燧ヶ岳（尾瀬）百名山：35座目

2012年06月22日(金) ~ 2012年06月23日(土)

• GPS: 27:44
• 距離: 25.8km
• 登り: 1,481m
• 下り: 1,478m

コースタイム

6月22日
14：02　大清水（1190m）出発
14：52　一ノ瀬休憩所（1420m）
16：02　三平峠（1780m）
16：14　三平下
16：37　長蔵小屋着
6月23日
06：51　長蔵小屋出発
06：58　大江湿原
07：08　長英新道分岐
09：35　御池岳（2220m）
10：22　俎ぐら（2346.2m）
10：58　柴安ぐら（2356m）
14：28　長英新道分岐
14：40　長蔵小屋
16：04　三平峠
16：59　一ノ瀬
17：46　大清水帰着

天候

22日雨のち晴、23日晴

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車 飛行機

岡山空港の駐車場は無料。
東京から上毛高原まで新幹線。
駅レンタカーで大清水、大清水の駐車料金は1日500円（2日で1000円）。

コース状況／危険箇所等

長英新道はゆるい登りではあるが、雨と雪解け水のせいで、泥濘がひどくスッパッツは必携。
御池岳から先の雪田のトラバースや、柴安ぐらの直下に残雪あり。軽アイゼンを持参するも着用に必要はないし。
尾瀬の木道も一部破損有り。
登山ポストは大清水では見当たらなかったが、三平下の木道にカウンターあり。
尾瀬は飲料水は豊富にあり、随所で給水できるため、小さめの水筒で充分。
湿原や登山道は、泥濘が多いためスパッツは必携。

