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尾瀬を代表する雄峰
燧ヶ岳は福島県にある火山で、山岳景勝地・尾瀬にそびえています。
山頂は5つのピークで構成されており、それぞれは柴安堯覆靴个笋垢阿蕁法∃撕堯覆泙覆い燭阿蕁法▲潺離屮然戞∪屮淵哀豎戞御池岳です。標高2356mの柴安瑤賄賈粍碧未虜嚢睚です。
日本百名山に数えられ、高山植物や湿原と相まって見せる雄大な風景は、多くの人を魅了します。
山名の由来は諸説あります。火打石がたくさん採れることからと伝えられたり、雪解けの頃に見られるX字型の残雪が、火打ちばさみに見えるからとする説も挙げられます。また、山に宿る神が村人に火打石を授け、火起こしを伝えたからとも言われます。
観光地として名高い「尾瀬」
尾瀬は「尾瀬ヶ原」や「尾瀬沼」などを山々が取り囲んだエリアで、福島県、新潟県、群馬県、栃木県にまたがります。
尾瀬ヶ原は6千年から7千年かけて泥炭が積み上がった高層湿原です。その広さは本州最大で、東西6km、幅2kmに及びます。湿原は1年に1mm足らずしか成長できず、踏まれると荒廃してしまいます。土壌を保護するために木道が敷かれており、右側通行が定められています。
湿原特有の植物群落が圧巻で、自然散策のみを目的とした観光客も多く訪れます。
5月末から咲き始めるミズバショウの花畑は、尾瀬を代表する風景です。
続いて見頃を迎えるのはワタスゲで、7月にはニッコウキスゲが湿原を山吹色に染め上げます。
また、秋の草紅葉も趣があると評判です。
尾瀬ヶ原の東は、勇ましい姿の燧ヶ岳を望みます。
対する西には、至仏山が女性的に腰を据え、どちらも尾瀬のシンボル的存在です。
尾瀬沼は、燧ヶ岳の南に位置します。約8千年前の山体崩壊でできたとされる堰止湖です。
尾瀬ヶ原や尾瀬沼を眼下に収める
柴安瑤釆撕瑤了劃塞瑤蓮∩靆擇なく岩がごろついています。
展望は良く、尾瀬ヶ原と尾瀬沼がよく俯瞰できます。
また、至仏山や日光連山、越後三山など関東や東北の名山もよく見えます。
天気に恵まれれば、富士山を確認することもできます。
潤沢に建つ山小屋
燧ヶ岳へはどの道のりでも長く、1泊以上で予定を立てると余裕を持って歩くことができます。
尾瀬の山域は山小屋が多く、選ぶのに迷うほどです。また水が豊富なため、ほとんどの山小屋がお風呂を備えていることも特徴です。一晩を山で過ごせば、朝焼けや夕景、満天の星空などの絶景にも出会え、より尾瀬を満喫できます。
自然保護の先駆け的エリア
平野長蔵(ひらのちょうぞう:1870-1930年)は尾瀬を語るうえで欠かせない人物です。彼は1889年(明治22年)に、記録に残る燧ヶ岳の初登頂を果たしました。また、俎山頂まで石祠を担ぎ上げ、燧大権現をお祀りしました。
以降、彼は尾瀬の開発と環境保全にその人生を捧げます。
尾瀬沼の畔に「長蔵小屋」を開き、自らを「尾瀬沼仙人」と名乗りました。
そして尾瀬沼のダム計画や車道建設に反対し、自然保護の重要性を訴え続けました。長蔵の尽力は世論を変え、今日まで尾瀬の美しさは護られています。自然保護への理解はここから日本中に広まりましたが、今では当たり前とされる「ごみ持ち帰り運動」も尾瀬が発祥です。
登山口 |
御池登山口 大清水 沼山峠休憩所 七入バス停 |
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周辺の山小屋 |
尾瀬沼 尾瀬沼山荘、尾瀬沼ヒュッテ、長蔵小屋 見晴 尾瀬小屋、第二長蔵小屋、原の小屋、燧小屋、桧枝岐小屋、弥四郎小屋 赤田代 温泉小屋、元湯山荘 ヨシッ堀田代 東電小屋 中田代 龍宮小屋 山ノ鼻 尾瀬ロッジ、至仏山荘、山の鼻小屋 鳩待峠 鳩待山荘 七入 七入山荘 御池 御池ロッジ |
基本情報
標高 | 2356m |
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場所 | 北緯36度57分18秒, 東経139度17分07秒 |
・ヒウチの名は火打ちで、火山に由来と言われている。
・会津駒ヶ岳側から望むと「火打ちばさみ」の雪形が見られるとの説もある。
・燧ヶ岳の山頂には、「燧大権現(カツラギヒトコヌシ神)」の祠が祀られている。
■火山防災情報
・気象庁 https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/216.html
・会津駒ヶ岳側から望むと「火打ちばさみ」の雪形が見られるとの説もある。
・燧ヶ岳の山頂には、「燧大権現(カツラギヒトコヌシ神)」の祠が祀られている。
■火山防災情報
・気象庁 https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/216.html
山頂 | |
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展望ポイント |
山の解説 - [出典:Wikipedia]
燧ヶ岳、燧ケ岳)は、福島県会津地方南西部にある火山。山頂は南会津郡檜枝岐村に属する。標高2,356 mで、東北地方以北(北海道を含む)の最高峰である。南東の山麓は尾瀬沼で、尾瀬国立公園内にあり、至仏山とともに尾瀬を代表する山でもある。日本百名山の一つに選定されている。
山名の由来は、麓から見える残雪は火打ちばさみに似ていることによる。
火口付近には柴安?(しばやすぐら、2,356 m)、俎?(まないたぐら、2,346.0 m)、ミノブチ岳、赤ナグレ岳、御池岳の5つのピークがある。尾瀬ヶ原からは左から柴安?、御池岳、赤ナグレ岳が見え、尾瀬沼からは左から柴安?、俎?の2つのピークが目立つ。登山道が通じているのは柴安?、俎?、ミノブチ岳の3つであり、この順番に登山道で結ばれている。俎?には二等三角点「燧岳」がある。