STY 2012

2012年05月19日(土) ~ 2012年05月20日(日)

• GPS: 19:47
• 距離: 78.9km
• 登り: 3,497m
• 下り: 3,494m

コースタイム

5/19 10:00　富士山こどもの国 スタート
　　 13:12　エイドステーション�╂症抻涼羈惺� 着
　　 23:43　エイドステーション��本栖湖スポーツセンター 着
5/20 03:33　ウォーターステーション�¬賃�氷穴 着
　　 05:47　河口湖大池公園 ゴール

天候

天気:概ね晴れ〜快晴☀
気温:天子山地一帯は通過時刻によって大きく異なる
風力：無風又は微風
※今大会は天候に最大に恵まれました。それでも夜は一度立ち止まれば寒くて仕方がありません。疲労困憊で動けなくなった場合に悪天候だったら…

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自家用車

※富士山こどもの国へ前日パオ泊する場合のアクセスは「最悪」と言わざるを得ません。駅前に宿をとる場合と同じ位或いはそれ以上の交通費がかかります。

【放送予定日】
NHK特集番組　放送日時決定！
UTMF156キロ、48時間のレースに完全密着するドキュメント番組「激走！富士山一周　〜ウルトラトレイル・マウントフジ〜」（仮）がNHK−BS1で放送されます。その放送日時が決まりました。
6月15日（金）
第1部　夜11：00〜11：50
第2部　深夜0：00〜0：50

コース状況／危険箇所等

【ULTRA-TRAIL Mt.FUJI】
→http://www.ultratrailmtfuji.com/

※携帯・ヘッドライトの予備電池は十分に持ちましょう

写真

5/11 17:56

事前に準備した食料〜走り終えて分かったがやはり自分は消費カロリーの1/3程度がベストかな

5/2 21:09

レギュレーションに則ったギア〜開いたすき間に食料を突っ込む

4/9 21:42

新しい相棒「ゲルフジ レーサー」

5/12 0:31

「胃薬」と「コムレケア」は最高に役にたった！

5/20 15:50

夜中のコンビニで途方にくれた俺に「載せてってやるよ」と声をかけてくれたおじさんから託された

5/20 15:58

富士急 富士山駅〜いい天気だ(^^)

5/18 13:56

河口湖畔の穏やかさとは裏腹に間もなくここは汗みどろの戦場になる

5/20 15:59

開催発表〜3.11〜一年半待った鏑木さんの想いが込められた挨拶
最後の言葉「Goodluck everyone！」に俺は思わず泣きそうになった

5/20 16:00

実行委員の静岡大教授 村越先生
「皆さんの無事を祈って坊主にしました！怪我ない（毛が無い）！」

5/20 16:19

LUNASANDAL社創始者ベアフットテッドがやって来ると聞いて〜もし会えたら思ったら〜会えた(*´∀｀)「BFT」のサインが嬉しい

5/20 16:01

15:00 富士山をバックにULTRA-TRAIL Mt.FUJI（UTMF 156km）がスタートした！

5/20 16:02

「行ってらっしゃい！」「頑張って！」の大歓声

5/20 16:03

制限時間48時間…

5/20 16:04

Shizuoka To Yamanashiのスタート地点「富士山こどもの国」〜今日はここのパオに素泊まり

5/18 22:55

夏の象徴さそり座が綺麗だね(^^)

5/20 16:06

富士山こどもの国はUTMFのエイド�Г任發△�

5/18 23:16

23時過ぎ〜UTMFのトップ選手が通過！

5/20 16:06

目覚めたら人が増えていた(^_^;)
UTMF仮眠中のイタリア人(^_^;)オツカレサマ

5/19 4:55

5時〜夜明け

5/19 6:17

UTMFのほぼ中間地点

5/20 16:07

たった今着いた選手、準備を終えてスタートする選手が入り混じる

5/20 16:07

仮眠中の旦那の再スタートを控えて準備する奥さん（推定(^_^;)）一人で成し遂げる事は容易ではない

5/20 16:07

頑張れ！あと82km…

5/20 16:08

富士山は今日も快晴(*´∀｀)

5/20 16:08

横アングル

5/20 23:32

高台からこどもの国一帯を

5/19 6:53

宝永火口〜「埋めちゃえばいいのに」って思ったのは俺だけでしょうか(^_^;)

