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最終更新:ヤマレコ/YamaReco
前掛山の大パノラマを味わう浅間山第一外輪山
黒斑山は浅間山を構成する山のひとつで、標高は2404mです。
浅間山の中では比較的危険箇所が少なく、短い時間で登頂することができます。登りやすさに加え、浅間山本峰をはじめとする眺望の良さから評判を得ています。
気象庁常時観測対象の活火山
浅間山は成層火山で、外輪山は三重に構成されています。黒斑山は最も外側の第一外輪山の一座で、その中では最高峰です。
今も火山活動は活発で、気象庁により噴火警戒レベルが設定されています。
現在登ることが可能な最高地点は、第二外輪山に位置する前掛山で、標高は2524mです。ただし、立ち入ることができるのは噴火警戒レベルが1の場合です。黒斑山は山頂火口より4km以内の距離にあり、噴火警戒レベルが3以上に上がると入山が規制されます。
登山を計画する際は最新の情報と、山域内の避難豪(シェルター)の位置を確認しておく必要があります。
前掛山の絶好の展望台
黒斑山登山の醍醐味は、第二外輪山と中央火口丘を望む独特の山岳風景です。
黒斑山が属する第一外輪山のふちから見えるのは、前掛山や中央の釜山火口を擁する火山体です。草木がなく黒々としていますが、その形は滑らかな台形で、迫力がありながら美しさも兼ね備えています。
冬は雪が付き白くなるため、粉砂糖を振りかけたガトーショコラに例えられます。この景色を求めて訪れる登山者も多く、積雪期でも人は絶えません。
メインルートは車坂峠からの2コース
黒斑山を目指す際、たいていの登山者は車坂峠から入山します。車坂峠は群馬県と長野県の県境上にあり、標高は1973mです。
車坂峠からは「表コース」と「中コース」の2つの道が付けられています。表コースで登り、中コースで下るプランがよく選ばれているようです。
表コースは車坂山を経由する道で、見晴らしに優れています。富士山や北アルプス、中央アルプスなどを望むことができます。
中コースは眺めはさほど期待できませんが、表コースよりアップダウンは少なく登ることができます。
第一外輪山のふちに着くと2つのコースは合流します。眼前に広がるのはダイナミックな浅間山本峰です。
すぐに着くピークのトーミの頭は、眺めの良い"遠見(とおみ)"を意味する、または農具の唐箕(とうみ)を指すとも言われますが、定かではありません。唐箕は風の力を利用して穀物を選別する道具です。どちらの由来にしても、遮るものは無く吹きさらしの場所であることを表しています。
浅間山(黒斑山)の難易度(信州 山のグレーディング)
50. 黒斑山(車坂峠) 難易度A ★☆☆☆☆(1)登山口 | 車坂峠 |
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基本情報
標高 | 2404m |
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場所 | 北緯36度24分18秒, 東経138度29分18秒 |
山頂 |
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山の解説 - [出典:Wikipedia]
黒斑山(くろふやま)は、群馬県嬬恋村と長野県小諸市にある浅間山の第一外輪山の最高峰である標高2,404 mの山。黒斑山の活動が始まったのは、10万年ほど前にさかのぼるといわれ、浅間火山の最も古い山体である。その後、標高2800〜2900mほどの成層火山に成長したとされる。
2万3000〜2万4300年前、プリニー式噴火に伴って大規模な山体崩壊が生じ、馬蹄形カルデラを形成した。現在の黒斑山は、その際崩壊せずに残った西半分である。この山体崩壊による岩屑なだれは、北に向かったものは吾妻川に流入し、さらに下流の利根川に流入して、前橋まで達し、前橋台地を形成した。南に向かったものは、佐久市岩村田西方の塚原付近にまで到達し、多数の流れ山を形成した。この岩屑なだれのうち、北に向かった前者は通過した地区に由来して応桑岩屑なだれ、南に向かった後者は塚原土石なだれなどと呼ばれる。山体崩壊後も活動は続いたが、2万1000年前頃には黒斑火山としての活動を終えたものと考えられる。
西山腹には「チェリーパークライン」の道路が通り、山頂から西に1.7 kmには車坂峠がある。車坂峠を挟んだ西隣の高峰高原にはアサマ2000パークのスキー場がある。千曲川の支流である蛇掘川及び吾妻川の支流である大沢川と小武沢の源流の山である。群馬県側から見ると横長の三尾根を備えた山に見えるため、上州側(嬬恋村)では「三ツ尾根=みつおね」とも呼ばれている。
黒斑山と第二外輪山である前掛山との間には湯の平/賽の河原といわれる高木が育たない火口原があり、周辺の景色はコーカサス地方の風景にもたとえられる。
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