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Yamareco

記録ID: 197371
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

笠ヶ岳(笠新道日帰りピストン)

2008年09月23日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
20.7km
登り
2,111m
下り
2,117m

コースタイム

新穂高温泉P4:15−9:55笠ヶ岳10:14−10:20笠ヶ岳山荘11:12−16:03新穂高温泉P
過去天気図(気象庁) 2008年09月の天気図
アクセス 9月23日(火) 晴れ
コース状況/
危険箇所等
登山道は整備されていて危険と感じる箇所はありませんでした。
新穂高温泉からの林道を離れてこれからいよいよ笠新道を登ります。取り付き点ではご覧のように水が大量に出ています。
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新穂高温泉からの林道を離れてこれからいよいよ笠新道を登ります。取り付き点ではご覧のように水が大量に出ています。
笠ヶ岳までの中間点ではなく杓子平までの中間点です。ここまで、およそ標高100mごとに標識が出ていましたので、休憩や時間確認に役立ちました。
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笠ヶ岳までの中間点ではなく杓子平までの中間点です。ここまで、およそ標高100mごとに標識が出ていましたので、休憩や時間確認に役立ちました。
杓子平に着きました。グイグイ標高を上げながらここまで登ってきましたがパーっと広がったこの景観は圧倒的でした。
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杓子平に着きました。グイグイ標高を上げながらここまで登ってきましたがパーっと広がったこの景観は圧倒的でした。
杓子平から見る笠ヶ岳。この展望は忘れることのできない絶景でした。思わず見入ってしまいました。
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杓子平から見る笠ヶ岳。この展望は忘れることのできない絶景でした。思わず見入ってしまいました。
杓子平の上部から下部を撮りました。心安らぐ景観が広がっています。まだ稜線には達していません。
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杓子平の上部から下部を撮りました。心安らぐ景観が広がっています。まだ稜線には達していません。
もう少しで稜線に出るところから笠ヶ岳を撮りました。好天に恵まれ乗鞍岳、焼岳、御嶽などよく見えていました。
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もう少しで稜線に出るところから笠ヶ岳を撮りました。好天に恵まれ乗鞍岳、焼岳、御嶽などよく見えていました。
ついに稜線の分岐に辿りつきました。ここからも360度の大展望が得られました。少し休憩をしてから出発しました。
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ついに稜線の分岐に辿りつきました。ここからも360度の大展望が得られました。少し休憩をしてから出発しました。
稜線上から笠ヶ岳を撮りました。心を奪われるほどの大絶景でした。「来て良かった〜」としみじみ思います。
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稜線上から笠ヶ岳を撮りました。心を奪われるほどの大絶景でした。「来て良かった〜」としみじみ思います。
抜戸岩越しに笠ヶ岳を撮りました。ほとんど登山者もおらず快適な山行でした。このあたりかなり疲れてきています。
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抜戸岩越しに笠ヶ岳を撮りました。ほとんど登山者もおらず快適な山行でした。このあたりかなり疲れてきています。
山荘を目前にして岩場に入ってきましたが「ガンバ」と書いてあります。山頂どんどん大きくなってきています。
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山荘を目前にして岩場に入ってきましたが「ガンバ」と書いてあります。山頂どんどん大きくなってきています。
笠ヶ岳、北アルプス主稜線から離れてはいますがやはり百名山、魅力のある景観が広がり心に深く残る山行です。
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笠ヶ岳、北アルプス主稜線から離れてはいますがやはり百名山、魅力のある景観が広がり心に深く残る山行です。
そろそろ山荘が近づいてきました。さて、休憩してから山頂にいくか、それとも一気に行くか、悩むところですが。
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そろそろ山荘が近づいてきました。さて、休憩してから山頂にいくか、それとも一気に行くか、悩むところですが。
ということで、せっかく天気も良いことですし、頑張って山頂まで直行することにしました。帰路に休憩します。
ということで、せっかく天気も良いことですし、頑張って山頂まで直行することにしました。帰路に休憩します。
最後、グイグイ高度を上げていきます。山荘を振り返るとあっという間に小さくなっています。間もなく山頂です。
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最後、グイグイ高度を上げていきます。山荘を振り返るとあっという間に小さくなっています。間もなく山頂です。
播隆上人も見た槍ヶ岳が笠ヶ岳山頂からすぐそこに見えています。山頂は二重構造になっています。
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播隆上人も見た槍ヶ岳が笠ヶ岳山頂からすぐそこに見えています。山頂は二重構造になっています。
山頂から360度の大展望が広がっています。このとき風はかなり強かったです。水晶岳・鷲羽岳方面の景観です。
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山頂から360度の大展望が広がっています。このとき風はかなり強かったです。水晶岳・鷲羽岳方面の景観です。
もう一度槍ヶ岳。一種異様でそれでいて荘厳な雰囲気をたたえています。槍に伸びる尾根筋も迫力満点です。生きているようです。
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もう一度槍ヶ岳。一種異様でそれでいて荘厳な雰囲気をたたえています。槍に伸びる尾根筋も迫力満点です。生きているようです。
大キレット。約40日前に歩きました。自分が歩いた道を見るのは感慨深いものがあります。しかしそそり立っています。
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大キレット。約40日前に歩きました。自分が歩いた道を見るのは感慨深いものがあります。しかしそそり立っています。
北穂、涸沢岳、奥穂、ジャンダルム。ジャンダルムはこの翌年の夏に南下しました。このときは何がなんという山か分かりませんでした。
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北穂、涸沢岳、奥穂、ジャンダルム。ジャンダルムはこの翌年の夏に南下しました。このときは何がなんという山か分かりませんでした。
山荘で休憩後、下山しました。山荘では50分ぐらい休憩しました。「サヨナラ」の文字は復路で見えるようになっていました。
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山荘で休憩後、下山しました。山荘では50分ぐらい休憩しました。「サヨナラ」の文字は復路で見えるようになっていました。

