記録ID: 21290
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積雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間
浅間山
1995年02月20日(月) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,187m
- 下り
- 1,179m
コースタイム
2月20日 浅間白根火山ルート駐車場C0(7:00)→シーデポCo1900m(8:20ー:30)→山頂(10:30ー11:00)→シーデポ(11:30-40)→浅間白根火山ルート駐車場(12:15)
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
東面から往復する。中軽井沢の駅で名取さんと待ち合わせ、浅間白根火山ルートの駐車場で前夜泊。モツ鍋でワインを飲む。ここは溶岩流のため樹林が無く、日本離れした風景だ。逆行の夕日に映える浅間山は非情に大きい山だ。最高点に直登している真正面のコンタ尾根を登ることにする。 標高1400mの冷え込んだ朝、一晩中雪明かりを灯した満月が、浅間山山頂に沈む間際、噴煙にあぶられている。とんこつラーメンを食って出発。季節風のおかげで噴煙は夏道の尾根のある南東方向に流れている。道路を渡ってスキーをはいてばんばん進む。乾いた、かさかさの雪だ。1900mあたりでシーデポ。シーアイゼンを使えばまだいけるが、どうせ下りのスキーもカキンカキンで楽しめそうもないので早めに履き替える。 アイゼンをキシキシ言わせて単調に登る。実にシンプルな山だ。標高2100mあたりからは尾根上の雪が寂しくなって火山礫が多くなるので、左の雪のあるほうによりながら登る。2500mあたりになって初めて、噴煙の香りがするようになった。最高点は煙がついたり離れたり。煙に巻かれるとサスガに苦しいので煙の向きが変わった隙をみて、姿勢を低くして最高点をタッチしてくる。噴煙の中にかいま見える噴火口は底なしだ。井戸のように垂直に深い丸い穴だった。晴れているのに煙のため展望は群馬側のみだ。四阿山が北に見えた。 下りは早かった。あっというまにシーデポ地点へ。シールをはがして滑降だ。クラスト波打ち斜面は始めターンする勇気がなかなかでないが、傾斜はそれほどでもないので果敢にターンを試みる。コンタ尾根東側の斜面は雪がたっぷりあり、下るにつれて快調な斜面になってきた。何しろ風景がデカいので気分がいい。駐車場までは止まらずに滑り降りた。登り3時間半、下り1時間15分。あっけなく終わってしまった。しかしどこからも見える浅間山を登って満足だ。いつも遠くから眺めて気になる山だったのだ。 このあと軽井沢への帰り道、スケートセンターにある千ヶ滝温泉で千円の銭湯に入ったので2時間近く露天風呂で粘る。浅間山を見ながらといきたいところだったが、残念ながら逆方向。ぽかぽか良い天気ではあった。 |
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