は全部登り来月もルエンゾリに行くというじゃありませんか。
おまけに冬富士にも何度も登っていて
「明日は移動性高気圧で富士山はいい条件だね、やまちゃんあたり行くんじゃないの」
えっ?やまちゃんってあのkingですかい?
「あー何度か富士山で会ったよ。」
へーとかほーとかいいながら興味をそそられるが私にとっては非現実的な話を聞かせていただきました。
山にくるとこういう人と会えるのがまた楽しい。
私より10分ほど早く下山したこのスーパー60歳にはその後追いつくことはなく駐車スペースの車もなくなってました。
登りのペースなら追いつくと思ってたのに、いやはやすごいね。
最後までいい天気で気持ち良く下山。風がないのが非常に快適でしたね。
帰りに久しぶりにのめこい温泉へ。
平日はさすがにすいててゆったりとつかれました。平日はいいな〜。
ちなみに娘は今日の受験は合格でした。山からの祈り効果抜群だね。
以下備忘録
もっと気温が低いと思ってたが手元の温度計で登り始めが-7℃、最低でも-9℃ぐらいでおまけに風もなく思ったよりも暖かかった。快適でよかったのだが寒い気候でのレイヤリングを確認したかったのでちょっとあてがはずれた。
手袋はフラッドラッシュグローブ+インナーグローブ/finetrackのみ。
行動時のウェアは上がフラッドラッシュ/finetrack+ cap3/patagonia(ブナ坂より上は+RHフーディー/OR)+フーディニフルジップJKT/patagonia、
下はCWX+ドラウトクロー/finetrack+ストームゴージュ/finetrack。赤岳のとき下半身が寒く感じたのでミッドレイヤーを追加したのだがこの日には暑いレイヤリングだった。
持参したソフトシェル/Mammutはお昼休憩のときだけ着用。
靴は軽量登山靴と迷ったが冬靴で正解。超厚手ウールソックスとのコンビで寒さ知らず、汗もかかず。
今回投入したフラッドラッシュのインナーグローブは効果絶大。ソックスも買いたい。
ホーボーチェストバッグは行動中の使い勝手は非常に良かったがザックを背負う時のウェストハーネスへの装着が煩わしく冬には向いてないかも。
今回山ではじめて靴擦れ。軽かったが、なんで?同じ組み合わせでこれまでなかったのに。靴ひもがゆるかったか?
そこに富士があるから。
思わず、爆笑。
そうなんだよね〜
ついつい同じような写真を撮っちゃう。
愛ですよ、愛。
忘備録の装備、すごいですね。
30年前の山岳部山女には、まるで分かりません・・・
(キスリング使用だもの)
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