熊野古道中辺路 滝尻王子〜継桜王子

2019年10月20日(日) [日帰り]

• GPS: 08:47
• 距離: 18.6km
• 登り: 1,316m
• 下り: 1,006m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:04
• 休憩: 1:38
• 合計: 8:42

距離 18.6km 登り 1,316m 下り 1,018m

8:37 滝尻王子
9:26 剣ノ山
9:36 9:40 飯盛山
10:36 10:49 高原霧の里休憩所
11:35 11:40 大門王子
12:15 12:55 十丈王子
13:35 上多和茶屋跡
14:10 林道交差点
14:30 14:35 大坂本王子
14:55 15:10 道の駅 熊野古道中辺路
15:27 15:32 牛馬童子像
15:47 15:50 近露王子
16:08 楠山坂登り口
16:38 比曽原王子
16:53 16:57 継桜王子
16:57 17:01 野中の清水
17:19 野中の一方杉バス停

昼の休憩先に予定していた十丈王子が十丈峠付近にあると思ったのですが、その10分ほど先に休憩所とトイレがありました。
　熊野古道の途中で、バス停に降りれるところは、
高原熊野神社⇒20分　紀伊中川バス停
道の駅熊野古道⇒0分　牛場童子口（牛場童子像からは20分）
近露王子⇒2分?　近露
継桜王子⇒20分　野中一方杉
小広王子⇒20分　小広王子口または小広峠
熊瀬川王子から蛇形地蔵間の迂回路で熊瀬川谷と合流点⇒7〜8分?　道湯川橋
発心門王子⇒2分?　発心門
伏拝王子⇒2〜30分　道の駅奥熊野
　※道湯川橋バス停では外国人の団体が降りていきました。
コースタイムは和歌山観光情報が出している熊野古道マップが、トイレ、水飲み場、休憩場所等が明記され、途中の地名目印もわかりやすく参考になります。ほぼその目安通りの歩行時間でした。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

滝尻から熊野大社まで車両運搬サービスを利用　\12,000（中辺路町商工会が事業主体）　野中一方杉17:29発〜近露、近露7:32発〜発心門王子間は竜神バス利用。
バスは本数が非常に少ない。

コース状況／危険箇所等

滝尻から飯盛山までは山道。高原熊野神社手前から舗装道や石畳、それを過ぎしばらくするとまた山道や石段になります。近露から継桜までは舗装道路です。
　道、道標は整備されていますが、舗装道路から山道に入る箇所では道標を見逃しそうになりました。

その他周辺情報

途中でお店が、高原霧の里休憩所､牛馬童子手前の道の駅（古道から道路挟みすぐです）、近露、継桜王子のつぎざくら茶屋（16時で終了）にあります。
水場は、高原霧の里休憩所､道の駅、近露王子、野中の清水（継桜から結構階段を下る）｡
トイレは高原霧の里休憩所､十丈王子、道の駅、近露王子、継桜王子にあり整備されてます。

写真

10/20 8:14

滝尻にあった熊野古道石碑

10/20 8:14

滝尻王子社。この左手から古道を行きます。

10/20 8:16

滝尻からが熊野の聖域になるのか。

10/20 8:24

滝尻王子の茶店。ここで朝食でもよかった。外国人が多いので英語表記。「black tea」って紅茶のことなんですね。
「red tea」じゃありません。
　最近の抹茶ブームもあるし、日本は緑茶が一般的と思われてるから、「tea」では緑茶と思われかねないのできちんと区別してるのか。
飲食店じゃ緑茶はサービスでメニューにないけど、外国人は知らないでしょうから。

10/20 8:47

胎内くぐり。ザック降ろさないと無理そうなんで見ただけ。

10/20 8:55

10/20 9:36

飯盛山展望台から栗栖川方面の眺め。この手前に迂回路があるのでショートカットできます。先が長いので迷いましたが、やはり展望を観たかったので。ま、先の高原に行けば展望は良いので急ぐ場合は飛ばしてもいいかも。

10/20 9:37

展望台はこんな感じ。座るベンチなどはありません。

10/20 10:21

高原の民家

10/20 10:23

高原から見る二川の民家

10/20 10:34

霧の高原神社。先週の台風で秋祭りが今日に流れたということで境内に椅子とか置かれてました。先を急ぐので観ずに。

10/20 10:42

霧の高原休憩所。草餅を売ってました。同行者はヨモギがたくさん入ってよかったとの感想。トイレ、水場あり。

10/20 11:35

10/20 14:29

10/20 15:27

牛馬童子像は思ったより小さかった。道の駅に大きなレプリカがあったのでそれくらいかと思いましたが、2〜30cmくらいかな。

10/20 15:34

峠を越え近露の民家が見えてきます

10/20 16:52

やっと継桜王子に到着。せっかくとった、雑誌に出てくる、つぎざくら茶屋の写真は撮ったはずなのに見当たらず。
比曽原王子は「跡」となっていて道の脇にポツンとあり、同行者は皆見逃しました。

10/20 17:20

ようやく野中一方杉バス停に到着。
17:29の最終バスに乗り遅れないよう急いだのに10分近くバスは遅れ、バス到着予定時間に近露まで迎えを頼んでいた民宿まんまるのご主人に迷惑をかけてしまいました。
でも夕食の熊野牛も朝食の鮎も美味しかったです。
　バスが来た時にはすっかり日が暮れてました。遅くなった時のためにライトは必要ですね。
　

感想

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前日に田辺で泊まり、朝に滝尻の古道館で車搬送依頼し、滝尻王子から野中一方杉バス停まで。近露まで戻り泊りの予定で。外国人が多いと聞いてましたが、やはり日本人より多かったですね。
　大坂本王子までの下りで皆かなりへばったようで、予定になかった道の駅によることに。ここで、ジュースやソフトで栄養補給。
　その後、牛馬童子像まで観光に来た人たちと話しながら、野中一方杉まで行く予定と話してしまったため、予定通りに頑張っていくことに。翌日雨の予報だったんで、見ておくべきところは今日中にとの思いもありましたから。
　道の駅で休憩しすぎたためにバスの時間に間に合うか微妙に。
何とか近露に16時前に到着できたので、気力を振絞り継桜王子まで。
　途中、下ばかり見てた同行者。登りが終わったあたりから景色が良くなったんで、見ながら歩くと頑張れると励ましながら何とか継桜王子に。休憩をちょっとしてすぐに階段を下り、野中の清水をちょこっと覗き、ひたすらバス停まで。
　近露からは皆、本来の古道歩きの苦難の参詣の精神を味わえたことでしょう（笑）。
結局、翌日は朝から雨で、軟弱にも発心門から熊野大社まで歩くことに決定。
　「そんなん昼前に着くで、せっかく弁当も民宿で用意してもらったのに」
という私の声も空しく。後はほとんど観光客と化してしまいました。
発心門まで川湯やわたらせの旅館からの無料送迎車があるので、雨でも多くの人が歩いていました。