記録ID: 21298
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
木曽御嶽山
2003年12月26日(金) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 750m
- 下り
- 782m
コースタイム
12月26日名古屋(7:00)→木曽福島(8:30)→田の原(10:30)→王滝山頂(15:20-30)→田の原(16:40)→スキー場下駐車場(17:30)
過去天気図(気象庁) | 2003年12月の天気図 |
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アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
今シーズンの滑り初め。木曽開田村の名取さんを訪問がてら、うちのカメと山スキー。朝7時の特急で名古屋を出て、おんたけスキー場の終点(田の原)2200mを出発したのが10時半。3000m峰の御岳山でもアプローチができあがっているので普通なら3時間で山頂に至る。名峰なれど近い。ただし高峰ゆえに白い領域の持つ危険度はもちろん一級だ。 樹林帯の緩傾斜地をぬけ、短いカンバ帯を出ると王滝登山道は結構凍り付いている。ハイマツがかろうじて埋まる程度に雪は飛ばされ、スキーで滑るには岩も出ていて雪も凍り付いている。スキーを置いてアイゼンに変えようかと考えたが、名取さんによれば、左手のルンゼを滑って降りれば快調とのことで、シール効かして、ずいずい上がる。2750mあたりで夏道がそのルンゼを横切る。尾根型からぶっ飛ばされた雪が吹きだまり、滑るのによさそう。久しぶりの山登りでバテバテになったカメと通常の倍の時間をかけて王滝山頂に至り、今後も楽しく山に登れるようにお参りをする。視界は悪くても100mほどある。風もほどほどで、気温もマイナス10度程度。 やや下ってからスキーに履き替える。ルンゼの中は薮も岩も無く、ほどよく乗った布団のような雪の上を好き放題ターンして滑走する。カメはスキーになると転びもせずに快調に滑り降りた。名取さんはスキー場パトロールの職場がら、ターンの切れの良さは以前の比ではない。単調なスキー場なんかで滑っているより、こういうところの楽しさと言ったら比べるべくも無い。広いすそ野を遠くに見て滑空するように高度を下げた。ルンゼは行き過ぎると田の原からはずれていくので、ダケカンバ帯あたりで元の夏道の尾根にトラバース気味に降りて戻る。 針葉樹林帯の中の細くて急な夏道で、制動の効かせようが無く、脇のハイマツの枝に片足突っ込んだ折り、すねを激しくぶつけて悶絶。しかし影響なし。すでにリフトも止まり無人になったおんたけスキー場を日暮れと競争で滑り降りる。日は既に落ち、辺りは群青色の闇と日の残したかすかな紅とで微妙な紫色に染まっている。 温泉にはいって、ご飯を食べて、開田村の名取宅(標高1200m)に泊まる。冬型が決まって寒気団が来るという予報だったが夜少し雪が降っただけだった。 |
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