大日岳(人津谷〜山頂西面ルンゼ滑走)


- GPS
- 09:43
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 2,522m
- 下り
- 2,522m
コースタイム
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 9:43
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
除雪車の邪魔にならないように注意すること。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆藤橋ゲート〜人津谷出合(旧クムジュン) ・完全除雪済み。 ◆人津谷〜文登研前進基地〜大日岳 ・一旦融けた雪が凍結している状態で適宜クトーを使用した。 ・早乙女岳〜大日岳の稜線は左側の雪庇が発達しており過去に死亡事故も起きていることからなるべく寄らないことが重要。 ・上部の風衝地も凍結しているためクトー必須。 ◆大日岳〜雑穀谷(スキー滑走) ・この日は激モナカで難しいコンディションだった。 ・ザラメになれば最高の斜面だと思う。 ◆雑穀谷登り返し地点〜前大日岳手前鞍部〜前大日岳 ・日が当たって暑かったが快適に登ることができた。 ・遅い時間になると更に気温が上がって灼熱地獄になりそう。 ◆前大日岳〜文登研前進基地〜人津谷 ・この日最も楽しく滑走できた区間が前大日岳〜文登研前進基地。パウダーが残っていて楽しめた。 ・文登研前進基地から下部はカリカリ凍結斜面の滑走となり若干面倒なコンディションだった。 |
その他周辺情報 | グリーンパーク吉峰 露天風呂付温泉600円(JAF、モンベル会員は割引あり) 食事・休憩可能 |
写真
感想
先週でパウダーは死んだが今日の天気予報は最高!
ならばビッグデイにするしかないでしょ、ってことでYSHR先生、大魔人さん、パクと4人で大日岳を目指すことになった。
大日岳は無雪期に1回行っただけで積雪期は初めて。
今回登って滑る人津谷も雑穀谷も全てが初めてなのでワクワクする。
近くなのでこれまでも行こうと思えば行けたはずだが、タイミングが合わずチャンスが作れなかった。
朝1時にスタートということだったのでフライングに備えて0時に到着するように現地へ向かうと0時前なのに既に全員集合していた。
YSHR先生も大魔人さんも準備を始めているようだったので自分も急いで支度する。
パクはまだ車中泊で寝ているようだった…zzz
案の定0時15分にスタートする羽目に。どうやったら1時スタートが0時15分スタートになってしまうのか(笑)
自分も少し出遅れたが出発するタイミングでようやくパクが起き出してきた。
まあパクならすぐ後から追いつくでしょってことで先に行かせてもらうよ。
今日からチャリの出番だ。そしてファットスキーの出番だ。いよいよ春スキーが始まる。
チャリは苦手なので極力使いたくないのだがそうも言っていられない。
チャリを避けたら皆と山に行けなってしまうので最低限のラインを守って頑張ろう(笑)
取付き地点となる人津谷出合のところでチャリデポ、そこから3人で歩きだす。
林道をのんびりペースで歩いていると後方にパクのヘッデンが見えてきた。
途中で合流して4人で文登研前進基地を目指して登って行く。
色々とおしゃべりもしたが、みんな寝不足気味…ふらつきながら歩いていた。
パクに至っては前日白山へ行ってきたらしい。相変わらず変態すぎる。
文登研前進基地に着いたのが2時半、そこから足を延ばして前大日岳に着いたのが4時14分ということで、ここまで丁度4時間。そこそこのペースで歩いてきた。
やっぱりラッセルがなくて普通のファットなのでペースが速い。
日の出まであと2時間もある…月明りで景色はうっすらと浮かび上がっていたが、さすがにこれだけ夜が長いと日の出が待ち遠しかった。
早乙女岳を過ぎたところでようやく明るくなってきた。
そして主役の剱岳も姿を現す。
全員一眼レフを構えて写真を撮りまくる。
眠気もすっかり吹き飛んで凍った斜面をクトーを効かせながらガンガン登って行く。
そして7時丁度に大日岳に登頂。
目印になるものは何もないが、山頂っぽい場所で写真を撮りあう。
快晴無風で放っておいたらいつまでも居られそうなコンディションだったが、ほどほどのところで滑走準備して出発!
帰りは雑穀谷を滑り降りることになっていたが、いざ降りてみたら激モナカ大会でファット泣かせのコンディションだった。
インチキテール滑りなんかを織り交ぜながらなんとか登り返し地点まで滑ったらシールを装着して再び稜線まで登り詰める。
登り返しの斜面は東側を向いていたため思いっきり太陽が当たって暑かった。ダケカンバとブナの森は最高だったけど。
稜線に登ったら往路のトレースに合流し前大日岳までそのまま登り上げた。
前大日岳まで来たらなんと単独のスキーヤーが1名登ってきた。
どうやら我々のことを知っていてくれているらしく、短い時間だったが挨拶がてら少し会話させていただいた。
単独でこの時期の大日を目指すなんて只者ではないと思った。
前大日岳まで来たら再度シールを剥いで滑走モードに。ここから先はもう登り返しはない。
雑穀谷はモナカで苦しんだがここから先は快適プチパウダーで楽しかった。
チャリまでほとんどノーストップで滑走してあっという間に車道まで到着。
あとはチャリでゲートまで漕がずにダウンヒルして終了!
最高の天気の下、冬の大日岳を思う存分楽しむことができてよかった。
コメント
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先生大日岳ゲットピークしましたよ!皆さんにお会いできて光栄でした。雑穀谷せっかくなんで皆さんのトレース辿らせていただきました。13時くらいに降りた時はいい具合にほぐれてましたよ〜感動のコースでした。ありがとうございます!
今日はお疲れさまでした!
無事登頂されたようでよかったです。
雑穀谷からの登り返しは灼熱地獄だったのではないでしょうか。
またどこかの山でお会いしましょう。
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