川上岳へ ツメタ谷から大イチイ経由 初冠雪の北アルプス


- GPS
- 04:05
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 708m
- 下り
- 723m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
途中二股になるところを直進する 舗装された林道 「進入禁止」赤ランプあるが、ツメタ谷林道登山口まで入れる |
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ない |
その他周辺情報 | 一之宮町にある臥龍温泉 |
写真
感想
2019年(令和元年)10月23日(水)
川上岳へ ツメタ谷から大イチイ経由 初冠雪の北アルプス
先週、医王山の帰りツメタ谷林道登山口まで来たが、
時間が足りないと思い断念した川上岳へ向かった。
今日を除くとしばらく天気も良くないと予報が出ていたので思い切って岐阜県高山市まで足を伸ばした。
結果は大正解の川上岳の一日となった。
前回来ているので登山口までは全く問題なく着いた。
2台の車も止まっていたので安心感も出た。
林道を進むと「大イチイ方面0.3km」と「川上岳登山道方面1.5km」への分岐に出た。
ここは地図を確認すると大イチイ方面から直登気味に尾根に出るルートがあるのが分かった。
この方が断然近いようなのでツメタ谷を立派な木の橋を渡り大イチイ方面へ行くことにした。
ロープに囲まれた大木が何本か見られる。
イチイとは漢字で「一位」と書くようでなかなか優秀な名前だ。
常緑の針葉樹と言うことで、目の前に現れた最初の巨木は広葉樹なのでイチイとは違う。斜面を登ると黒くどっしりとした幹を持つ木が巨人のごとくぬっくと立つ。
これが大イチイ!
日本最古のイチイの巨木だそうで岐阜県の木、宮村の木として親しまれているようだ。
そして川上岳のシンボルでもある。
この大イチイの上部から登山道が延びていた。
急斜面をジグザグで登り、尾根らしき登りでは直登になる。
厳しい登りだが振り返ると樹間から白山の山並みが見られ元気づけられる。
稜線に出ると位山と川上岳の分岐になる。
天空の遊歩道とも言われている位山と川上岳を結ぶ稜線だ。
この稜線からは御嶽山がまず見られた。
その御岳は雪をかぶっているではないか。
家に帰り新聞で初冠雪だったことを知るが、雪をわずかにかぶる姿が美しかった。そして乗鞍岳も同じようにうっすらと雪をかぶる山容が見られた。
当然その奥には槍・穂高の稜線も輝き見ることができた。
起伏の少ない稜線を進むと360度大展望の川上岳山頂へと到着した。
稜線から眺めていた乗鞍、御嶽それに北アルプスを代表する槍・穂高が一望できる。
そして目の前には位山がどっしりと構えている。
同じようではあるが稜線から切り離されるように舟山が見られる。
三角関係にけりを付けるように、位山の男神と結ばれた川上岳の女神は手をつなぐように天空の遊歩道で結ばれ、舟山の女神は谷を挟み位山から独立している。
伝説ではあるが、三山の置かれている位置が良くできていると思う。
川上岳は山頂付近、高原のようになだらかな山容で秋晴れの一日を楽しめた。
紅葉により赤みを帯びた山肌も女神らしく着飾っていた。
下山に使った山之口登山口への分岐経由の道は快適で気持ちいい稜線歩きができた。
ふるちゃん
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