2019年登り初め、屋久島宮之浦岳縦走

2019年01月03日(木) ~ 2019年01月05日(土)

• GPS: 19:56
• 距離: 28.4km
• 登り: 1,875m
• 下り: 2,626m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:02
• 休憩: 0:09
• 合計: 4:11

距離 5.5km 登り 430m 下り 196m

11:18 淀川登山口
12:05 淀川小屋
14:13 14:21 小花之江河
14:33 14:34 花之江河
15:29 石塚小屋

2日目

• 山行: 7:01
• 休憩: 0:58
• 合計: 7:59

距離 9.7km 登り 648m 下り 787m

7:19 宿泊地
8:18 8:19 花之江河
8:37 8:40 黒味岳分かれ
9:04 9:20 投石平
9:26 9:30 投石の岩屋
11:22 11:23 栗生岳
11:57 12:13 宮之浦岳
12:30 12:31 焼野三叉路
13:31 13:40 平石
14:17 14:18 坊主岩
15:11 15:17 新高塚小屋
15:18 宿泊地

3日目

• 山行: 6:34
• 休憩: 1:07
• 合計: 7:41

距離 13.3km 登り 815m 下り 1,662m

7:34 宿泊地
8:49 高塚小屋
9:03 9:05 縄文杉
10:05 10:20 ウィルソン株
10:41 10:42 大株歩道入口
11:52 11:55 楠川分れ
12:56 13:35 辻峠
14:11 14:14 白谷山荘
14:46 苔むす森
14:51 14:53 さつき吊り橋
15:07 15:08 飛龍おとし
15:12 15:13 白谷広場
15:15 ゴール地点

天候

1/3-4快晴　1/5雨

アクセス

利用交通機関：

バス 飛行機

大阪空港から直行便で屋久島へ。
登山口までのアクセスは路線バス利用。

コース状況／危険箇所等

危険個所はないが凍結多し。雪は深いところで50センチくらい。軽アイゼン使用。

その他周辺情報

縦走前後は宮之浦の旅館に宿泊。

写真

大阪空港から屋久島まで直行便で2時間足らず、あっという間です。
久しぶりのプロペラ機です。

ガスボンベは飛行機持ち込み禁止なので屋久島空港の売店で購入しました。

1/2から営業している宮之浦のAコープで行動食やお土産などを購入。「あじまる大根」なる巨大な大根発見！お土産に買いたかったけど大きすぎて（笑）

夕食まで時間があったので宮之浦港でルアーを投げて遊びましたが、風が強くてボウズ。。。

1/3路線バスを乗り継いで紀元杉まで。閑散期なので貸し切りでした。道路が凍結するとバスが運行中止になるので注意です。
3日前までバスはヤクスギランドまでのピストンでした。

紀元杉のバス停（バスはここが終着）から少しばかり歩くと淀川登山口に着きます。宮之浦岳ピストン？と思われる車が5〜6台駐車場に停まっていました。保全協力金2000円をポストに入れます。

40分ほど歩くと淀川小屋に到着。あまりに行程が短すぎるので初日は石塚小屋まで歩くことにする。

年末に降った雪がショボく残っています。

少しづつ雪が増えてきます。

絶景！トーフ岩！
誰が包丁で切ったんでしょうね(笑)

湿地帯の花之江河、快晴です。ここまではとても歩きやすい道でした。

花之江河登山道に入り石塚小屋を目指しますが登山者の少ない道は荒れています。少しづつ雪が増えて鹿の足跡がたくさん残っていました

1時間足らずで石塚小屋に到着。ネズミがいるため食料は天井につるすよう注意書きがありましたが冬のためか気配はありませんでした。ここで同行者の登山靴が壊れるアクシデント発生、同行者は翌日淀川に下山することになり、この後はソロで。17時過ぎに若いソロの男性が到着、太忠岳を登頂してから花之江河登山道を登ってこられたそうです、すごい！

1/3、凍結箇所が多く軽アイゼン装着しました。

ツルツル〜ツルツル〜お助けヒモに助けられました。

霜柱ザクザク。

宮之浦岳山頂まではヨッコラショと登るところがいくつかあります。

カチコチ。4本アイゼンで歩きましたが6本を持ってきたほうがよかったかも。

巨神兵？モアイ？
花崗岩の山は奇岩が多くて楽しいです。

快晴の宮之浦岳山頂ゲット！360度海に囲まれる爽快感は最高です！

山頂を越えると山の北側にあたるため吹き付けた雪が多く残っています。

笹の葉に着いたエビのしっぽ。

水平線と雲が溶け合っています。

1か月に35日雨が降るといわれる屋久島で2日続きのこの晴天、私って持ってるぅ〜(笑)

奇岩のシルエットが楽しい＾＾

平石岩屋から永田岳を臨む、早くも山頂にはガスがかかっていました。

ビャクシン岩（坊主岩）、迫力あります。

新高塚小屋に到着、ここに宿泊しました。石塚小屋で一緒だった男性が間もなく到着、私がパスした黒味岳も登ってきたそうです、さすが！夜中から雨が降り出しました。

1/4、昨夜からしっかり雨。レインウェアを着こんで出発。高塚小屋（レモンガス小屋）をのぞいてみました。小さいけれど明るくてきれいな小屋です。

縄文杉、大きすぎて写真では迫力は伝わりません。今まで多くの巨木を見てきましたがこれはダントツ、太古の鼓動が聞こえてきそうです。

ヤクシカをたくさん見かけました。

お約束のウィルソン株から見上げた♡
レンズに着いた雨の雫はご愛敬＾＾

雰囲気のいいトロッコ道はStand by Meの世界だけど・・・長すぎて飽きます(笑)

ヤクザルの群発見、箕面の暴力猿を思い出してビビりましたが、無事に無視されました＾＾；

楠川分かれから太古岩までの途中にあるこの風景、もののけ姫の中でモロとアシタカ語り合ったあの岩屋のモデル・・・とまことしやかに言われています。確かにそっくり！

太古岩に登ってみたものの・・・ガスで真っ白。

白谷雲水峡には名だたる巨大屋久杉がたくさんあります。迫力！

雨の多い島だから苔も見事です。

雨に煙る苔むす森、まさにもののけの森。
この空間を独り占めできる幸せ。

白谷雲水峡のゲートに到着。東屋でお湯を沸かしてスープを飲みながらバスを待ちます。

下山して旅館へ、ひと風呂浴びて一杯飲んで。飛魚のから揚げ旨し＾＾

おまけ�　�1/6フライトまで時間があったので半日の観光バスに申し込みました。参加者5人で中型タクシーでした。
千尋の滝、見事です。

おまけ�◆Щ海論磴氾犒襪寮こΔ覆里鵬竺Δ魯屐璽殴鵐咼螢∈蕕�南国。

おまけ��：大川の滝は名瀑100選の一つです。

おまけ�ぁДΕ潺�メの産卵で知られるいなか浜。

おまけ�ァР圧彭膓�港の食堂で焼酎「愛子」と鹿の焼肉と亀の手で旅の〆。
さよなら屋久島、楽しかったよ！

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター バラクラバ 靴 ザック ザックカバー アイゼン 行動食 非常食 調理用食材 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ シェラフ

感想

noriko1115

一度は訪れてみたかった縄文杉の屋久島。
シーズン中の混雑を避けて1月にして正解でした。
出会った縦走者はソロ3名と1パーティー6名のみで静かな山を楽しめました。
1か月に35日雨が降るといわれる屋久島で3日のうち2日がピーカン！
最後の一日は終日雨でしたがかえって幻想的な屋久杉の森を味わえました。