残雪の高見石から天狗岳

2012年05月04日(金) ~ 2012年05月05日(土)

• GPS: 13:45
• 距離: 15.8km
• 登り: 1,175m
• 下り: 1,152m

コースタイム

5/4　渋の湯7:45-9:40地蔵仏9:45-10:30高見石11:10-11:40白駒池12:50
　　　-13:30高見石小屋13:50-15:20中山展望台-15:30中山15:35-15:50中山峠
　　　　-16:00黒百合平/黒百合ヒュッテ泊
5/5　黒百合平7:00-7:10中山峠7:15-8:15東天狗8:30-8:55西天狗9:05
　　　-10:25中山峠-10:30黒百合平10:50-11:15唐沢温泉分岐
　　　　-11:40八方台分岐-12:30渋の湯

天候

5/4雨時々曇。
　　昼頃一時晴れるが雹・雷雨の後結局夜半まで雨。
5/5早朝の小雨が急速に晴れる。午後は曇。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

渋の湯の駐車場は約20台駐車可。

コース状況／危険箇所等

林の中は融け残った圧雪が凍ってツルンツルン。
黒百合平からの下りはずっとアイゼンつけっ放し。
渋の湯から地蔵仏の間の登山道は沢から溢れた雪融け水で「川」状態。
稜線は林の中を中心に雪が残るが露岩のところも多い。
アイゼンはあったほうがよい。
特に天狗への登りは必須。軽アイゼンの人も見かけたが見るからに危ない。

写真

5/7 23:57

圧雪が凍ってツルンツルン。

5/7 23:59

沢から溢れた雪解水で登山道が水没。水の下には氷が残っていてツルンツルン。

5/7 23:58

激流。
とても渡渉できない。

5/4 10:55

高見石から氷結した白駒池を見下ろす。北八ツのつぶらな瞳はまだ冬眠中。

5/4 12:35

白駒池湖畔。

5/4 15:29

中山で雷雲が一瞬切れて天狗を望む。

5/4 16:04

雨の中、ようやく黒百合ヒュッテに到着。

5/5 7:08

中山峠から東天狗の雄姿。朝の曇天が嘘のように晴れてくる。

5/5 7:20

並び立つ東天狗と西天狗。

5/5 7:44

雪の斜面をアイゼンを効かせて一歩ずつ登る。

5/5 8:24

東天狗頂上2,646mに立つ。向こうは西天狗。

5/5 8:22

東天狗頂上から南八ツの展望。

5/5 9:06

西天狗頂上。どんどん雲がやってくる。

5/5 9:03

東天狗を振り返る。

5/5 9:09

ガスに追われるように東天狗に引き返す。

5/5 10:32

黒百合ヒュッテまで戻る。ヒュッテ前の川は水が流れているのに中の氷は凍ったまま。。。

5/5 12:31

氷の登山道を下り渋の湯に帰り着く。

5/5 13:35

渋御殿湯で山の汗を流す。透明な熱い湯と青白色の冷泉。30℃くらいの湯は最初は震えがくるが浸かっているとぽかぽかと温まってくる。底にたまった青い泥も気持ちよい。

5/5 15:04

信州といえばやっぱり蕎麦。美味堪能。

5/7 23:57

SAにて。
かつてゴンのファンでした。
単行本も買いましたねえ。

撮影機器：

PENTAX Optio W60 PENTAX

感想

ikomaniyon

5/2諏訪湖SAで車内泊
5/3麦草峠から高見石〜中山〜天狗岳を縦走しオーレン小屋に宿泊
5/4は天狗を登り返しにゅうから白駒池に周り高見石小屋に泊
5/5は麦草峠から茶臼山・縞枯山までピストンして下山
　という行程を組んでいたが、
悪天のため1日短縮して、渋の湯から1泊2日の周遊ルートに変更。
レベル的にはちょうどよかったかも。

初日5/4は雨の中を登り、
高見石で一時雲が切れ白駒池の展望を楽しめたものの、
その後は雹や雷雨の中の中山越え。
中山展望台もガスの中で視界0でがっかり。
それでも、中山からの下りで雲間から天狗が姿を見せ、期待が一気に上がる。

夜半まで雨でやきもきし翌朝も重い曇天だったが、
遅めに出発し中山峠にさしかかると急に雲が飛ばされ天狗が一望のもとに。
後は雪の斜面を駆けあがり、岩をよじ登り、東天狗の山頂に。
夏沢峠の向こうに聳える南八ツにしばし凝固。

黒百合平から原生林の中の氷の道をアイゼンつけっ放しで下山。

下山後は、硫黄臭が心地よい渋御殿湯で2日間の汗を流す。

ちょっと天候に恵まれなかった感があるけれど、
高見石では雲が切れたし天狗も晴れたし、よしとしなければ。
感謝。