5/19 6:55

行ってらっしゃい(^^)

5/19 8:20

厳しい装備品チェック〜せっかくタイトにパッキングしたのに〜(T_T)

5/19 8:29

靴擦れ数カ所・親指爪剥がれを押して行きます！

5/19 8:41

荷物は一足先にゴールへ運ばれます

5/19 9:08

82kmのレースにどれだけ食料が必要か？未知の領域だけに不安は尽きない

5/19 9:15

STY参加の1200名他が大集結！

5/20 15:53

いつものお守りに加え〜娘がビーズを編んでくれた(*´∀｀)

5/20 16:12

スタート12秒前！

5/20 16:12

皆速そうだな(^_^;)

5/19 10:02

「行ってらっしゃい」
「行ってきます」

5/19 10:04

先を急いでもしょうがない(^_^;)
あと「82km」ですから…

5/20 15:54

色とりどりのランナーが多いことはトレイルランナーの華やかな一面

5/20 15:54

華やか��

5/20 15:54

顔！顔！

5/20 15:54

華やか��

5/20 15:54

華やか��

5/19 10:14

華やか��

5/20 15:54

華やか��

5/20 15:53

性別・体格は絶対条件ではない

5/19 10:26

下り基調30kmのエイド�┐泙任浪翹�する作戦だっただ…道が言った…
道「行ける時に行け！突っ込め！突っ込め！」

5/20 15:53

林道・ロードを織り交ぜえて進め

5/19 10:53

10km走って約1時間〜下りとは言え速すぎる(^_^;)念のためエネルギー補給しとこ

5/20 15:53

こースは高圧電線の保守道へ

5/20 15:53

お花畑(*´∀｀)

5/19 11:48

約20km地点のウォーターステーション北山

5/20 16:12

大人の遠足(*´∀｀)

5/20 16:13

トレイルランの醍醐味は足下だけでなく頭上などにも注意を払わなければならないこと〜神経を研ぎ澄ませ！

5/19 13:11

エイド�┐諒莨譟舛犬磴覆�て西富士中学校

5/19 13:12

応援の皆が暖かく迎えてくれた(*´∀｀)ありがとう

5/19 13:13

約3時かんで到達〜計画4時間だっただけに速すぎた(^_^;)気持ち良く走れたけど

5/19 13:23

「富士宮焼きそば」〜エイド手前では他のランナー達とこれが楽しみと言う話で盛り上がった(^^)

5/19 13:24

足は出血していない〜痛みもない〜行けるぞ！

5/20 16:13

2回目の装備品チェック〜天使山地の厳しさを象徴する
優勝したジュリアンのコメント「30kmもエイドのないコースは初めて…」

5/20 16:13

水のない川を渡って〜

5/20 16:13

田園地帯を抜け〜

5/20 16:13

いざ！天子ヶ岳へ

5/19 14:13

ストックを使ってみるが〜俺には不要だった

5/20 16:13

ひ〜

5/20 16:13

は〜

5/19 15:29

追い越しなんか出来ませんでした(^_^;)

5/20 16:14

2kmで標高差800mを登り切る(^_^;)小休止小休止

5/19 15:38

マイペースとは分かっていても続々と人が出入りするので落ち着かない(^_^;)楽しむ勇気を…

5/19 15:39

ここから約十数kmかけて10以上のピークを登っては下り登っては下り…

5/20 16:14

女性とは思えぬペースで斜面をぶっ飛んで行く〜付けたあだ名は「弾丸」〜これから先しばらくの俺のペースメーカー

5/19 17:07

度重なる登り返しにハイドレーションの残量がゼロに…結論！水が少なくて済む俺ですら3リットルないと天子山地は越えられない…

5/20 16:14

どこのピークだかだんだんどうでもよくなってきた(^_^;)

5/20 16:14

約30kmノーエイドを見越してか…臨時の給水所が設定されていた(*´∀｀)水500mlゲット！

5/20 16:15

ガスってきた…

5/20 16:15

富士山？見えない…

5/19 17:55

登っては下り登っては下り(^_^;)

5/19 18:48

夜7時をこえるとこんな薄暗さ〜そろそろ自分もライト点灯

5/20 16:15

節約に努めてきたけど…また水切れ(T_T)苦しい…

5/19 19:33

前を行く選手の列

5/19 19:37

コース脇の草むらで「回復体位」〜足裏が地面から開放されるので「仰向け」より遥かに楽(*´∀｀)

