記録ID: 21249
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沢登り
塩見・赤石・聖
明神山・栃ノ木沢
2001年09月21日(金) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 822m
- 下り
- 896m
コースタイム
9月21林道終点(9:00) →20m大滝(10:00〜11:00) →明神山(13:30〜14:30) →三河川合駅(17:40)
アクセス | |
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コース状況/ 危険箇所等 |
栃ノ木沢左股 →明神山→乳岩峡 はじめ秋の三連休だったのだが、仕事ができたりで急遽日帰りを計画。時刻表を研究して、新幹線を使えば飯田線の早い便に乗れると調べ、カメさんと三河の山奥へ。豊橋から飯田線を1時間半も各停に乗り、県境も近い三河川合の無人駅でタクシーを呼ぶ。鳳来湖畔のくねくね林道を、話のおもしろい運転手にダム湖奥の栃ノ木沢まで送ってもらう。道からすぐに川原に降りるとそこは既にナメ。左岸へ渡る橋を越えるとナメは続くが周囲の杉林の間伐材が沢をふさぎ、ややうっとうしい。程なく流紋岩質の白いナメ床が現れた。前回の飛騨の沢上(そうれ)川といい、小さいながらもナメの決まった沢があるものだ。 この沢の特徴は巨岩と白いナメ床。巨岩は時折滝や段差を作り、ナメは小ぶりながら洗面器のような浅く広い釜をいくつも持ち、水流は透明でさわやかだ。この沢一番の核心、20mの大滝は、二条に別れた真ん中の壁を行く。はじめは左岸の階段状を行こうととりついたが、下で見るのと大違い、とりついてみると傾斜もあり、全然ダメで真ん中にする。真ん中は後半ホールドも細かくなり傾斜も増すが、残置6本のハーケンあり。セカンドのカメさんも意外やテキパキ登ってきた。この滝を越えたところに、ナメナメのプールと緩やかな滑り台のいい場所有り。腰を下ろしてギンビスのアスパラガスビスケットを食べる。とてもおいしい。 沢後半は右の支流を一本見送ったあと、ガレと倒木が増えてきたあたりで、右の支流を上る。予定では馬の背尾根の南にあがるはずだったが、途中山腹を巻く五万図に無い登山道にあたり、これに便乗して山頂まで。結果山頂の西のコルに出てしまい、その西の電波塔のあるポコをアタックしてしまう。またもどって山頂へ。国体競技に使われたとかで、展望台にトイレまである。興ざめだがおかげで展望は良く効いた。下りは乳岩峡へ。巨岩がビルディングの様に立つ乳岩峡はなかなかの見物。下を流れる滑床の沢も澄んだ水を流していた。 三河川合までの田舎道をてくてく歩き、電車がくるまで時間があったので朝のタクシーをもう一回呼んで、15分ほどの湯谷温泉へ。ここで次の電車まであわただしいが一風呂浴びる。ビールを買うチャンスもなく電車に乗り込む。豊橋でラーメン食べて、名鉄にのって名古屋へ。 |
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