烏岳 〜誰もいなかった南勢の里山〜 [三重県 多気町]
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- GPS
- 02:36
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 429m
- 下り
- 424m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
正規のルートは歩きやすい。 |
写真
感想
1週間前よりも更に仕事が忙しくなり、週末には身体はボロボロだ。
しかもこの日は頭痛がきつく、なにをしてもしなくても辛い。
そんな状況でも少しだけでも良いから山に登りたかった。
日本海側は天気が悪そうなので南に移動。
初めは白猪山に登るつもりだったが、日の照り返しで頭痛が悪化したので断念。
ならば近くの烏岳に登ることにして、墓場の駐車場に着いたが頭痛と共に眠気が襲い、カラスが鳴きまくるなか寝てしまった。
目覚めたのは13時だった。
この時間なら全然大丈夫だし、とりあえず頭痛は収まったので歩き始める。
ピストンは嫌なので、林道を左に逸れてのルートを行く。
最初は散歩道みたいな感じだが、すぐに荒れた道に変化し、行き止まりみたいな場所に着いた。
その行き止まりを右に行けば正解だったのだが、目印が一切無いため行き止まりの崖を這い上がって進んでしまった。
崖の上は急坂の中、倒木だの無数の幼木が邪魔して普通に歩くことが出来ない。
間違いにはすぐに気がついたが、戻るのがめんどくさいので、少しでも歩きやすい獣道をトラバースしながら登れそうな場所を探し、急坂を何とか尾根まで上がりきった。
登りきった尾根は意外にも高圧線の巡視路で、非常に歩きやすい道でホッとして、気持ちよく歩いた。
するとこの山1番のキツい急坂に遭遇し、ロープがあればなーっていうような傾斜で、木を掴もうにも届かない場所なのでかなり疲れた。
そもそも標高500mの里山でこんな場所があるなんて思わなかったから面食らった。
しかも登りきったら道は消え、木々が無数に生い茂る尾根上を歩く。
アップダウンをこなしたら正規の登山道に合流できたのでホッとした。
この道もサブルート的なものなので多少歩きにくいが、道なき道を歩いてきた俺にとってはどうってことない。
偽ピークを通過し、更に登ると憩いの場みたいな場所に出て、大明神山の先の嬉野方面の景色が見れる。
更に先に進めば植林を越えて烏岳山頂に出た。
カラスは居なかったが、伊勢方面の景色、それとなんといっても局ヶ岳の勇姿が目立つ。
迷岳などの台高山地も見れてなかなか良かった。
帰りは憩いの場手前の分岐を左に折れる。
とても歩きやすい、これこそハイキング道だっていうような気持ちの良い道を下りきっておしまい。
林道の害獣柵手前で沢山の鹿に逃げられた。
気がつけば、色んなドラマがあったにも関わらず4キロも歩いてないのかと驚いてしまった。
しかもこんな短いハイキングで感想をここまで書けてしまうのも笑けてくる。
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