浜益岳(1257m)浜益御殿(1038m)、雄冬岳(1197m)


- GPS
- 104:00
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 2,495m
- 下り
- 2,495m
コースタイム
6月3日曇り:C1(5:40)→浜益岳(9:25ー9:40)→C1=C2(11:35)
6月4日曇り後雨:C2(4:45)→浜益御殿(8:20ー45)→千代志別川二股C3(13:50)
6月5日曇りのち晴れ 休養停滞
6月6日快晴 C3(4:20)→雄冬山(8:45-9:30)→海岸(13:45)
アクセス |
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写真
感想
【ルート】
小川→浜益岳→浜益御殿→千代志別川→雄冬岳→赤岩川
放校確実の飯島と、野崎、秀司と残雪の増毛を踏破しようということになった。増毛のツウな三ピークを残雪沢季節に総ざらいの計画。千代志別も赤岩川もあまり記録無かったと思う。
幌小川の河口の漁村集落、幌で最終バスを下りた。赤ちょうちんくらいあるだろうと見込んでいたがよろずやが1軒あるだけだった。ショックをうけたがそこでカップラーメンを買って宵の浜でレッドを傾けた。大海原の風景に酔った。
6/2
バス停で寝た翌朝、小川を登リ、途中の広い薮河原で休息していたらメンバーの秀司が直進してしまいはぐれたが、無事に二又の天場で焚火。雪渓はこれより上ベッタリ。
6/3
翌日この雪渓の上をスタスタ登り浜益岳をアタックしてきた。CO640二股で登山靴に履き替える。途中滝の出ているところで脇の雪渓から大きく巻くところあり。ピークは平らで、ガスでなにも見えなかったが、以前、敗退の群別南西稜から見たこの山は巨大な象のようだったのを覚えていた。鈍重な容姿をしていても、それがこの山の個性で魅力である。特に隣の群別が槍のような姿だけに、この山は映える。下りは真面目に磁石を切る。C1まで下り、二股で焚き火。
6/4
小川の二股から浜益御殿に登る。途中小滝でザイル出す。CO750で雪渓に乗リ始めたころ、蒼い日木海が見えてきた。ピーク付近はササの草原。残雪にひょいひょい乗リながらピークへ。広大な暑寒別山群の全貌がわかってきた。この山は広い。雄冬を目指し、千代志別川を下る。この沢は予期せぬでかい滝が次々と出てきて、不安になった。が、沢を間違えたわけでは無かった。巻いたり、アプザイレンを何度やったか忘れた頃に雨が降リだした。ずぶ濡れになって二又へ。何もかもぬれたのでフルチンでシュラフに入った。くたびれたので翌日はここで晴天停滞した。日なたぼっこに釣りをして一日過ごした。濡れた服を乾かすため、飯島が予備の股引をはいて密林をさまよう姿は、まるでオヤジだった。
すっかり養生して千代志別川左又を雄冬岳にむけてまた登った。小さなゴルジュがあっただけであとは何もなし。源頭でササの猛烈な藪漕ぎを抜け、見晴らしの良い頂へ。見よ!群別のピラミッドを。紺碧の日本海を。満足だ。僕らの作った計画だという満足感があった。下リの赤岩川は小さくきれいな沢だ。キンポーゲが水辺にたくさん咲いていた。足の置き場がないくらい。沢を下って日本海に出る。鮮やかな青い海が谷の先に見えて来た。海を見て、ヒッチ。
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