写真

6/24 22:28

大清水を出発

6/24 22:28

案内板も随所にあり、分り易い道です。

6/24 22:29

大清水を振り返ります。

6/24 22:29

山神さんが祀られました。

6/24 22:29

一ノ瀬までこんな感じの林道歩きです。

6/24 22:29

数分で登山口の標識。

6/24 22:29

新緑の木漏れ日を進みます。

6/24 22:29

一ノ瀬休憩所、お休みでした。

6/24 22:29

雑草を入れない為に、足を洗う場所。ここからが山道。

6/24 22:29

山道とはいえほとんどが、木道と階段です。

6/24 22:29

三平峠到着

6/24 22:29

ここから尾瀬沼まで少し下ります。

6/24 22:30

三平下到着

6/24 22:30

ここからは木道歩きです。

6/24 22:30

尾瀬沼を挟んで明日登る「燧ヶ岳2356m」が、姿を見せてくれました。

6/24 22:36

早稲ッ沢。

6/24 22:30

6/24 22:30

長蔵小屋への分岐。

6/24 22:37

ひのき沢

6/24 22:37

6/24 22:37

長蔵小屋到着。
今夜はここでお世話になります。

6/24 22:37

小屋の右手裏手にシラネアオイが咲いてました。

6/24 22:38

歴史のある小屋だそうです。

6/24 22:38

久しぶりのシラネアオイ。

6/24 22:38

元長蔵小屋、小屋の横で自炊している人がいました。
尾瀬沼の眺望は抜群でしょう。

6/24 22:38

元長蔵小屋から浅湖湿原（あざみしつげん）。

6/24 22:38

夕方の燧ヶ岳

6/24 22:39

小屋は空いていて、我々二人も個室でくつろげました。
夕食まえに、お風呂に入れました。シャンプー石けんは禁止。
それでも、汗は充分流せます。

6/24 22:39

長蔵小屋の夕食です。生ビール（中）800円也。何よりありがたい。

6/24 22:39

夕食後また小屋の周りをうろちょろし、浅湖湿原の「三本カラマツ」。

6/24 22:40

シラネアオイももう終わりでしょうか。

6/24 22:22

リュウキンカ

6/24 22:22

リュウキンカと水芭蕉は、ほぼ同じ時期に咲くそうです。

6/24 22:41

ミツガシワ

6/24 22:22

6/24 22:41

奥っ沢湿原から沼山方面を望みます。

6/24 22:41

奥っ沢湿原から尾瀬沼方面を望みます。

6/24 22:41

6/24 22:41

朝には何もほとんど何も咲いていませんでしたが、昼にはタテヤマリンドウ、オオバタチツボスミレが花を開かせ、一面お花畑でした。

6/24 22:42

長蔵の朝食です。

6/24 22:42

長蔵小屋出発。

6/24 22:30

晴れています

6/24 22:30

浅湖湿原を進みます。

6/24 22:30

6/24 22:30

長英新道への分岐です。
これからが泥濘の始まり。

6/24 22:23

イワナシ

6/24 22:42

オオカメノキ

6/24 22:42

日光白根山（2678m）が尾瀬沼越しに見えて来ました。

6/24 22:43

サンカヨウ

6/24 22:43

サンカヨウが丁度見頃、満開でした。

6/24 22:43

日光白根山の右となりは、皇海山（2144m）でしょうか？
昨年雨の中登りました。

6/24 22:43

ミネヤマザクラ越しに俎ぐらを望みます。

6/24 22:23

桜も満開！

6/24 22:43

これはなんだったけ？

6/24 22:43

俎ぐらから柴安ぐらを望みます。

6/24 22:43

俎ぐら頂上直下には雪がまだついていて、そこをキックステップで登ります。

6/24 22:44

俎ぐら頂上（2346.2m）

6/24 22:44

足下にはキンバイ、その向こうに男体山（2466m）でしょう。

6/24 22:44

柴安ぐら頂上（2356m）登頂。
日本百名山：35座目。

6/24 22:44

ここまで来ると、北に会津駒ヶ岳（2133m）。
いつかは登らなければいけない山です。

6/24 22:44

西には尾瀬ケ原を挟んで、至仏山（2228.1m）。
7月1日までは登れません。この山もいつか登らないといけません。

6/24 22:45

こんな感じの雪田をトラバース。

6/24 22:45

清楚でかわいらしい花です。

6/24 22:34

サンカヨウの群落です、山の花の中でも大好きな方の花です。

6/24 22:45

エンレイソウ

6/24 22:45

延齢草、縁起の良い名前の花です。

6/24 22:31

ドロドロの長英新道を下り木道まで戻って来ました。

6/24 22:46

キヌガサソウが咲いていました。

6/24 22:46

タテヤマリンドウ

6/24 22:34

朝は閉じていたので気がつきませんでしたが、天気が良かったので、一面に咲いていました。

6/24 22:31

浅湖湿原まで戻りました。

6/24 22:46

最高の天気の中の山旅でした。

6/24 22:31

三平峠までの登りは、疲れた体にこたえました。

6/24 22:31

でも、ここから先の約40分の林道歩きはもっとしんどかった。

6/24 22:32

ゴールが見えて来ました、温泉と晩ご飯が待っています！

6/24 22:32

大清水に帰着しました。

撮影機器：

GXR RICOH

GXR P10 RICOH

PX RICOH

感想

aircanada

エアーカナダのマイルを維持する為に、年一回の飛行機での山旅。
今回は、念願だった尾瀬に行く事にしました。

大清水からスタートして、長蔵小屋に一泊し百名山35座目「燧ヶ岳（2356m）」を目指しました。
できれば、至仏山も登りたかったのですが7月1日まで、入山禁止との事。また尾瀬に来る事になります。
注意すべき所は、長英新道の泥んこ道です。午前中までの雨と、雪解け水で行程のほとんどが泥道で、スッパツは必携でした。
上の方はまだ残雪や雪田もありましたが、アイゼン無しでも大丈夫でした。

御池岳、俎ぐらと柴安ぐらは、好天に恵まれ四方の山々がよく見えました。
南には既に登った日光白根山と男体山、北には今後登りたい会津駒ヶ岳、西には至仏山が「おいでおいで」をしながらそびえていました。

尾瀬自体は一時よりも、客数も減り静かな山旅を楽しむ事ができましたし、下山後に宿泊した戸倉温泉：展望の湯「ふきあげ」の晩ご飯の山菜のてんぷらも美味しかった。今度至仏山に登る時の前後泊はここにしましょう。