5/19 19:39

華やかでないトレイルランの一面(^_^;)

5/20 16:15

お守りを見て沢山応援してくれている人がいることを思いだす(^^)

5/19 21:03

山一つ後ろを下るランナーの群れ(^^)ミエナイ

5/19 21:43

夜の富士山(^^)カメラニハウツラナイ

5/19 23:35

天子山地の下りは軽快に(*´∀｀)みんなでおしゃべりしながら〜「コーラが飲みたい！」

5/19 23:41

エイド��本栖湖スポーツセンターに到着！

5/19 23:45

コーラが旨い(*´∀｀)いや何もかも旨い！

5/19 23:52

人間らしいご飯を食べられる喜び(*´∀｀)

5/19 23:58

最後の30kmに備えろ！

5/20 0:54

仮眠室は溢れ〜センター内はさながら野戦病院(^_^;)自分も廊下で1時間の仮眠zzz

5/20 1:17

精進湖(^_^;)ダカラミエネーッテ

5/20 1:59

ヘッドライトの光量が不足し足下が危ない…電池交換(T_T)エイドでやってくるんだった(^_^;)段取り悪い

5/20 2:06

そして「樹海」へ

5/20 2:06

霊的なヤツは…写っていないようです(^_^;)

5/20 2:21

しばらく国道139号を走る〜長いロードは苦痛だった…

5/20 3:16

最終エイド「鳴沢氷穴」到着(^^ゞ

5/20 3:18

良く分からんエナジードリンクもらって飲む(^_^;)

5/20 16:16

紅葉台の遊歩道〜最後の登りを終える頃〜夜が開けてくる(*´∀｀)

5/20 4:47

河口湖町を眼下に〜大池公園の灯りが見える〜帰ってきたんだ…

5/20 16:17

ここまで頑張ってくれた脚にはまだ何の異常も感じない〜努力は人を裏切らない

5/20 5:17

コース最後は湖畔ラン

5/20 5:19

約半日振りに「弾丸」に追いついた(^_^;)

5/20 5:22

朝日

5/20 5:40

そんなコト言われてももうゴールですから止まらね〜よ

5/20 5:41

残り1km

5/20 5:46

「お帰りなさい」の大歓声の中ゴールへ

5/20 16:17

今時の運動会じゃないけど〜皆が一等賞〜こんなレースはそれでいいと思った

5/21 14:23

今回大活躍のスポーツようかん(*´∀｀)

撮影機器：

EOS Kiss X3 CANON

EXILIM G EX-G1 カシオ

iPhone 4S Apple

感想

ゲスト

【人の善意】
レース前日夜、「夜中にそんな装備でどこ行くの？」と声をかけてくれたおじさん〜「俺の息子も去年エントリーしてたんだ、代わりに頑張ってくれよ、何なら送って行ってやろうか？」と俺にエールを送ってくれた。ありがとう

何とかしてたどり着いた深夜の富士山こどもの国…そこは別ゲートだった…通り掛かった帰り際の職員さんは俺を送ってくれた。「明日頑張って下さいね。」ありがとう

見しらぬ俺達を「行ってらっしゃい」で見送り、「お帰りなさい」で迎えてくれた沢山の人達。ありがとう。

エイド�┐撚兇料�備品チェックを行なってくれたお姉さん。可愛い(^_^;)

