鎧岳・兜岳 〜見た目は鎧、中身は兜〜 [奈良県 曽爾村]


- GPS
- 03:58
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 820m
- 下り
- 819m
コースタイム
天候 | 雨→霰→雪→雷雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
目無橋付近の沢筋のトラバースは狭い上に沢まで崖なので注意する。 |
その他周辺情報 | 道の駅『伊勢本街道 御杖』に温泉あり。 |
写真
感想
今日も寒気のせいで近畿地方全体的に雨か雪予報。
もう春なので天気が安定しないのは分かってはいるが、こうも近畿地方ばかり雨が降るのもどうかと思う。
天気が悪かったら悪かったで、展望の効かない山に登れば良いと思い、向かった先は曽爾村だ。そう、鎧岳と兜岳だ。
来たはいいが車を停める場所探しに苦労して、ネットで調べたらサンビレッジというキャンプ場に停めてるみたいなので向かうと県道がサンビレッジまでで通行止めになっており、これならサンビレッジに入らず通行止めの柵に路駐すればいい。
なんとか車を停めることが出来るも雨が本降りになっているので出だしからカッパ装着だ。
登山口までは東海自然歩道を暫くあるく。
最初の宿跡で迷うも正規の道を見つけながら進むと、正面から犬が吠えてこっちに向かおうとしたから威嚇すると、犬はそこで止まり戻っていく。 猟犬だ。
猟犬なら人を襲うことはないので安心して荒れた東海自然歩道をあるく。
この歩道は最後まで荒れており苦労して林道に下りきり、ようやく登山口に入っていく。
登山道も石が多く歩きにくかったが、すぐに林道と合流して林道を歩く。
猟師がいたので話してみると、今日は全然ダメだったという。
林道を歩ききり、ようやくまともな登山道へと入る。
ああいった山だから特に鎧岳はかなりの急坂だろうなと予想しながら登るも、正直普通の傾斜だ。
尾根の分岐からいよいよ鎧岳の山頂直下に入るが、確かに急坂だがこんなもんなのかと。
直下を登りきり、鎧岳山頂にたどり着いた。
やはり展望はなかったので、これで良いんだ。
記念撮影を済ませ、ゆっくりしようにも雪が降って寒いので、とりあえず鎧岳の付け根を覗いてから兜岳に向かう。
なお、鎧岳の付け根は木々で下まで見えなかったが、落ちたらただじゃ済まないので近づかなかった。
先ほどの尾根の分岐まで戻り、緩やかな尾根伝いを歩いて峰坂峠にたどり着く。
ここから鎧岳の登りに入るが、これが容赦ない急坂だ。
終いにはロープまで連続して出てくる程だ。
一見鎧岳の方がこんな感じだと思うが、見た目と中身が逆だ。
なんとか登りきるも、切れ落ちてる崖の上を歩いているので気が抜けない。
最後の直下を登りきれば山頂だ。
やはりここも展望のない山頂だが、風雪を少しでも和らげてくれるので助かる。
パンをかじりながらも寒いので、小休止に抑え下りへと向かう。
下りがかなりの坂で、ロープ付きを頼らないと下れない傾斜だ。
しかも雪で濡れているから掴んだロープから水が染みてきて冷たい。
急坂下りを終えると植林の中に入り、傾斜も緩やかになり安心する。
沢に下りきり、これで終わりだなとおもったが、登山道はわざわざ沢の上をトラバースしており、その登山道は片足しか余裕がない道幅のくせに、沢の崖に向かって斜めになっている。
それに加えて雨で滑りやすく、崖に落ちれば確実にケガするので、そこら辺の草木を持って落下防止に努めるも、その草が棘だったりとうんざりする箇所だった。
今回の登山で一番怖い箇所だった。
なんとか県道に出れて、テクテク歩けば大規模な陥没崩落箇所があり、吸い込まれそうで怖かった。
駐車場にたどり着く手前で落雷の音がなり最後まで気が抜けない登山になりました。
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