乙女高原 小楢山 塩平尾根Vルート下りで迷い

2012年04月07日(土) [日帰り]

• GPS: 07:10
• 距離: 13.5km
• 登り: 966m
• 下り: 951m

コースタイム

塩平駐車地点7:45―塩平尾根出口8:053―乙女高原自然観察路入口8:40―乙女高原自然観察路出口10:05一10:13乙女高原10:30―焼山峠11:05―一杯水12:00一12:15小楢山12:30―小楢峠12:40―タナネイリノ頭(塩平尾根入口)12:43―塩平尾根と南塩平尾根分岐12:55―迷いロス―塩平尾根出口14:37―塩平駐車地点14:55

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場:
塩平バス停下側約500m地点に10台位可能。

バスの場合:
塩平まで行くバス便は1日3本しかありません。しかし塩平の2km手前の洞雲寺まで行くバスは8本に増えますから利用できます。
http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/fs/6/2/3/8/_/makiokasen_jikoku_2016.pdf
バスは窪平発ですのでご注意。窪平までは山梨交通のバスもありますが時間が合いません。窪平はJR塩山駅より5km程離れております。

コース状況／危険箇所等

不明瞭箇所:
・乙女沢沿いの乙女高原自然観察路はあまり歩かれていないようですのでやや不明瞭です。
・塩平尾根はバリエーションコースです。下部の一部を除いて踏み跡はありません。
・塩平尾根は広いので非常に迷いやすいです。降るのは止めて登ることを強くお勧めします。登るときは迷わないと思います。
・塩平尾根と南塩平尾根分岐地点は写真のピンクテープと三又に分かれた木が目印です。写真をご覧ください。

危険個所:
焼山峠から小楢山の間は一部凍結がありましたが避けて通れます。

写真

4/7 8:30

塩平の駐車地点から林道を歩いて焼山峠方面へ行きます。

4/7 8:35

50分位で乙女高原自然観察路入口に着きます。
入口はこの先の道が暗そうに感じます。
この大きな案内板が入口の目印です。

4/7 8:42

しかし自然観察路は明るい感じの自然林の道でした。
傾斜は緩やかです。
国土地理院の地図では終始尾根道として書かれていますが、看板からしばらくは乙女沢に沿って道がありました。

4/7 9:26

50分ほどでこのような平坦地に着きますが周囲にはいくつかの壊れた炭焼き窯の跡がありました。
道はこの先で乙女沢から離れます。

4/7 9:33

どんな動物の仕業か勿論お分かりですね。

4/7 10:03

乙女高原まで10分手前です。この横から焼山峠からの林道が並行しています。

4/7 10:16

乙女高原。
初夏から夏の終わりまではお花畑になります。

4/7 10:52

乙女高原から焼山峠までは林道を2km歩きました。

4/7 11:22

焼山峠から小楢山までは概ね防火帯を歩きます。
いくつかの小さいピークを越えて行きますが、その巻き道もあります。

4/7 11:57

一杯水ですが水は有りませんでした。
ここは小楢山山頂を通らず小楢峠へ行く道の分岐点です。

4/7 12:13

小楢山山頂。
約20人の団体がいました。

4/7 12:22

左のピークは幕岩付近。

4/7 12:37

小楢峠。

4/7 12:40

小楢峠から約3分で塩平尾根の降下点に着きます。
ここに274と石に書かれています。赤い県境見出票27にも274と書かれています。

4/7 12:48

降り初めて約13分でこのような倒木がありこの先に塩平尾根と南塩平尾根分岐があります。

4/7 12:49

塩平尾根と南塩平尾根分岐には2個のピンクテープを前回付けました。

4/7 12:49

この分起点の様子です。
この写真は南塩平尾根を見ています。

4/7 12:50

この写真は前の写真の続きですか塩平尾根を見ています。
ピンクテープの他、この三又に分かれた木が目印です。

4/7 13:16

塩平尾根は広い尾根で枝尾根もあり迷いやすいです。踏み跡もありませんが獣の踏み跡は有ります。
今回は2回迷いし、それぞれ戻ったり、無理やり隣の尾根へ移動したりしました。

4/7 14:05

尾根の薮は比較的少ないですが濃い所も部分的にあります。
この辺は塩平まで40分位の場所。

4/7 14:28

ほぼ尾根の末端に着き一安心。

4/7 14:34

塩平尾根から林道へ降り立つところ。
ここは塩平バス停から10分程のところ。

4/7 14:41

塩平の道祖神。

撮影機器：

DMC-FX35 Panasonic

感想

hachi

昨年1月に塩平尾根を登りましたが、迷うこともなく高い所を目指せば良いだけでしたので簡単でした。したがってピンクテープなど殆ど着けませんでした。
しかし、今回この尾根を下りましたが、尾根が広く更に複雑に分かれていて2回も迷いました。
地図には歩いたままを記入しましたが少しズレれているかもしれません。
初めて歩く場合は、登ってください。

今回の迷いでバリエーションルートは降るより登るものだと改めて感じました。

なお、途中から分岐している”南”塩平尾根は下りでも迷うようなところは無いと思いますが、こちらもバリエーションルートです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-104614.html

コメント

ちろる

お疲れ様でした
山の上は春の気配はまだまだって感じですね
でも岩の上でのお昼寝(？)は気持ち良さそうですね
樹木につけられた傷跡は……もしかしてクマさんの仕業ですか

hachi

Re:お疲れ様でした
-TIROL-さん

お元気そうなので安心いたしました。
お山の上の春はもうすぐですよ。なんとなく春の息吹を感ました。-TIROL-さんもお出かけください

山登り中のお昼寝は最高です。場所と気象条件と時間的余裕の三拍子がそろった時にちょっとだけ楽します
木の傷跡は勿論クマだろうと思います。かなり新しい傷跡でしたので、鈴とカウベルジャラジャラさせて歩きました

masai

お疲れ様です
hachiさんが道迷いとは驚きました。
ご無事で何よりです

乙女高原、花の時期に一度だけ歩いたことがあります。
小楢山も気になっているのですが、バリルートは私には厳しそうです

hachi

お疲れ様です
masaiさん

迷った時は時間が早かったことと、車なのでバスなどの時間が気にならなかったため冷静でした。
道が無い所で迷ったのだから“道迷い”じゃななくて“自分の位置がわからない”のだ・・・・。とか、いろいろ理屈を一人でブツブツ言っておりました

乙女高原も良いですが、その後ろの水ヶ森林道(４月下旬から通行止め解除)を新緑の時期に行くと良いですよ
塩平尾根は登るのであれば簡単です。ここも新緑の時期は良いと思います