沢山の人の善意に支えられながら今回のレースを無事完走することができました。改めてありがとう。

【食料対策「量」�　�
どれだけの食料を持って行くかはトレイルレースの大きな課題である。持ちすぎれば地獄、持たなくても地獄。一般的に「1.05×体重×METS数×時間＝消費カロリー」で求められるが、METSと言われる運動強度の設定で大きく違ってくる。ランニングや登山は「8」と言われるのでそのまま計算してみるとSTYで「10,000kcal」となる。エナジージェル何か数十本、おにぎりで約50個だ。アウトドアショップの殺し文句でもある。しかし、STYを完走して消費したカロリーを計算してみると持参した分で約3,000kcalと少なかった。考えなおしてみると、82kmを20時間であるから時速は平均で約4kmつまり歩行のMETS「3」で計算してみると約4,000kcalとつじつまが合う。自分の走力に合わせて考えればいいのである。今後のレースの食料計画に大いに役に立った。
【食料問題「質」�◆�
やはり多くの選手が口々に言っていた。胃腸をやられた…と。エナジージェルだけではいけないと良く言われているにも関わらず、やはり消費カロリーそしてパック容量の都合でジェルに頼らざるを得ない方も多いようだ。当日会場でアートスポーツの方に進められて買った「スポーツようかん」は良かった。高カロリー＆喰った感がいい(*´∀｀)飽きないように取り混ぜていろいろ持って行くのがいいだろう。辛い山の中でのせめてもの楽しみに「味」は意外に重要かもしれない。でないと嫌気がする(^_^;)
【水分】
STY中盤の天子山地の30km弱の縦走は非常に過酷だった。夜間の上（タイムによる）、エイドが無い。自分は水の消費が少ない性質で30〜40kmクラスのレースでも2Lあればいつもお釣りが来る。なので今回はパック容量を少しでも食料にと思ってハイドレーションを1.5Lにして臨んだ。西富士中のエイドでフルにした天子山地に臨んだが、あまりの登り返しの多さに途中でそこをついてしまった。急遽500mlのウォーターステーションが設けられていたがそれも飲みきってしまい非常に辛かった。結論として3Lなければ余裕を持って山を越えることは厳しいだろう。また、西富士中のエイドで「コーラは一杯までです」と言われた時は絶望した(^_^;)
【天子山地】
天使山地縦走のUPDOWNの続く十数kmは精神を病むところだった(^_^;)コース脇の草むらに行き倒れて呼吸の回復と脚力の回復を待つ〜標高差200m刻みでそれの繰り返し〜足裏を地面から開放できる「回復体位」はこんな時にも有効だった。うさぎとかめの話ではないが、一歩一歩休まず着実に進むのが効率的であることも実感した
【コースレイアウト】
STYは予想外に変化に富んでいなかった。山道・林道・ロードと言った感じ。特に本栖湖スポーツセンターを出てから鳴沢氷穴までの国道139号線の延々と続くロードは苦痛以外の何物でもなかった。トレイルをつなぐ補助的なロードは致し方ないが、まんまコースになっていたのは残念である。おいしい部分はほとんど富士東側だったのかなぁと思うと来年UTMFに出たいと思う(^_^;)
【感想】
自分の参加したSTYですら20時間…では30・40時間かけるUTMFはどれほどなのだろうと思った。天子山地の道中では「もうしばらく山は見たくない」と本気で思ったが、完走して改めて思う事〜「いつかはUTMF」だ。STYの82kmなんて走った事もない。よく比べられるハセツネだって未経験。まったく未知のそのレースに体だけは作っておこうと思ってまだ雪のある1月から月間100km以上を目標に走りこんできた。自分で言うのも非常に何だが…努力は人を裏切らない…いい歳してまだまだ記録は伸びるだろうと確信している。

【結果（速報値）】
STY男子 392位/1011人(完走率83.2%) 19:47:07

コメント

f-moto

お疲れ様
完走おめでとう御ざいます。

写真、感想文から苦労もあったでしょうが、楽しさが伝わってきました。

私もチャレンジして、みたくなりました。


いわて銀河のゴールで会えることを楽しみにしています。

ゲスト

ありがとうございます(^^ゞ
天子山地縦走中はそれはそれは心がダークサイドに堕ちていくのを実感しました(^_^;)もっとしっかり高低図を見てイメージトレーニングしておけば見通しも立って心理的に楽だったかもしれません。そんな辛い思いもゴールに近づくにつれて晴れて来て〜今では完走した自分を誇らしく思えます。来年は是非ＵＴＭＦの方に参加したいと今では強く想えます。その節は是非ご一緒に(^^ゞ

いわて銀河の100kmはロードなので全く自信がありません(^_^;)脚が持てばいいのですが…よろしくお願いします(^_^;)

ゲスト

Norizoさん(^^)ありがとうございます！
トレイル50kmが自己最高の距離でした…これが一気に82kmですから自信は全くありませんでした(^_^;)それが逆に自分を追い込んで〜氷点下でまだ雪のある１月から月間100kmの練習量維持につながりました(^^ゞ

弾丸ちゃんには5kmほど走ってすぐにぶっちぎられました…が…半日後の翌朝〜ゴール手前2kmで追い付くことが出来ました(^_^;)彼女は膝を痛めてしまったそうです…