石尾根から六つ石山を経て水根へ

2019年01月27日(日) [日帰り]

• GPS: 04:59
• 距離: 10.1km
• 登り: 1,091m
• 下り: 967m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:14
• 休憩: 0:46
• 合計: 5:00

8:04 スタート地点
8:24 8:28 農指山
8:34 8:42 石尾根縦走路・六ツ石山登山口
9:15 9:22 越路ノ杜
9:53 十二天山
10:11 10:12 三ノ木戸林道分岐
10:48 六ツ石山分岐
10:56 11:21 六ツ石山
11:44 11:45 トオノクボ
13:04 水根バス停

8:28 農指山
8:34 石尾根縦走路・六ツ石山登山口
9:22 越路ノ杜
9:52 十二天山
9:58 三ノ木戸山
10:12 三ノ木戸林道分岐
10:48 六ツ石山分岐
11:06 六ツ石山
11:44 トオノクボ
13:04 水根バス停

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

特に無し。雪も無し。

写真

1/27 8:34

石尾根登山口

1/27 9:09

稜線に出ると落ち葉の膝上ラッセル。

1/27 9:14

まずは三ノ木戸山が見えてきた。猛烈な北風に動けなくなった。

1/27 9:33

ここでやっと雪が見えた。

1/27 10:10

文句ない快晴。

1/27 10:11

三ノ木戸林道への分岐点付近。

1/27 10:17

飛行機雲も美しい。

1/27 10:30

不老山への急坂。雪は…？

1/27 11:14

六石山山頂。馬鹿げた石碑は撮りたくなかったので三角点。

1/27 11:15

南アルプスの白峰。

1/27 11:15

鷹ノ巣山にも雪は見えない。

1/27 11:16

山頂の様子。

1/27 11:27

山頂では木々に遮られていた富士山を水根に少し降りたところから。

1/27 12:16

意図が読めないロープ。誤進入しそうな地形でもないけど？

1/27 12:46

下山。ダムの水は少ない。

1/27 13:05

水根駐車場のトイレは使用不可。

1/27 13:31

駅前のVERTEREにて乾杯。羽村産の麦らしい。爽やか。

感想

usatosi

1月も下旬を過ぎたというのに奥多摩駅に着くまで雪を見なかった。駅前にも
見えない。日曜日でも空いている駅前の食料品店も開いていない。登山口へ至
る急カーブを登っていると芳醇な香りに驚いた。斜面に植えられた蝋梅が盛り
だった。

冬の朝で硬いばかりの足を動かして稜線に出ると、北風が轟いて襲ってきた。
暫くはこれも冬の楽しみと余裕なふりをしていたが、遂には落ち葉と砂埃に目
を開けておられず、南を向いて立ち尽くした。止んだ後も身体の表面が急激に
冷えて動けなかった。

900mを超えた辺りで漸く日陰に雪が見えた。三ノ木戸山の先まで行くと南が
開け、青空に曝された。不老山手前の急登が始まった辺りでチョコレートを開
けようとしたら、悴んだ手がその辺にばら撒いてしまった。砂を被ったチョコ
レート三個を齧りながら急登を詰めた。

山頂に着いて、道々段取りしていたように昼飯のカップラーメンから準備しよ
うとザックを下ろそうとベルトのボタンを押したが、手がまともに機能しない。
一分以上焦っているうちにやっと指が解けた。冬季の登り始めはいつも手袋の
装着が遅れてしまう。

カップラーメンは日清食品の麺職人味噌味、全粒粉のノンフライは味は良いが
なかなか戻らない。固めのまま流し込んだ。西の方面には雪の欠片も無い鷹ノ
巣山と、遙か先に白い南アルプスが見える。一緒に居た方によると、間ノ岳や
北岳は白いものの、その手前の黒い突起が甲斐駒ヶ岳ではないかという事だっ
た。そちらは冠雪していないのか。

水根への下りは急な南斜面だ。何度か滑る事はあったが、雪もなく、危険なと
ころは無かった。初めてのコースでは無いはずだが、標高1,200mを下らないと
ころから奥多摩湖が輝いているのには驚いた。そのまま飛び込めそうだ。

麓に着くと林道で白黒の巨大な犬二匹を連れた方が居た。秋田犬だそうだ。え
らく人懐こい奴らで、ひと撫ですると鼻先を擦り付け、ベロベロ舐める事しき
りだった。最後に良い褒美を貰った。写真を取り忘れたのが悔やまれる。