感想

《9月22日・月》
20:00前に自宅を車にて出発しました。新穂高温泉の駐車場には日付が変わって9月23日(火)1:00過ぎに到着。3:30まで仮眠をとっていよいよ出発です。

《9月23日・火》
食事をしたりなんのかんので出発したのは4:15。ヘッデン・懐中電灯を5:30ぐらいまで使用しました。そして7:46、杓子平に到着。ここから見る笠ヶ岳やその周辺の景色は圧巻でした。好天にも恵まれこの上ない景観を堪能することができました。杓子平を過ぎたあたりから風が強くなりました。長袖シャツ1枚だけでしたので寒さを感じました。稜線の分岐からはお馴染みの笠ヶ岳の山容を見ることができました。稜線は思った以上に時間を要しました。歩き通しの疲労と寝不足が原因でしょうか。山荘で休憩も考えましたがせっかくの好天、一刻も早く山頂に立ちたいと思い、ノンストップで山頂まで行きました。山頂は遮るもののない360度の大展望が我々を待ってくれていました。

山頂を辞し笠ヶ岳山荘で休憩。1時間ぐらい食事をしたりしてゆっくりとしました。16:00ぐらいまでに駐車場に戻れればと考えていたので、完全にユッタリモードになっていました。景観が良かったこともありますが、どちらかというと疲れていたのではと思います。で、結局駐車場に戻ってきたのは16:03。そしてこの日は笠ヶ岳山荘を経営する栃尾温泉・民宿栃尾荘に宿泊。美味い山の幸を堪能し翌朝4:30ごろ出発し10:30には自宅に戻ってきました。

笠ヶ岳日帰りピストンは、よく見ているブログにそんなことが書いてあり、挑戦しました。この日は水2函⊂型ザックで荷物は極力軽くしました。行程途中に山荘があるのも心強かったです。なんにしても好天に恵まれ、杓子平の絶景と稜線上から見る笠ヶ岳の美しい山容、そして播隆上人に開山を決意させた槍ヶ岳の見事な姿、十二分に満足のいく山行でした。

笠ヶ岳の山頂に立ったことにより、日本百名山94座まできました。この年の10月上旬に剱岳&立山に行くことしていますので年内に96座。そして翌年、夏に残している水晶岳・鷲羽岳・黒部五郎岳・薬師岳の4座に登り百名山達成となる。北アルプスを最後に残したことによって行程の組み方や山頂に立つだけでない楽しさも享受させてもらった。良いのか悪いのかは別にしても今回のような体力勝負の長距離日帰りピストンもある。もっともっと多くの楽しみを山からいただければ嬉しい。
(2012年6月)

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